- ベストアンサー
インフレに関する質問
- 日本円とインフレの関係についての質問です。円の価値が下がっているにも関わらず、給料が上がっていることに疑問を持っています。
- 回答者は、日本円の価値と給料の上昇には関係がないと主張しています。また、アベノミクスや従軍慰安婦問題に言及しています。
- 質問者は、円の価値が下がると給料が上がるはずと思っており、回答者の主張に疑問を投げかけています。
- みんなの回答 (8)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>円の価値が1/3になった。給料が10倍になった。全体で3倍に上昇している。 何か勘違いされているように思われます。 外為は円と外貨の相対的な価値です。一方給与はあくまで国内通貨だけの話ですから、日本国内で決裁しているものは外為がいくらになろうと関係ありませんので、これらを掛け合わせて3倍、と言われても意味がありません。 日本のインフレ傾向と外為に何の関係もないとは言いませんが、「円の価値が下がると給料が上がらないといけない」というのは一般的には言えないでしょう。円安になれば輸出関連業者の利潤は上がりますが、逆に輸入関連は損しますので給料の増減には波が発生します。
その他の回答 (7)
- cse_ri2
- ベストアンサー率25% (830/3286)
えーと、前の回答でも書きましたけど、マクロ経済をきちんと勉強しないと、本当のところはわかりませんよ。 小学生に微分や積分を教えるのと同じ。 面倒なようでも、ステップを踏んで一段階ずつ学ばないと、いつまで経っても理解できないでしょう。 一つだけ指摘すると、円の価値は上がっています。 円の価値は、ドル換算で1/3ではなく3倍になっているのです。
- wakaranyo2
- ベストアンサー率8% (81/940)
戦後の洗脳理論にまだ迷っているのですか?気がついて下さい。
- princelilac
- ベストアンサー率24% (1618/6634)
>円の価値が下がっていることと給料が上がることは関係がありません。 これが正しいです。 円高、円安で影響が出るのは、海外との取引の時だけです。主婦がスーパーで買い物をする前に、銀行で為替レートを確認するなんてあり得ません。「今日は円が高いから、豆腐が安くてたすかったわぁ。」って聞いたことありません。店によって値段の上下に差が出るなんてこともありません。 為替レートが給料に反映するのは、日本で働く外国人などです。プロ野球の外人選手が給料を (1)ドルで受け取る場合 球団はそのドルを円で買い取ってから選手に支払うことになります。円高なら球団の支出は少なくて済みます。選手には損得はありません。 (2)円で受け取る場合 そのまま日本に永住するなら、損得は球団にも選手にも一切でません。選手が受け取った円を外国に持ち出す時に、選手に損得がでるのです。円高なら外貨(例えば米ドル)を多く受け取れます。円安なら少ないドルしか受け取れません。 と、このようにお金を国外に持ち出さず、貿易もしない場合は、レートによる損得はないのです。円高なら外国の物を買う、円安なら外国へ物を売る、というのが有利です。貿易会社は輸入と輸出のどちらが主体なのかの違いで、円高歓迎と円安歓迎の二手に分かれるのです。
- parts
- ベストアンサー率62% (6366/10151)
こういう形になるのはある程度思ったのですけど・・・。基本的には、あまり質問者や回答者のハンドルまでは入れないほうがいいですよ。名前による検索が容易になるので嫌がる人もいますから・・・。 前の質問は、読みましたけど、回答はしなかったのですよ。理由は単純で、何を求めているか、どういう意図で質問しているかが見えなかったからです。世間一般の消費動向としてなのか、為替動向なのか・・・。インフレといっても、何をベースにインフレとするかによって、判断は変化しますから・・・。 円とインフレの関係というのは、単純にインフレという言葉と円を結び付けてすべてに適用すると、ほぼ議論にはなりません。なぜなら、そこに絶対評価の対象となる評価物がないからです。見た目でそうかもしれない、きっとそうだ、絶対に違うというのはあくまでその人の感覚的なものに依存しますから、経済指標という本来あるべきもので考えていないことになり、議論が破たんするのです。 個人的には、何を知りたいのかがいまいちわからないのですが、前の回答におけるNo.2の方は、いわゆる為替における固定相場を引き合いに出されています。いわゆる円とインフレの関係を単純に為替で見たのがこのケースでしょう。これは、体外に対する通貨の概念ですから、いわゆる輸出入における通貨インフレを考えての回答と考えられます。一般に、円に対するインフレで最初に考えるのはこれだと私も思いました。 それに対して、質問者様が考えているのは、円相場そのもの為替に対する考え方ではなく、国内での物価動向から見た時の円の力の強さを対比しているように感じます。すなわち、一ドル何円という感覚ではなく、昨日100円だったバナナが、今日は110円になったという、商品消費におけるインフレを見ていると考えられます。 これは、日本円におけるインフレではなく、商品市況におけるインフレとみたほうがよいかもしれません。どういうことかというと、今年はリンゴがとても売れていると仮定します。1個のリンゴ単価は200円平均だったとします。最近は災害が多いため、ある場所でリンゴ農家が被害を受けて、リンゴの生産量が減ったとします。しかし、リンゴがほしい人はたくさんいるとしたら・・・。そのリンゴが少し高くとも、数を必要とする人は、205円で買うこともいとわない。人によっては500円までなら出すというかもしれません。 これは、商品市況におけるインフレです。需要に対して、供給が下回ると商品は高くなります。 円が弱いからではなく、商品を欲する人が多いから値が上がる現象です。 食品などでは今は、この傾向が強く、円が相対的に弱いわけではないのです。 これは、米国などでも作物の不作から起きていますから、世界的な問題となっています。 では、円が弱い部分があるとすれば、それはどういう市場なのかというと、主に東京などの都市部における住宅などでは少し、インフレ傾向があると思われます。また、サービス業ではARPUの上昇を目指したビジネス展開が行われており、それゆえに値が上がる傾向があります。 逆に、家電などの市場では円のほうが強く品物の値下げが始まっている商品があります。 エネルギー市場などは、円安政策や海外の政情不安などから値上がり傾向が見られました。 これは、商品市況における輸入インフレもありますけど、世界的にエネルギー単価は上昇傾向にありますので、すべてがそれだけで説明できるものではありません。 といった具合になります。 インフレターゲットという観点なら、日本は現在インフレ誘導政策をとっていますから、当然インフレ傾向があります。ただ、円がインフレという言い方で言えば、それは今の時点では見られないと思われます。円相場そのものは、為替からみるとインフレ状態にはありません。
- ebigawasampo
- ベストアンサー率32% (203/632)
インフレと一口に言っても原因はいろいろあり、為替レートだけがインフレ要因ではありません。 >円の価値が1/3になった。給料が10倍になった。全体で3倍に上昇している。 円の価値は1ドル=360円時代と比べ3倍以上になっています。給料が10倍になってるとして、国際的な給与(所得)の価値は30倍以上になっていると考えるのが正しいです。 >円の価値が下がると給料が上がらないといけない関係にあると思うんですが私がおかしいですか? 円の価値が下がっても景気が上向けば給料は上がりますし、円の価値が上がっても景気が下向けば給料は下がります。優秀で鋭い人ならば、景気に関係なく給料の上がる人もいます。民主党政権のときは円が高騰したのに給料は下がりましたし、70年代半ばから90年代初めまで円はほぼ上昇しましたが、給料も上昇しています。
- dragon-man
- ベストアンサー率19% (2711/13692)
小生の回答を引用して頂き光栄の至りです。 >>日本円(通貨)とインフレは関係ありません。 ご理解頂けなかったようなので補足します。インフレは通貨の為替レートではなく、経済活動の状況が原因で起こります。為替レートにかかわらず、需要が供給を上回れば必ずインフレになるのです。今のインフレは日銀のインフレターゲット、すなわちアベノミクスの帰結です。日銀が国際買い上げで市中に資金を流し、その結果経済が好転し、需要が供給を上回ったのです。朝日新聞は反対していますが。集団的自衛権と同じように。 >円の価値が1/3になった。給料が10倍になった。全体で3倍に上昇している。 これも大誤解です。給料が10倍になるまで40年かかっているのをお忘れです。給料が上がったのは1ドル360円の為替レート(あなたの言われる日本円)にによるのではなく、その後の40年の経済成長がもたらしたものです。その間に(おおざっぱに言えば)GDPが10倍になったのです。だから給料も10倍になったのです。 >円の価値が下がると給料が上がらないといけない関係にあると思うんですが私がおかしいですか? まったくおかしいです。円の価値が下がると輸出競争力が増し、輸出産業の収益が上がるだけです。それ以外の輸入産業(典型的なのは電力会社)の収益は下がります。併せれば出入りトントンでしょう。繰り返しますが、日本円の為替レートとインフレ、給与アップは、直接の関係はありません。 ご理解頂ければ幸いです。
- guess_manager
- ベストアンサー率33% (1175/3512)
円の価値が下がって原材料を輸入して価格競争力が低下する会社は、原材料を国内で賄って価格競争力が低下しない同業他社と比べて業績が悪くなって給料が下がります。 従って、「円の価値が下がると給料が上がらないといけない関係」というのは間違っていることが証明されました。