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1000年ももつ建物とは

一体何故千年単位ももつのでしょうか? 昔のものは木造だったり石だったりと自然物をそのまま使っているものが多いですがそれが原因でしょうか? 人が加工した鉄などは脆いのでしょうか? 教えてください!

質問者が選んだベストアンサー

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  • foomufoomu
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回答No.3

>人が加工した鉄などは脆いのでしょうか? そうかもしれません。 ほとんどの場合、加工しやすい材料=壊れやすい材料 であるのは、たしかです。 ただ、法隆寺などの木造は、単純に、1000年もっているわけではありません。 木造の特徴の一つとして、「部分的な修復がしやすい」という性質があります。 法隆寺の柱、梁は、おそらく、すべて、数百年のうちに修復されたものばかりで、建設時のものがそのまま残っていることは無いだろうといわれています。 なお、ローマの建物には部分的に「コンクリート」が使われているものがあります。今のコンクリートとは違う材料で、かつ、鉄筋を入れないため長持ちするのですが、これは例外的に「加工しやすいのに長持ちする」材料なのかもしれません。 要約すると、長持ちする建物は、次のうちのどちらか ・長持ちする材料を使っている。 ・修復しやすい材料を使っていて、修復体制が整っている。

anntabakaxa
質問者

お礼

なるほど、ありがとうございます。 勉強になりました。

その他の回答 (2)

  • TANUHACHI
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回答No.2

 金属製の建造物といえば、厳密な意味では建築物とは言えませんが、東大寺の大仏がありますね?。 もしあれを最初から金属の塊で作ろうとしたらどうなるか。高温で溶解された銅が流れ出して形にすることすらままなりません。  それを形ある物とするならば鋳型を必要とすることになります。中子を作り、その上にかぶせる鋳型を作り、中子との間に金属を流し込む隙間を設けてそこに高温度で溶かした金属を流し込んで冷えた段階で鋳型を外せばその形になります。  もしこれを最初から金属の塊を彫り出す形で作ろうとするならば、どうやってその上によじ登るかとの作業方法も考えねばならずその分、手間も時間もかかります。  そして建造物が石や材木であるのは、それが比較的手に入りやすいと同時に「同じ材質を使って」の補修がし易いとの理由もあります。その上に加熱処理せずとも加工がし易いとの利点もあります。

noname#202167
noname#202167
回答No.1

※伝統建築物の修復やメンテナンスを特集した  複数のTV番組などからの受け売りのにわか知識の回答です。 コンクリートや鉄は、古いビルや古い橋を見ると解る様に、 50年もすればあちこちがボロボロになってしまう様です。 人が小まめに点検管理しないともっと早く寿命が来る様です。 全く手入れしなくなれば200年後には ほぼ全ての金属を使った建物が朽ちて倒壊する言われている様です。 木造は、安物の木材ではなく、防虫防腐に優れた木材を 生えていた当時の方角の通りに置いて使うなど 様々な知恵工夫を組み合わせて作った木造建築物であっても 人が全く手入れしなくなると数十年でボロボロになるのだそうです。 湿度の管理、雨などで濡れる部分の防腐処置、 稀に大発生する虫に木が食われてしまう被害への対策、 そして痛んだパーツを複製し取り替えたり、 伝統的な木造建築物は沢山の職人さん達の努力で 今も私達が見られる状態にある様です。 石造りの建物はピラミッドの様に長く長く残る様ですが、 暮らしやすい様にと木材を組み合わせている場合は、 そこはやはり木材はすぐ腐ったり痛んでしまう様で、 内側の手入れは欠かせない様です。 また、湿度が高いと石造りはカビの発生などで健康に悪く、 乾燥地帯で昼夜の温度差が高くなれば、 石であっても段々と風化して行く様で環境を選ぶ様ですが、 数百年経っても一番形がしっかり残るのは、 やはり石造りの様です。 自然界で朽ち難く残りやすいものが残る様です。 (50年も放置されれば内側はお化け屋敷状態だそうですが。) 条件の良い砂や土に埋もれていれば、 風雨や寒暖の差で風化する事も抑えられ、 より長い年月形を保てるのも石造りの強みの様です。 以上、受け売りのにわか知識ですので あまり真に受け過ぎないで下さいね。

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