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絵でライバル心を燃やされる
ちょっと場違いな質問かもしれないのですが、よろしくお願い致します。 最近カルチャーセンターで絵を習い始めたのですが、生徒の中で一人、私に嫉妬まじりの視線を向ける人がいて当惑してます。 その人は、アカデミックなデッサンをやった事がない、という絵を描きます。でも先生に弟子入りして長いみたいだし、色を使うといい絵が描けます。 一方私は美大出なので、いかにも「勉強してきました」という絵。彼女は私のを見て、しきりに「基礎があると違う」と言います。うっとおしいのでやめて欲しいのですが、どう言ったらいいのか分かりません。(私からすると、そんな事言うぐらいだったら、すぐにでも基礎の勉強を始めればいいのになぜしない。なのです) 彼女の立場が分かる、どういう気持ちか想像がつく、という方が、もしいらっしゃいましたら、アドバイス頂けないでしょうか。
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イラストやデザインの仕事をしています。 ですが大学は一般の学科でした。 やはり同業者の多くは美大や専門学校を出ていらっしゃいますし、また私が一般の大学に進んだのは経済的な理由でしたから、まわりが羨ましかった時期もありましたね。(美大予備校の講師に芸大以外ならどこでもいけるが芸大は一浪じゃ無理、と言われました) 特に、自分の描きたいものがなかなか描けないときとか。 今でもコンプレックスといえばコンプレックスです。 しかし10年以上この仕事をしてきてなんとなくわかったのは、他のイラストレーターさんにはその方なりの、自分のイラストには自分なりの「よさ」ってのがあることですね。 一番は、水彩でも油彩でも版画でも彫刻でも、完成した絵や作品だけで「あ、○○さんが描いたんだな」とわかってもらえるような作品を作れること。 その人なりの個性っていうでしょうか、それが表れている作品ですね。 そういった作品を作るために、デッサンや基礎が必要なら練習(勉強)するしかない。 デッサンや基礎が必要ないなら、別に羨ましがることもない。(もちろん基礎を勉強していることにこしたことはないと思いますが) 結局、自分が何を描きたいのか、どう描きたいのかが分からないと、いつまでも隣の芝生は青く見えて、特に芝生が「絵」の場合は、分からない理由や描けない理由を「基礎・デッサン」にしてしまうのが一番ラクな逃げ道なんじゃないでしょうか。 でも「絵」って本来、他人と比べるものではなく、究極的に自己満足を求めるものだと思うんですけどね。私みたいに仕事でなければ。 私が質問者さんの立場なら、彼女が最終的に何を描きたいのか聞いてみるかもしれません。 そのうえで、上記のような自分なりの絵に対する考え方を話します。 それでも彼女が「基礎」にこだわるのであれば、率直に「じゃあ、今からでも勉強したら」って言いますね。 だって「基礎」っていうのは、誰でも時間をかければ身に付くから「基礎」なんですから。 ご参考になれば。
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- miumiumiu
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私も別のことで言われたりしたことがあります。 うっとうしいでしょうが、これはその人のひがみなので、ほっておくしかないでしょうね。 その人は本当は基礎をちゃんとしたところで習いたいと思っているはずです。 ですが、今からとなると難しい。 だから基礎がしっかりしているあなたをうらやましいと思っているんだと思います。 もしですよ。 その人をあなたが誉めても 「私は基礎が出来てないから・・・」って謙遜されるでしょうね。 ほっておいた方がいいと思います。
お礼
アドバイスどうもありがとうございました。 私はその人について「口ばっかりで、やらない奴め」としか思ってなかったので、 彼女も習いたいと思っているはず、とのご意見には、目からウロコ。 その発想はなかった…。単純に考え過ぎてたのかなと反省しました。 とりあえず、言われるように静観しておこうと思います。
お礼
回答ありがとうございました。 重みのあるお話に、いろいろ考えさせられました。 自分の描きたい絵が分からないと、その理由を基礎に求めてしまうのでは、 との事ですが、そうですよね。 少し違うけれど、それは私自身にも思い当たるフシがあります。 私は私大に行ったのですが、自分の絵に自信がない時は、 浪人して芸大を目指した方が力がついたのかな、などと思ってしまいます。 言い訳だと分かっていても。 今まで彼女の事をいじめっ子としか思えませんでしたが、 そう考えると、私と同じなのかな、何も変わらないのかもしれないな、と おかげさまで思えるようになりました。ちょっと態度軟化。 参考になりました。