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低たんぱく血症患者の透析について
低たんぱく血症患者は、膠質浸透圧が低いために血管内に水分を維持することができず間質に移動し浮腫が出ると言います。 この時、血管内は、脱水状態で浸透圧の低い透析液を使用すると水分を吸収するためにそれがかえって浮腫みに繋がると言います。 浸透圧の高い透析液を使用すると除水効率が高まり排液量が増えて結果として除水が得られると言いますが、 なぜ、血管内の水分は間質に移動しているのに、透析液の浸透圧を上げて血管から水を引くことが可能なのでしょうか?
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- takochann2
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回答No.1
透析患者の浮腫は膠質浸透圧(低アルブミン)よりもナトリウムの過剰摂取や飲水過多の場合がほとんどです。もちろんネフローゼなどの例外はあります。 透析液と血液の間には浸透圧差はほとんどありません。浸透圧差を使って除水するのは腹膜透析です。したがって血液透析では極端な低アルブミンでも除水は可能です。 透析で血管内の水分が抜けると、しばらくして間質(浮腫)の水分が血管内に戻ります。その際の駆動力は静脈静水圧の低下と膠質の濃縮による膠質浸透圧差です。
お礼
ありがとうございます。 すみません、情報不足ですね。 うっかりしていました。透析は、腹膜透析の場合です。 あと、糖尿病性腎症患者でたんぱく尿が>=300の場合です。 透析で血管内の水分が抜けると、しばらくして間質(浮腫)の水分が血管内に戻ります。その際の駆動力は静脈静水圧の低下と >>膠質の濃縮による膠質浸透圧差です。 この部分は、水分によって血液が薄くなるために膠質浸透圧が低下しているものが、透析によって除水されるのでアルブミン値が高まるという事ですね。そして、静水圧も低下するので間質の水分がより戻りやすくなる。という事ですね。 この様な事は、腹膜透析でも起きるのでしょうか? お願いします。