この主語は何ですか
NHKからの抜粋です
Given the jump in the amount, the union will likely face tough negotiations, despite the company's robust earnings.
対応する日本語記事は、おそらく次です
今回の要求額は去年の妥結額である月額1100円の5倍を上回る水準で、2年連続のベースアップを巡り厳しい労使交渉となることが予想されます。
文頭の句は分詞構文の様です。文法書を見ると、次の例文を見つけました。
(Having been)Born in America, he is proficient in English.
(アメリカで生まれたので,彼は英語がじょうずだ)
「分詞構文の主語が省略される場合は、文の主語と同じ」だと書いてありました。実際、上の例文では「生まされた」のは"he"です。
すると、原文では"the jump"を与えられたのはthe unionになります。しかし、実際にはunion労働組合がjumpベースアップ要求を会社側に要求したのだから、"Given"でなく"Giving"が正しいと思います。
全文です
Mazda labor union to call for base pay hike
The labor union of Japanese automaker Mazda will call for a big hike in base pay at annual wage negotiations this spring.
Union officials made the decision on Sunday. They plan to seek an increase of about 2 percent, or over 50 dollars per month.
That's more than 5 times the amount the union won last year. It's also the biggest increase demand since Mazda introduced its current wage system 12 years ago.
Given the jump in the amount, the union will likely face tough negotiations, despite the company's robust earnings.
Mazda is expected to post a record-high operating profit in the current business year through March.
Among other Japanese carmakers, Toyota's labor union officials have decided to seek the same base pay raise as their counterparts at Mazda.
マツダ労組 ベア6000円要求へ NHKニュース
トップページBusinessニュースマツダ労組 ベア6000円要求へ
マツダ労組 ベア6000円要求へ1月18日 20時30分
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2年連続の賃上げが実現するかが注目されていることしの春闘で、自動車メーカー、マツダの労働組合はベースアップの要求額を去年の妥結額の5倍以上に当たる月額6000円とする方針を決めました。
およそ2万人が加入する「マツダ労働組合」は18日、広島市で代議員会を開き、組合員の月額の賃金を平均で6000円、率にしておよそ2%引き上げるベースアップを経営側に要求する方針を決めました。
この方針は、各職場で討議されたあと、来月中旬に改めて開く代議員会で正式に決定する見通しです。
月額6000円の要求はトヨタ自動車の労働組合の要求方針と同じ額で、マツダが現在の給与制度を導入した平成15年以降、最も高くなっています。
マツダは円安に加え新型車の販売が好調なことから今年度の営業利益が過去最高となる見通しですが、今回の要求額は去年の妥結額である月額1100円の5倍を上回る水準で、2年連続のベースアップを巡り厳しい労使交渉となることが予想されます。