> グレーは何色でも合うということなのでしょうか?
そうですね、グレー自体が色味(彩度)を持たないので、その意味ではどんな色と組み合わせても合わないということはないと言えます。
> グレーの中に何色を持ってくるのが一番ベストなのか?
については、
> 「それはあなたの好きな色を持ってくるのが一番ですよ!」
これも確かに正解であると言えます(^^
ただ、この場合
> テーブルに色を塗りまして、その色がグレーなのです。
> その中にワンポイントで違う色を塗ろうと思ったのですが
というはっきりした目的があるようなので、選ぶ目安についての理屈も少し考えてみましょう。
#3 さんの回答にいいヒントがあります。これらと絡めて考えてみます。
ひとつは、「前に出る性質の色を選ぶ」という方向性があります。
信号の赤や黄色は、注意する意識にアピールするため目に飛び込んできやすい色を選択しています。これは、これらの色が「近く」感じられる効果にもよります。高速道路やトンネルの中の照明にナトリウムランプが使われるのも、ナトリウムランプの放つ黄色い光がものを近くに浮き立たせて見せるため視認性がよくなる効果を狙っていると言われています。逆に、青や緑という色は奥に引っ込む性質の色です。
もうひとつには、明度とのコントラストというポイント。
グレーは最初の解説にも書いたとおり色味も彩度もない「明度」だけの尺度の色集団。なので、この色が与える効果としては「明るさ・暗さ」ということになります。最も明るいのは白ですから、グレーというのはこれに比べるといくらか明度が落ちている状態を意味します。特に、やや暗めのグレーということであれば、その中で「鮮やかな(派手な)色」「明るい色」を選ぶとインパクトの強い画面になると考えられます。鮮やかさということから言えば、最初の解説でお話しした「純色」、これに「前に出る」性質を併せ持つ黄色や赤というのはかなり強い印象を持たせることになります。また、白っぽい(明るい)色は、明るめのグレーの中では目立たずやわらかな印象を与え、逆に暗めのグレーの中ではくっきりと際立ちます。
最後に「鮮やかさ(彩度)」の効果。
グレーは無彩色。このグレーの成分を多量に含む「彩度の低い(濁った・やわらかな・地味な)色」というのは、グレーとの親和性が高いということになります。ですから、赤を白っぽくした「ピンク」などはグレーによくマッチする色ということができるでしょう。他にも、黄色を明るくした「レモン色・クリーム色」、青に白を混ぜた「空色」、緑を白っぽくしたマスカットのような色などがグレーと相性のいい色と言えるかと思います。
これらを考えながら、どんな効果を狙ってみたいかによって選んでみるとよいと思います(^-^)
お礼
早々のアドバイスありがとうございます。 今、テーブルに色を塗りまして、その色がグレーなのです。 その中にワンポイントで違う色を塗ろうと思ったのですが、今一どの色を塗ればいいのか分かりませんでした。 思い切って反対色を塗ると目立つのかな~って思って今回質問させていただきました。 もし宜しければ、再度アドバイスお願いします。