(1)ケイ酸は弱酸で、炭酸よりも弱いのに、何故
(1)ケイ酸は弱酸で、炭酸よりも弱いのに、何故
SiO2 + Na2CO3 → Na2SiO3 + CO2 (ソーダガラスの製法1)
という反応が起こるのかわかりません。
SiO2 + 2NaOH → Na2SiO3 + H2O (ソーダガラスの製法2)
の反応ならわかります。H2Oは極めて弱い酸ですから、弱酸の遊離が起こります。
でも1の反応は、強酸が遊離してませんか?
塩化ナトリウム(強酸塩)と二酸化炭素(弱酸になる)は何の反応も起こさないように、
炭酸ナトリウム(相対的強酸塩)と二酸化ケイ素(相対的弱酸になる)も反応しないのでは?
(2)ケイ酸ナトリウム水溶液(水ガラス)に塩酸を加えると弱酸であるケイ酸が遊離するのに、
ケイ酸ナトリウム(ガラス)に塩酸を加えても弱酸の遊離が起きないのは何故ですか?
石灰石CaCO3(弱酸塩)に塩酸(強酸)を加えると弱酸の遊離は起こるから、電離していないことが理由じゃないですよね。