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分光光度計の使い方について

操作でわからないことがあります。ご教授願います。 スペクトル測定についてです。 スペクトルマネージャーを起動するとたいてい600nmでAbsが0.7~0.8あたりの値を示しています。 測定の順序として、 1.空気をブランクにセルを入れないでオートゼロ 2.セルにサンプルと同じ溶媒を入れて全領域においてベースライン測定 3.その後セルにサンプルを入れて測定 このような流れで問題はないでしょうか? そしてもう一つ疑問なのが対照セルを使わなければならない実験と使わなくても良い実験の区別が つかないのでそれについても併せて教えていただきたいです。 拙い文章で伝わりきらない点があるかもしれませんが、宜しくお願いします。

みんなの回答

  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

箇条書きのようになりますが、ご質問の流れに沿って、いくつか記します。 600nm での吸光度が 0.7~0.8 ということは、黄色あたりの光が7~8割カットされてきている、ということになります。サンプル(溶液)に青みがかかっているならともかく、そうでなければ光源から鏡で反射して検出器までいる経路になにか邪魔なものが居座っていないか、確認されたほうがよいでしょう。(光源、サンプル側、ブランク側、検出側、どれでも起こりえます) 溶媒だけのときのベースライン測定が必要ということは、測定する波長の範囲で、溶媒が特定の波長の光を吸収してしまう、ということの裏返しです。その場合、サンプルのせいなのか区別つかなくなるので、ベースライン測定をして比較するか、対照セルとして同じ溶媒を入れたセルをおいて一気に差を測定させてしまう、という方法をとります。 ベースラインを測定するより、対照セルとしてサンプル側と同じ仕様のセルが準備できるなら、対照セルと同時に測定してしまったほうが実験結果としても明瞭にはなります。そして、いっぺん「対照セル」だけをサンプル側として測定しておけば、装置になにか変化が起きてないか、従来と同じ機能を発揮しているか、の確認やメンテナンスにもなります。