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インターネットと本による学習が子供に与える影響について(メディア・リテラシー)
お世話になります。 最近の子供の、インターネットを使いこなす能力といったら、すごいですね。 私くらいの年齢(今年27歳)ですとまだインターネットはよく使うほうですが、おじさん・おばさんは、ネットで調べるという発想がまず出てこない、といった声もよく聞きます。 インターネットで調べるのと、本などの紙媒体の資料で調べるのを比較すると、次のような特徴があるのではないでしょうか。 ネット: 大量の情報の中から、浅く広く調べるのに向いている(検索)。もちろんかなり詳しい情報を載せたサイトもあるが、パソコンの画面でそれを全て熟読するのは苦痛を伴う。情報の新しさに注意が必要で、最新情報が簡単に手に入る。 本: 持ち運んだり、手で扱いやすく、かつ読みやすい。一つのテーマについて深く掘り下げて考えたり情報を入手することができ、書き込みも簡単にできるが、情報を得るのに時間がかかる。 さて、最近の子供は、学校で宿題があると、あるいは総合学習の中で調べ物が生じると、すぐネットで調べてきます。 上述のようにインターネットと本では向き不向きがあるので、昔のように主として紙のメディアで調べるのと比べると、子供の学習に(大人も?)何らかの影響が出る可能性が考えられると思うのですが、皆様はいかが思われますでしょうか? お考えをお聞かせください。 良い影響/悪い影響を問いません。
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質問者が選んだベストアンサー
調べる際の道具として、インターネットと本の違い、結構難しいですね。 検索の速さや、情報収集の便利さでは、インターネットでしょう。 しかし、インターネット上の情報には、信憑性に欠けるものもあると思います。本や新聞と違い、インターネットは誰でも情報発信が可能ですから。 本は、必要な情報を探すのに手間が掛かりますが、必要な情報に行き着く間に、思っていなかった本を見つけてラッキーなんてこともあります。 合理的でないが故に、新たな発見もありそうです。 私もニュースを新聞とインターネットの両方で読むようにしています。 インターネットは必要な分野の内容をすぐに見つけられ、時間節約にはなります。また、紙媒体には、無い音や動きのある情報を確認することもできます。 一方新聞は一覧性に秀でています。見出しの大きさでその内容がどの程度重要視されているか等もわかります。 このご質問は逆に何かの調べ物をインターネットと本を使って調べさせ、その違いを子供に聞いてみたいくらいですね。
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- bullfrog
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調べ物は、本である程度調べてからネットというのが正しいと思います。 ネットは本と違ってノイズが多いですから、誤った情報で子どもが満足してしまうことが良くあります。本はある程度のチェックが入っている場合が多いので、その点の信頼度はネットの非ではありません。 本である程度の基礎知識を入手してから、それをキーワードにネットで調べます。そうでないと、課題の言葉をキーワードにして、それで出てきたものでおしまいになってしまいがちです。 また、ネットで調べてワープロで提出の場合は、コピーをするだけで文章を頭の中を通過させずにレポートを作成できます。本の場合は、ワープロで提出にしても頭を通過させなければなりません。この違いは、学習成果に大きな違いをもたらすと思います。 もっとも、それに必要な本が学校にないのが現実なんですけれどね。図書室の本のための予算が、きちんと学校に渡され、図書室の本に使われることを期待します。>地方自治体の皆さん
お礼
ありがとうございました。 ご回答を読んでいて思ったのですが、知りたいことを調べるための基礎知識としてはどんな分野があるかとか、どんな本があるかというのを、先にネットで調べるという使い方もありそうな気がしました。 でも確かに、ネットの情報の信憑性・妥当性には最新の注意が必要ですよね。 どんな方法にしても、学習を指導される方が適切に指導されることが重要なんでしょうね。 図書室についてご指摘の件、教育委員会事務局の知人に会ったら伝えます。 某自治体に勤めているもので^^
補足
皆様、ありがとうございました!
- ce-re-s
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少しずれた回答になってしまうかもしれないのですが、中学校の技術家庭科の講師を経験した人間としての意見です。 現在は完全週休2日制の導入に伴って非常に授業時間が全体的に短くなっています。 短時間で調べ物をする手段としてインターネットは非常に役に立ちます。 また、道具というものも時代と共に常に進化してきました。 以前は調べ学習というと調べる道具が本であったことに対して現代はインターネット(パソコン)です。 同様に木工でキリを使って穴を開けていた作業もボール盤(電動ドリル)を使えばもっと早くキレイに穴を開けることが出来ます。 もちろん、本には本の、キリにはキリの大事な道具としての役割を学ばなければいけないこともたくさんあると思います。 すべての教育現場でそのように教育されているとは思いませんが、インターネットにはインターネットという道具としての役割を、本は本という道具としての役割を理解した上で、一番早くて便利に調べることが出来る道具として利用しているのではないでしょうか。 時代が進化するにつれ、子供たちの使う道具も進化していく。 そして、私たちがおじさん・おばさんになった頃には、また私たちが発想できないような「道具」がでてくるのではないでしょうか? 最後になってしまいましたが取り留めのない駄文になってしまい、申し訳ありませんでした。
お礼
ありがとうございました。 確かにネットだと、子供にとっては調べるのが大変な分厚くて難解な本とかよりも使いやすいから、昔よりも子供自身で調べることのできる範囲が広がったのかもしれないな、と思います。 それにしても新しい環境に順応する能力、子供の力ってすごいですよね。 見習わねば^^;
お礼
ありがとうございます。 それぞれに長所・短所があるというご意見は、私もそのとおりだなあと思います。 やっぱり両方とも大事なものなんですかね。 よく使い方を考えて、どちらか一方に偏らないような教育ができれば、いくらでもよい方向に持っていけるのかもしれませんね。 インターネットを利用する力は確かにすごいけど、下手をするとインターネット漬けになってしまって、そうなったらどうなるんだろう?と思ってこの質問をしたわけですが、そうならないようにしなければなりませんね。