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出生前診断のメリットや問題点
- 出生前診断のメリットや問題点、倫理的な観点を解説します。
- 出生前診断はダウン症の判別に使われることが多いですが、その他の染色体異常も判別できます。
- 中絶賛成の方の意見も考える必要があります。
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羊水検査を受けた妊婦です。 私個人の考えです。 ■メリットが高いと考える出生前診断 (1)着床前診断を一般化する~体外受精であれば、受精卵の検査で流産可能性 ・染色体異常の有無を判別できるとのこと。流産・中絶・着床しないリスクを軽減できる。 しかし、今は一部の医療機関でしか認められていない。 20代では3回に1回、40代では10回に1回しか、正常卵は排卵されないと聞く。 このデータを前提にすると、晩婚化の現代では、この検査方法が一番リスク対応できていると思う。 デメリット:対応医療機関が極少。高額で自費。 ○着床前診断 http://www.pgd.ne.jp/ (2)新型出生前診断~血液検査だけで染色体異常を99%検査できると聞く。 ただ、私個人も医療機関に問い合わせたが、予約回線がいつかけても話し中だった。 デメリット:対応医療機関が少ない。高額で自費。 ■倫理的な観点 私の中学時代の思い出です。 同級生にダウン症の妹がおり、頻繁に自宅からふらふらと出て行ってしまいました。 何度か一緒に近所を妹さんを探しに行きました。 同級生が言っていたことです。「妹だって、あんな障害があるなら生まれたくなかったはずだ」 家族や当事者でなければ、何とでも綺麗ごとを言える。 非常にショックを受けたことを覚えています。 そして、ダウン症や染色体異常の赤ちゃんが増加している一番の理由は、「晩婚化」にある。 現代の日本で、晩婚化の原因は社会的なものと、個人のライフプランです。 個人的には、自身の年齢のために子供がダウン症を背負って生まれるということは避けたいと考えました。 ○遺伝子異常 http://www.sakuralifesave.com/infertilityguide/20040830guide_01.html ○ダウン症児の出生、過去15年で倍増 全国調査から推計 http://www.asahi.com/articles/ASG4L4R2MG4LULBJ00B.html?iref=comtop_6_05
お礼
非常に丁寧な回答ありがとうございます。メリット、デメリット、案内いただいたサイトなど参考になりました。