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外交会談について
外交会談の駆け引きの中に、共同声明のような紙媒体にはかけないけど、記者会見等で要人が口頭で話題に触れることで、それを落としどころにしようとすることがあります。 でも、よくわからないのが、確かに紙に残すのは証拠が残るわけですが、一方で口頭で話をしても議事録や録画等で証拠としては残るわけですから、紙に残すこととあまり違いがないように思うんですが、両者は何が違うんですか? 外交に与える影響とか、効力みたいのが違ってくるんでしょうか?
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記者会見や口頭で話すことと、共同声明は意味合いが全く違います。 口頭で話して議事録を取られようが、「そういう意味で言った訳ではない」「解釈の違い」などといくらでも後付で弁明などが出来てしまいます。 一般社会での約束事や決め事においても、正式な書面(例えば、覚書、契約書など)でなければ効力が無い、もしくは薄いですよね。 それらと同レベルとは言いませんが、共同声明は二国間で話し合われた内容を書面にして、お互いの首脳が署名することになりますから、口頭とは比べ物にならない重要な書面であって、政治的拘束力がある書面となります。
お礼
お返事遅くなりまして申し訳ありません!とても参考になりました 勉強になりました ありがとうございます☆