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今は販売していない商品に対する「○周年」という表現
具体的な商品名は伏せますが、「□□□は今日で発売25周年」という記事を目にして気になったので、質問しました。 今は販売していない商品に対して「○周年」という表現に違和感があります。 今も継続して発売しているなら「○周年」と言ってもおかしくないと思うですが、どうなのでしょうか? 例えば、「結婚10周年」は既に離婚してる場合は使いませんよね? それと同じ事が言えると思うのですが、国語的にはどうなのでしょうか?
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その商品はすでに販売していなくても、その商品がエポックであり、影響力があって、現在でも影響力をもっているなら、「周年」という言葉は有効になります。 たとえばソニーが発売したウォークマンは1979年7月1日に初めて発売され、今年で35周年を迎えます。 この商品がエポックだったのは「音楽を携帯して外で自由に聴ける」ことと「音楽の趣向を個人のものにした」ことです。ウォークマンが無ければ、もしかしたらヘッドホンで音楽を楽しむという文化も生まれなかったかもしれませんし、もっと携帯しやすいCDやMDそして現在のメモリー式の音楽プレーヤーも生まれなかったかもしれません。 つまりウォークマンはiPodやiPhoneという製品やビジネスモデルにも大きな影響を与えているのです。 そのようなエポックな製品であるウォークマンが発売されてから35年が経ちました。カセットテープもアナログ式の音楽メディアもすでにありません。そういう環境の変化はあるのに、ウォークマンが提唱した「歩きながら音楽を聴ける」というスタイルは残っているどころか普通のことです。 ウォークマンを知らない世代は「なにかをしながら音楽を聞くのは普通のこと」というでしょう。でもたった35年前までは普通のことではなかったのです。 ですから、ウォークマンが出来てから35周年という言い方には意味が有り、そういう商品であればそのような言い方に意味があるいます。 他に例を挙げれば「飛行機が誕生してから○○周年」「ファミコンが誕生してから○○周年」などで、またエポックな人物も同じです。「モーツアルト生誕○○周年」などの言い方があります。
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- keirimas
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ご質問の中で「発売」「販売」「継続して発売」が混在していますが、意味の上で使い分けていらっしゃいますか。 「発売」:商品を(初めて)売り出すこと(一時的) 「販売」:商品を売ること(継続的) という違いがあるのではないでしょうか。(たまに「発売中」という言い方もしますが) 「販売25周年」なら今は販売していないものは違和感があります。「発売25周年」は「生誕25周年」と同様、違和感がありません。 ゲームボーイは今は販売していなくとも進化して後継機種が販売されている、という意味もあるかもしれまなせん。 「結婚」の場合は「婚姻生活」という継続性の意味合いが強いので、離婚している場合は確かに違和感が強いとは思います。「結婚式から10年たった」という程度のものでしょう。
ベートーベンも松本清張も既に生存していないけど、 「ベートーベン生誕200年コンサート」とか「松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ」とかの表現には慣れっこになっているのが現実かと。「年」を「周年」に読み替えても同じでしょ。
- CC_T
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「周年」は1年が何周りしたか、つまり何年経ったかってだけの事で、継続を表す言葉ではありません。 ○○生誕××周年、なんてのも普通に言われてますよね。