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大阪の文化住宅の定義!
大阪に来て文化住宅と言う賃貸を知りました。 この文化住宅は木造のアパートと言うイメージですが、関西の方はこの文化住宅はいつ頃から有るのでしょうか。 余り入居は少ないと思うのですが、どういう位置でしょうか。 家賃は如何でしょうか。
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文化住宅で幼少期を過ごした一人です。 いまもある文化住宅は 第二次大戦後の復興期に作られ始め, 高度成長期に田畑をつぶして軒を連ねるように建設された 立体長屋のような木造アパートのことです。 かつては6畳ひと間で風呂なし, トイレと炊事場は共同というのが普通だったようですが, 時代と共に水準は向上していきました。 文化住宅という言葉自体はそれよりも古く, 元来は大正から昭和の初期に 日本の住宅建築に新風をもたらした洋風化住宅のことを指していました。 大正11年(1922年)に開催された平和記念東京博覧会の 文化村に14棟の文化住宅が展示され人気を集めました。 同じ年,大阪の箕面市桜ヶ丘では住宅改造博覧会なる催しが開催され 文化住宅具現化のさきがけとなったそうです。 それ以来,文化住宅という言葉には 先進的で高級なイメージが付随していたため, 戦後,関西人らしい洒落っ気と願望を込めて 木造アパートの呼称として流通するようになったのではないでしょうか。 このあたりは推測ですが。