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生前・死後
死後が死んだ後ってのはわかります。 生前は生まれる前じゃないのが納得いかないのです。 生きている間だったら、生間にすればいいのに。 納得のいく説明をお待ちしています。
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先日の続きです。記事が見つかりました。1994年6月3日に掲載されています。有料記事検索なので直接アクセスできないと思います。長い記事ではありませんので写します。ルビなどは省きました。 先日死去した精神分析学者エリクソン氏の記事で「両親は彼の生前に離婚していた」の「生前」を「誕生前」に直した。「生前」でも意味は通るが、筆者は「生まれる前」の意味に「生前」を使っていたので誤用になる。 辞書を引くと「生前」は死なない前、生存時とあり、「死後」の対語。文字通り読めば「生まれる前」が、なぜ「死ぬ前」を意味するのか。こんな疑問から始まった語源探しは、仏教の死生観にまでいきつくことになった。 角川古語大辞典では、生前を往生前と説明している。「往生」は仏教語で、この世(穢土)を去って極楽浄土へ往き、生まれ変わること。つまり「死」は「生」を意味している。 仏教には輪廻の思想もある。穢土で生死を繰り返すことが輪廻で、それを脱して仏の世界に至るのが往生。仏に生まれ変わる前が「生前」ということになるだろうか。 以上です。なんか短いくせに(短いから?)難しい文章ですが、説得力はありました、少なくとも私にとっては。7年も前なのに覚えていたくらいですから。ご参考になりますように。
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- narunia
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「生前」とは、仏教で使われていた言葉です。仏教では死んで仏になることがすなわち真に生きることであるとしています。それゆえ、現世は「真に生きる前」だから「生前」です。 以上、大昔に朝日新聞で読みましたことの大ざっぱな記憶です。大意は間違っていないと思いますが、なにしろ古い記事でうろ覚えなので、仏教関係の方からおしかりを受けるかも…。このあと、その記事を検索して見つかればまた書き込みさせていただきますね。
お礼
なあるほど。納得できてきました。発想の転換ですね。 では、記事が見つかればとのことなのでお待ちしてみます。 ありがとうございました。
- inorganicchemist
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その人が亡くなった瞬間を数直線のゼロ点と考えます。 生と死だけでも正と負に対応しています。 それをより明確にするために前と後をつける。 いかがでしょう?
お礼
ありがとうございます。 死には2通りの意味があって、dieとbe deadという風になっているのですね。 で、僕はdieばかりで見ていたのではっとさせられました。 明確にするためだったら前後じゃなくてもよかったのではないのでしょうか。 まだちょっとこれは納得できないのです。
大辞林によると。 せいぜん 【生前】 死んだ人がまだ生きていた時。存命中。死ぬ前。「父が―よく言った言葉」 と、書かれています。 おっしゃるとおり、生きている間のことを言います。
お礼
ありがとうございます。大辞林でも納得させてはもらえませんね・・・ 実際そうだからそうなんだ、と言われているような感じで。
- PEPSI
- ベストアンサー率23% (441/1845)
下の方が答えているように現在生きている人に「生前」とは言わないですよね。 「生前のうちにこれを完成させるのが夢だ」なんて使い方はしませんね。 ちなみに「生前」というのはその人の生きていた状態でなく、 その人の生きていた時期を表すそうです。
お礼
ありがとうございます。死ぬ前ですから、死前でいいはずなんですよ。僕も用法は理解しているんですが、感情として理解できないんですね。
- kohji
- ベストアンサー率28% (140/483)
「生」は状態、「前」は現在を基準とした時間で、 「(故人が)生きていた、(今現在より)前のこと」 というのはいかがでしょう。
お礼
ありがとうございます。しかし省略されすぎで、ちょっと苦しいかと。
お礼
...そうすると、死後は往生後ですから「生後」になって、普段生後三ヶ月というのは「誕生後」に直すべきのような気もしてきましたよ。あれ? 僕の言っていることはおかしいですか? 参考にはなったものの、余計わからなくなってしまいました。勝手な解釈をすると、「生後」は仏教語ではないから、ということになるのでしょうが、そうすると、「生前・生後」でまぎらわしいじゃないですか。 しかし、これは新たな質問としていつか持ち出すとしましょう。どうも御丁寧にありがとうございました。