黒バス犯人 指紋が付かないよう細心の注意?
黒子のバスケ脅迫事件の犯人が、脅迫状に指紋が付かないように細心の注意を払っていたと、
犯人の周到さを強調するニュースが繰り返し報道されています。
しかし、脅迫状に指紋が残っていたとして、そこから犯人に辿り着くためには、
警察に指紋が登録されていることが必要であり、
前科者でない限り、脅迫状に指紋を残したところで、そこから足が付くようなことはないはずです。
それなのに、報道はまるで、脅迫状に指紋が残っていなかったから、逮捕までにこれほど
長い時間がかかったかのような論調です。
まあ、交通違反や何かの機会に拇印を押したことがあるなら、表向きは登録されないとしていても
実際には登録されていて、そこから辿られることもあるかもしれませんが、
一般的に、初犯である犯人が脅迫状にいくらベタベタ指紋を残しても、
何の手掛かりにもならないのではありませんか?