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中国のpm2,5について
中国では放射能入りの石炭が燃料として使われていて(ウラン)、それがpm2,5としてばら撒かれていてすでに一部の海外メディアが2週間ほど前に伝えたと聞きました。この情報が間違ってれば正しい情報を下さい。この情報が正しいとしてその放射能入りのpm2,5は日本にも飛んできてるのでしょうか。これの14分あたりで話されてます。http://dlvr.it/58VcgM
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- taoyuany
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まず結論から書くと飛んできているようですが、放射性物質による大きな影響はありません。 以下理由。 そもそも、自然界にも放射性物質は存在しています。 人間は普通に生活しているだけで以下の量の放射線を浴びています。 宇宙からの宇宙線で 390 μSv/年 地殻・建材などから 480 μSv/年 体内に存在しているカリウム40、炭素14から 290 μSv/年 空気中に含まれているラドンから 1260μSv/年 合計して 2400μSv/年(= 2.4 mSv/年)前後の被曝を受けていることになります。 これは人間が発生する前ずっと数十億年前から存在しており、生物はこれらに対して十分な耐性を持つよう進化してきています。当然人間も進化してきた生物のため一定の耐性があります。 「中国から放射性物質を含むPM2.5が飛来している」これが真実であるかそうでないかは問題ではありません。結果として暮らしている人へ放射線がどれだけ飛んでいるか、その量はどれくらいであるかが問題です。 以下のサイトではポイントを絞っていますがリアルタイムで現在の放射性物質を測定しています。 放射線リアルタイム測定 http://radiation.yahoo.co.jp/ また、リアルタイムではありませんが文科省が航空機によって地表の放射性物質を検査して以下のサイトで報告されています。 航空機モニタリング情報 http://radiation.yahoo.co.jp/airborne/ 見たところ対馬から山口、島根付近の数値が上がっていることがわかります。 数値としては0.1~0.2μSv/hといったところです。 これは年間に直す計算をします。 365日×24時間を数値に掛けるだけです。 0.1~0.2μSv/hは年間 876~1752 μSv/年となり、上記の地殻・建材(480μSv/年)空気中(1260μSv/年)を足した1740μSv/年以下であることがわかります。 要するにこの程度の量であれば問題無いということですね。軽減してくれている日本海サマサマです。 ただし、今後の線量増加(0.3μSv/h以上になる)や、放射線被害ではありませんがPM2.5による健康被害には注意していくべきでしょう。 以上質問者様の参考になれば幸いです。