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TCAのAcCoAの行方
穴埋め問題に 解糖系で得られた(1)は有機的環境では(2)回路に入る。 (2)回路ではCoAと反応して(3)に変換される 以後、クエン酸、cis-アコニット酸、イソクエン酸、(4)、サクニシルCoA,コハク酸、フマル酸、リンゴ酸、(4)と反応して反応の一サイクルが終了したときには(3)だけが変化している。 ここで質問です。 (1)Pyr(2)TCA(3)AcCoA(4)OAA で問題なく解答と一致していたのですがむしろこの文章の意図していることが把握できませんでした。 この最後のTCAが一周したときにAcCoAだけが変化しているというのはどういう意味なのでしょうか。
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オキサロ酢酸にアセチルCoA がひっつくところから一周すると, 炭素は オキサロ酢酸+アセチルCoA → オキサロ酢酸+二酸化炭素 のように反応する. 「アセチルCoA だけが変化している」ように見えない? 実際には「左から入ってくるオキサロ酢酸」と「右に出ていくオキサロ酢酸」とでは炭素骨格が組み換わってるんだけどね.
お礼
いつも端的な一言誠にありがとうございます。 その左から入ってくるOAAと右に出ていくOAAのC骨格が組み変わっていることこそが 「脂肪酸のβ酸化だけではTCAを最終的には回すことができない。つまり、Glc等からのピルビン酸の供給が不可欠」ことに大きくかかわっているのかなとちゃんと繋がりがわかりました。 系の反応式としてみたときAcCoAが変化しているようにみえるのだというニュアンスよくわかりました。またお願いします。