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チーズ菌の効用について
先日テレビで 発酵食品の効用についての番組を見ました。 その番組で チーズにはナチュラルチーズとプロセスチーズの二種類が有りプロセスチーズは熱を加えて加工してあるので菌は既に死滅しており 発酵食品としての効果は望めないとのことでした。 そこで教えて欲しいのですが ナチュラルチーズに熱を加えて調理した場合は菌が死滅する可能性が有り発酵食品としての菌の効果は望めないのでしょうか? 教えてください。宜しくお願いします。
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No.1です。補足をいただいたのでお答えします。 >免疫力の効果という点で、生きた菌と死滅した菌とでは差はどうなのでしょう? 実は免疫機能を高める効果は死んだ菌の方が良いとも言われています。事実、死んだ菌(加熱処理菌)のサプリさえ販売されています。ご存じないなら実例を挙げておきます。あくまで例を挙げるために貼り付けますが、これが良いから買いなさいという意味ではありません。 ↓ http://cogconcept.jp/?tid=2&mode=f6 実は乳酸菌・ビフィズス菌の腸内での働きはまだよく解明されておりません。少なくとも死んだ菌でも十分に有用であることは確認されています。ただチーズの場合、一般的には乳酸菌を摂取するために食べる方は少ないと思います。またチーズを作る場合、効能で菌を選んでおらず、あくまで美味しいチーズが作れるかどうかで菌を選んでいます。一方ヨーグルトの方は味もさることながら、特保など、効果・効能から菌を選んでいるものも少なくありません。またチーズはそれなりに塩分を含んでおり、脂肪分も多く、高カロリーであることから、たくさん食べるのには向いていません。そんなわけで、生死にかかわらず菌の効果を期待するなら、ヨーグルトとかサプリを利用するのが良いと思います。チーズの方は美味しく食べて、菌の効果はあくまで「おまけ」と考えるのが良いでしょう。 以上、参考にしてください。
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- 貧乏 じじい(@bimbohjijii)
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>ナチュラルチーズに熱を加えて調理した場合は菌が死滅する可能性が有り発酵食品としての菌の効果は望めないのでしょうか? ナチュラルチーズを加熱すると乳酸菌や酵母菌は死滅するため、生きた乳酸菌や酵母菌に期待する効果は当然なくなります。しかし、ナチュラルチーズを生で食べて何を期待していますか?プロセスチーズはナチュラルチーズの乳酸菌、酵母菌を加熱殺菌してそれ以上の発酵を止めた食品ですが、乳酸菌、酵母菌が分泌した代謝物が豊富に含まれています。これらは殆どそのままプロセスチーズに残っているため、プロセスチーズもそれなりに体に良いものです。菌は死滅していますが、菌が生きているときの代謝物が良い効果を発揮するならば、菌が死滅していても、これは「菌の効果」と呼べるのではないでしょうか。 例えばチーズは原料であるミルクより、タンパク質やミネラルが菌類の作用により吸収されやすくなっていますが、これはプロセスチーズも同じだと考えて問題ありません。またミルクを飲むと下痢をする乳酸不耐症の方でもチーズなら大丈夫という方も少なくありません。これも菌が残した良い作用です。したがって、菌の生死にかかわらず、チーズはそれなりに私たちの体に良い作用があると考えて良いでしょう。 ただプロセスチーズは加熱処理してあるため、ナチュラルチーズに比べ微妙な味わいに欠けることは間違いありません。これはビヤホールで飲む生ビールと、缶入りの「生ビール」の味の違いに似ています。(缶入り生ビールでも熱処理をせず菌をフィルターでろ過したものも多くなりましたが、それでも本当の生ビールに比べると少し違う気がします) その他、プロセスチーズは菌が死滅しているため、保存性がナチュラルチーズに比べて良くなっています。これもプロセスチーズのメリットと思われますので、味・食感に不満が無い限り、ナチュラル、プロセスにこだわる必要はないと思います。
補足
早速良くわかるご説明を頂きまして有難うございました。 両方とも体にはとても良い食品だということを解り安心いたしました。ありがとうございました。 このTV番組が発酵食品を食べて免疫力UPという番組でした。 免疫力の効果という点で、生きた菌と死滅した菌とでは差はどうなのでしょう? 私は低体温症なので免疫力が少ないときいています。それで免疫力について気になっています。 その点では如何でしょうか? ご面倒ですがおわかりでしたら宜しくお願いします。
お礼
解りやすく しかも納得のいくご説明を頂きまして心から感謝いたします。 今後の食生活に役立てたいと思います。 本当にありがとうございました。