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天保の改革の言論弾圧
私は、川柳に興味を持って、川柳会に参加して投句している高齢者です。川柳の狂句化するきっかけが、天保の改革による言論弾圧だったという趣旨が、尾藤一泉氏の札幌における講演記録の一節にありました。その言論弾圧の具体例を知りたいと思います。そのことを知るのにふさわしい軽く読める書物を教えてください。私は高齢で、あまり難しい書物は読めないし、日本史は小学校や中学校で少し習った程度ですから、知識はありません。よろしくお願いいたします。
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>その言論弾圧の具体例を知りたいと思います。 高野長英や渡辺崋山などの学者を弾圧した「蛮社の獄」を調べると、理解し易いかも・・・。 天保の改革は、旧来以前の「重農主義」ですよね。 鎖国中でも、既に農業を中心とした改革は不可能です。 が、水野忠邦は「寛政の改革」と同じ政策を行います。 世の中は「商業主義」貨幣主義の時代ですから、失敗するのは明らか。 そこで、近代・開明的な思想を徹底的に弾圧する訳です。 どこかの役所と同じで、前例に従って対処する。前例が無いので、何もしない。^^; >そのことを知るのにふさわしい軽く読める書物を教えてください 「蛮社の獄」をHPで検索すると、多くの雑誌・本がヒットすると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。早速検索してみたならば、我が岩手県に関わる高野長英も蛮社の獄に関係していたのですね。川柳の関係者は、蛮社の獄とは関わらない方面の言論統制をとても意識して自己規制したようですね。そのことに触れた時代小説などを、探して読んでみます。