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病気に対する早めの相談
よく雑誌やテレビの健康相談で、「この疾患は専門の医師に早めに相談してください」と必ずこの文言が出て来ます。 私は現在「腰椎変性側湾症」の診断結果を2年前に、専門病院で受けましたが全く治らず、以後他の医療機関や民間療法にもすべて考えられる方法にもトライしました。結果、「これ以上何もできない。運命と思って病気と末永く付き合っていってね」の専門医師の最終宣告。 15年も前に発症して、すぐに脊椎、腰椎の専門病院に何度も診察や検査を行なって、早い段階での予防策をお願いしてたのに、どこも「この疾患で死ぬことは無いので様子を見て下さい」だけでした。 つまり、毎年健康診断で申告、その診察結果を持って専門病院に行き続けていたわけですが。 昔と今の医療技術の進歩の違いでの当時からの診断だったのでしょうが、現在自分の置かれている立場と「早めの医療相談」があまりにも解離がありすぎて残念です。 「医療関連の方に限定して」この矛盾をどう解明したら良いのか、素人の病人にご説教下さい。 私は60代、男性です。
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- honegon
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2つ理由があると思います。 非常に多くの人から病気の人を見逃さずに見つけ出すためには、まずは大目に拾い上げてから(スクリーニングと言います)、その中の人たちを詳しく検査するという手法をとります。 たとえば、検診などで心臓の病気を見つけるときには、国民全員に心エコーなどをするわけにはいきません。まずは心電図などで心疾患のある可能性のある人(正常の人もある程度ひっかかってしまいます)を拾い上げておいてから、その人達に対してより特異度の高い検査をします。テレビで広く呼びかけることは、このスクリーニングに当たるとも考えられるかもしれません。 2つ目の理由は、責任を回避するためだと思います。 テレビで「~のときは大丈夫です」などと言ったら、大丈夫でない確率が0.001%だったとしても、もし100万人見ていたら10人くらいは当たってしまいます。 その人たちに責任を取れと責められたら困るので、不特定多数の人が見るテレビやネットなどで安易に大丈夫とは言えません。
お礼
大変、含蓄に富んだメッセージありがとうございました。 現在、完全に回復の道が絶たれてしまって、精神的・肉体的なストレスがピークになっていたものですから、こんな質問をしてしまいました。 今後は介護保険のお世話になっていく方法しか残された道は無いと何度もドクターから説教されましたので、準備の方向に進みたいと思います。 ありがとう御座いました。