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外国人学校の卒業生が日本の大学に入学するときの条件は
お世話になってます。 昨年九月、文部科学省の省令改正により、インターナショナルスクールなど日本にある外国人学校の卒業生にも大学入学資格が与えられるようになったと聞きました。(最初朝鮮人学校は除く、とかいってもめたやつです) この規制緩和、学力の審査は大学の裁量にゆだねる、とされているようですが、外国人学校卒業後は一年間一般の高校で勉強することが義務付けられていたような気がします。今探しても、きちんと説明されているサイトが見つからないのですが、どなたかご存知でしたら教えてください。
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>外国人学校卒業後は一年間一般の高校で勉強することが義務付けられていたような気がします。 とのことですが、そのような義務づけはありません。 大学受験資格の審査(これはあくまでも受験資格の審査であって、入学試験は改めて行われます)は、外国人学校での取得単位や学習歴だけに基づいて行われ、日本の高校での勉学歴は一切必要ありません。 参考URLに神戸大学の例を挙げておきましたが、他の大学でも審査の仕方は大同小異だと思います。 これまで日本の大学の受験資格は、大きく分けると 1. 日本の高校(あるいはそれに相当する専修学校など)を卒業した者 2.外国の高校(あるいはそれに相当する学校)を卒業した者 3.大検(大学入学資格検定)に合格した者 4.大学の個別審査で、高卒以上の学力があると認められた者 に認められてきたのですが、日本に設置されている外国人学校の卒業生は、1にも2にも該当せず、また4は特殊な事情がある場合の救済規定なので、受験資格を得るためには、事実上3の大検を受験するしか方法がありませんでした。 今回の改正は、外国人学校の卒業生を、2の「外国の高校を卒業した者」と同等とみなそうとするものです。 私の想像ですが、「外国人学校卒業後は一年間一般の高校で勉強することが義務付けられていたような気がします」 と言われるのは、一部の大学・学部が入学後に実施している補習授業との混同ではないでしょうか。 一部の大学では、英語、数学等の学力の不足する学生のために、高校教員による補習授業を実施しています。しかしこれは大学の授業の一部ですし、またすべての外国人学校の卒業生に義務づけられているものではありません。
お礼
遅くなってすみません。ありがとうございました。 一年間の準備期間は、高校までの修学期間が11年しかないブラジル学校の生徒についてのみの話でした。