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アンモニア水溶液のpHを求める
- アンモニア水溶液のpHを求める問題について解説します。
- アンモニアは弱塩基であり、アンモニア水溶液のpHは[OH-]の平方根に関係します。
- アンモニア水溶液の中のアンモニアの濃度(C)とアンモニアの電離定数(Kb)を用いてpHを計算することができます。
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[OH⁻] = √(cKb) の公式までに至る道を説明すると 以下、この掲示板のシステム上の都合で Kb = K、Kw=kと書きます。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄間違えないように NH₃ + H₂O ⇔ NH₄⁺ + OH⁻ アンモニアの濃度をc(mol/L)とすると、 アンモニアの電離度をαとすると、それぞれの濃度は [NH₃] = c(1-α) mol/L [NH₄⁺] = cα mol/L [OH⁻] = cα mol/L ※ 電離定数とKbの関係は、 K = [NH₄⁺][OH⁻]/[NH₃] = (cα * cα)/c(1-α) ・・・α≪ 1・・・なので ≒ (cα * cα)/c ≒ cα² ∴ cα² = Kb α² = K/c α = √(Kb/c) 水酸化物イオン濃度は※より [OH⁻] = cα mol/L なので = c√(Kb/c) = √(c²K/c) = √(cK) ここまでが公式を得る過程です。 あとは定石 [H⁺][OH⁻] = k [H⁺] = k/[OH⁻] = k/√(cK) = √(k²/(cK) 以後のpHへの換算計算は省きます。 cは濃度です。 導き方をしっかり身につけて、[OH⁻] = √(cKb)、[H⁺] = √(kw²/(cKb)は公式として使うほうが効率的でしょう。 45年ぶりに思い出してみました。数十年後でも覚えているように確実に身につけましょう。(^^)
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- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
すみません。修正したつもりが・・ 電離定数とKbの関係は、 K = [NH₄⁺][OH⁻]/[NH₃] = (cα * cα)/c(1-α) ・・・α≪ 1・・・なので ≒ (cα * cα)/c ≒ cα² ∴ cα² = K α² = K/c α = √(K/c) 水酸化物イオン濃度は※より [OH⁻] = cα mol/L なので = c√(K/c) = √(c²K/c) = √(cK) ここまでが公式を得る過程です。 あとは定石 [H⁺][OH⁻] = k [H⁺] = k/[OH⁻] = k/√(cK) = √(k²/(cK)
- Tacosan
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「電離定数」の定義は理解できてる?
お礼
回答ありがとうございます 電離定数とはこの場合においてはアンモニアの電離反応が平衡に達したときの 平衡定数のことです。すなわち基本的には [NH4+][OH-]/[NH3][H2O]のことです。 しかし単位としてmol/Lがついていることから考えて [H2O]は定数とみなしているのでしょう つまりこの場合においては [NH4+][OH-]/[NH3] のことです
補足
書き漏らしましたが上記のアンモニアの電離反応とは NH3 + H2O ⇔ NH4+ OH- を想定しています