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駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人にあはぬなりけり 富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり。 時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ね上げたらむほどして、 なりは塩尻のやうになむありける。
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noname#207589
回答No.1
平安時代初期の「伊勢物語」の第九段「東下り(駿河国編)」 >駿河なる宇津の山べのうつつにも夢にも人にあはぬなりけり 駿河(するが)の国にある「宇津」の山辺(あた)りに来ていますが、「うつつ」(=現実)にも夢の中でもあなたに逢わないことだなぁ。 >富士の山を見れば、五月のつごもりに、雪いと白う降れり 富士山を見ると、五月の終わりだとゆうのに、雪がとても白く降り積もっている >時知らぬ山は富士の嶺いつとてか鹿の子まだらに雪の降るらむ 季節外(はず)れの山って富士の山のこと、今を何時(いつ)だと思って子鹿の毛の白い斑(まだら)模様に雪が降るのだろうか >その山は、ここにたとへば、比叡の山を二十ばかり重ね上げたらむほどして、なりは塩尻のやうになむありける。 その山は、京(=都みやこ)に例えれば、比叡山を二十っ個位重ね上げた程(ほど)の高さで、姿(すがた)形(かたち)は塩尻の様であったそうだ ※塩尻しおじり:塩田で砂を円錐形に積み上げたもので,富士山の形に似ています。 因(ちな)みに、富士山は2013年(平成25年)6月22日、関連する文化財群と共に「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で世界文化遺産に登録されました。
お礼
ありがとうございます(#^.^#) 超助かりました!!