『不審者扱い』を恐れた救助放棄はどう擁護される？

質問

『不審者扱い』されるのが怖くて、泣いている子供を救えなかった通りすがり男性の体験談がツイッターに投稿され、波紋を呼んでいるようです。（公式発表はない。 ）

記事を投稿したこの現場通りすがりの男性は、110番しただけで、警察からの保護要請も拒否したようです。この男性は今後、110番もしたくないそうです。

http://okwave.jp/qa/q8435858.html
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13119348873

ツイートの真偽は別として、かなりの数の日本人が、もう見知らぬ人を助けたくないと考えているようです。

助けられるのに、あえて助けないのは、犯罪に当たる可能性があると解釈する法律家も中にはいるようです。
（実際はまず難しいと当方は考える。単なる通行人の場合、船長などの乗員が乗客の救助を放棄するのとは違う。）

では、昨今の社会情勢により『不審者』扱いされるのを恐れ、わざと放置して、誰かが犠牲になった場合、救助を放棄した【通りすがりの人】をあなたが社会的・法的に擁護するとすれば、どのような主張をしますか？

裁判では、当然社会情勢も判断の一材料として加味されますよね？

私も親切に110番したこともありますが、馬鹿馬鹿しくなってきました。

※当初は『不審者扱いを恐れて通行人が救助を放棄した場合、どう正当性を主張するか？』という趣旨の質問するつもりでしたが、いざ事が起きた場合に、万一何らかの違法行為を教唆または幇助したと取られると困るので、『救助放棄した第三者をどう擁護するか？』に質問を変更しました。

回答No.1

hekiyu

”助けられるのに、あえて助けないのは、犯罪に当たる可能性があると
　解釈する法律家も中にはいるようです。”
　　　　↑
いるかも知れませんが、学者ではあまり
聞かないですね。

”社会的・法的に擁護するとすれば、どのような主張をしますか？”
　　　　↑
法的に責任を問うことはおそらく不可能でしょう。
彼に法的責任を問えるためには、彼にその子を保護
すべき法的義務が存在することが必要ですが、
通りすがりの人には、その子を保護すべき法的義務
を認めることは困難です。

それに、例えば繁華街などの場合、通行人が総て
罪に問われる、なんてことにもなりかねません。

あとは道徳の問題が残るだけです。
道徳的には非難されるべきでしょうが、あえて
擁護すると。

１，警察に、誘拐犯などの犯人扱いされる怖れが　
　　ある。

２，それでなくても、色々と事情を聞かれたり
　　面倒臭い。

３，近所に変な噂が広まらないとも限らない。

４，そもそも親がきちんと管理すべきであって
　赤の他人になど期待するのが間違っている。

５，警察に電話しているのだから、むしろ賞賛
　されるべきだろう。

お礼

ありがとうございました。

不審者扱いが怖くて助けられなくて、
犠牲者が出たとしても、
現代日本社会の自業自得ですね。

日本人はあの大津波でも懲りなかったようですね。