- ベストアンサー
なぜ体調が悪くなると音が半音下がるのか?
- 絶対音感がなくても体調が悪くなると音が半音下がると感じることがある。
- この現象は風邪薬の副作用や自律神経系の問題が原因とされている可能性がある。
- 体調が悪くなると収まるため、特に困った状況ではないが、なぜこのような現象が起こるのかは謎である。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 絶対音感がないのに半音下がる人いませんか?? 「絶対音感がないから、半音下がるんでしょ?」と思って拝見したら、違う趣旨ですね (^O^ ;; 私も、ぼんやり聞いているときはあまり意識しないのですが、プロフィールに書いておいたようにAKBの渡り廊下7の曲などをアコーディオン練習中で、耳コピーしようとAKBの歌を聴いていると、ときどき半音下がっているように感じることがあります。 たしかに気分が悪いですね。 音が聞こえるメカニズムを考えると、鼓膜が振動して、中耳の耳小骨を経て内耳に達し、聴神経を刺激して脳に達し「音」として認識されます。 三半規管は平衡感覚に関係していて、異状なときは目眩などを引き起こしますが、音には関係ないんじゃないかと思いますよ。 乗り物酔いは、半音症状のヒントになります。 子供のように、目から入ってくる大量の情報を脳が処理しきれない(まじめに全部処理しようとして処理しきれない状態がおきる)場合におこりやすいと言われています。 大人になると、脳が成長して処理能力が向上するのと、適当に情報を「間引く」ことができるようになるので、大人では子供よりも乗り物酔いは少なくなります。 逆の場合が、脳による高速度処理です。 私も一度だけオートバイに乗っていて前の車に衝突しようとした時(結局は避けたが)に経験したのですが、時間がゆっくり進むんです。 前に止まっていたトラックの後尾がスローモーションのようにゆっくりと目の前に迫って来たのです。 あれは、脳が緊急事態を知って、ほかの情報を一切シャットアウトして、目からの情報に集中して処理した結果なのだそうです(これは学術的な話)。 私は反対車線に車が来ないのを見て、踏んでいたブレーキから足を放し、逆にエンジンを吹かして転倒を避けて、反対車線に飛び出して衝突を免れました。反対車線の路側帯をしばらく走って(逆走)止まれました。 脳は意識せずに、状況に合わせて情報を間引いたりターボのように大量吸収したり、そういうことをするんです。 それでですね、音もそうなんじゃないかと思うのですよ。そして乗り物酔いしやすい質問者さんの脳は、これから書くことをやりそうです。 音とは空気の振動ですが、高い音は振動数が多いのです。で、低い音は周波数が少ない。振動を少なくすると低くなります。 で、質問者さんの場合、体調不良の時に、半音下がって感じるわけですが、これを言い換えると、脳が活発でないときに音の周波数を低く感じているということなんだろうと思います。 つまり、長々と書いてきましたが、体調不良の質問者さんの脳が、伝わってきた音の振動数を適当に「間引いて」少なく受け入れている(あるいは、振動数の一部を取りこぼす)せいで、低い音として認識しているのではないかと思います。 脳の状態がどんなによくても、存在しない振動を付け加えることはしないので、半音上がって認識されることはありません。 耳の病気ということではない(例えばメニエール症だと低い音が聞こえなくなるんだったと思います)と思いますので、体調を万全にするのが先決だと思います。
お礼
すごく納得できました! 耳じゃなくて脳の働きが悪くなっているからなんですね~ そういえば半音下がって聞こえるのは高音部のような気がします。 長年の疑問が解消されました。ありがとうございました!!