課題ばらしの手法について教えてください
日本能率協会(以下、JMA)などで推奨している、知的問題解決方法である「課題ばらし」(またはカタカナで「課題バラシ」)について教えてください。
「課題ばらし」は、
1.いくつかの方法で描き出した、いわゆる「あるべき姿」へ到達するアクションプランを策定するさいに、まず「あるべき姿」と現状との乖離を認識して、問題点を挙げる。
2.次に、問題点を解決するためにどんな課題があるかを挙げる。
3.さらに、2で挙げられた課題を解決するためにどんな課題があるかを挙げる。
4.以下、一つの課題を解決する際にどんな課題があるかを挙げてゆく・・・
5.挙げられた「課題」に対して、ひとつひとつ「解決策」を考案し、貼り付けてゆく。
・・・と理解しておりますが、まず、ここは正しいでしょうか。
次に、この「課題」をつぎつぎにばらして列挙してゆくときに、上位の課題に対していきなり下位の課題を挙げることは難しく、まず最初に上位の課題の「発生原因」や「解決策」を考えた上で、その解決策を実行するための阻害要因となるものを「課題」と定義してどんどんばらしてゆくと思うのですが、ということは、その上位の課題をひとつ下位の課題へとばらす時点で、すでに上位の課題の「解決策」は頭の中で考えられていることになり、課題が出尽くしたあとでわざわざ改めて解決策を張り付けるなどということはずいぶん非効率な作業のような気がしますが、この考えはおかしいのでしょうか。
以上です。どうぞよろしくお願いいたします。