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鉄道の踏み切りで道路が狭くなる
道路は踏み切りに差し掛かると道路の幅が狭くなっていませんか。歩道の部分なんて全く無くなっているケースもあります。踏み切りを通過するとまた元の道路幅に戻っている。これってなぜですか? 道路の拡張に遮断機の幅が追い付いていないからですか?
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道路の拡張に、踏切の拡張が追いつかないからです。 踏切は遮断機を移動させればOKという物ではありません。 普通、踏切の拡幅で一番工事費がかかるのが電線路ですね。 踏切の両脇にマンホールを作って、踏切の下だけは地下を電線が通るしかけです。 踏切を広げるには、そのマンホールを新しく作らなければいけません。 古いマンホールも取らなければならないし… しかも、今使っている電線は1本も切断できません。 終電後に、少しずつ切り替えるしかありません。 もちろんその他にも、踏切の下の線路の部分は特殊な構造ですから、それを作り直すのにも金がかかります。 また、踏切のすぐ脇に鉄柱が照っていたら、これも立て替えです。 新しく線路を建設するならば5メートルの踏切も10メートルの踏切も建設費はほとんど変わりません。 今現在電車が通っている5メートルの踏切を10メートルにする工事だと、新しく10メートルの踏切を作る工事費の3倍から5倍かかるのが通例です。
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専門家としか思えないような回答をありがとうございました。断面図でもあれば涙を流して喜びます。