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”こしょう”表示の踏み切り事故について
少し古いのですが、愛知県で、遮断機がおりていて、電車が遅れていた関係で長い間開かなかったので、自転車に乗っていた60代の女性が、踏み切りを上げて無理に渡ろうとして、遮断機の棒に自転車を引っ掛けてとまどっていたところ、電車にはねられ死亡した、という事故があったかと思います。 その踏み切りは、壊れていなくても、15分以上開けられないと、平がなで”こしょう”と出るとのことで、亡くなられた女性も、「この踏み切りは故障している」と言って渡っていったとのことでした。JRでは、そのような踏み切りの表示のシステムは、今のところ直す予定はない、とのことでした。 NHKのニュースでは、それを良い、とか悪い、と批評することはなかったのですが、それをきいた第一印象は、なんと痛ましい事故だ、確かに、JRは100%悪いとは思わないが、過失はあるだろう、というものでした。自分がもしそこにいたら、朝のラッシュでもない(確か夕方5時ごろ)のに、15分以上渡れなければ、相当イライラすると思います。 僕はこのニュースを聞いて、少しいきどうりみたいなものを感じてしまったのですが、皆様はどう思われるでしょうか?(NHKのそのニュースしか見ていないので、他局のニュースやその後のワイドショー等では別の見方の報道をしているのかもしれませんが)
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本来、故障表示はまだ信号の信頼性が低かった頃に、表示することにより近隣より通報してもらったり、暗黙的に自己責任で安全を確認して渡ってもらうためについていました。(遮断機の無い踏切が一般的な頃のことです) ですから、暗黙的な部分で、安全確認を怠った女性の責任もあるため、良い悪いの批評を一概に言えない部分があります。 これは私見ですが、最近の日本人は機械を信用しすぎていて、「自分には分からないけど誰かが安全にしてくれているのだろう」と、安易に推測しすぎるような風潮があるように思います。 六本木ヒルズの回転扉の事故・昨日判決のあったニアミス・そしてこの遮断機の事故など、複雑なシステムの中で、何かあったときだけその危険性について騒がれ、設計者や管理者が責任をとらされるような風潮は危険だと思います。 ですので、なくなられた方には気の毒ですが、少なくとも60歳代であれば、十分な自己管理能力を有していたと思われます。
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「こしょう」という表記が適切であったかどうかはともかくとして、 踏切を横断する際に左右を確認するのは、 信号がない交差点で左右を確認するのと同じように、 常識だと思うんですよ。 そう考えると、お亡くなりになった方には大変申し訳ないのですが、 「自ら蒔いた種」といわれてもやむを得ないかな、と思います。 15分待たされてイライラしていた(であろう)心情は理解できますけどね。 その踏切がどのような場所に設置されていたのか知らないのですが、 仮にカーブの途中などで左右が見渡せないのであれば、 なおさら安全確認が必要だと思いますし。
お礼
a_liar様や他の方の回答を見て、しばらく時間を置いてみて、自己責任の部分が大きい、と考え直しました。 回答をふまえて、折を見て、自分の中で考えてみようと思います。どうもありがとうございました。
補足
確かに、他の補足でも書いたとうり、あれだけの物体が走ってくるのですから、注意して渡るのは当然かと思います。実情を見ていた訳ではないので何とも言えませんが、余程ご本人が混乱していたのか、周りが止められない、等いくつもの不幸が重なってこういった事故というのは起こってしまうのだろうと思います。 正直、道路横断よりも、もしかしたら渡った方の責任は大きいと思います。 が、故障でないものを故障と表示するというは、今の時代にはちょっと・・、という気もしませんでしょうか。それが安全とは直接関係なくても、そういうものだとわかっていなければ、混乱してしまう気もします。
- grumpy_the_dwarf
- ベストアンサー率48% (1628/3337)
もしも本当に遮断機が故障していたとしても、それは通っても安全 という意味ではありません。遮断機が機能していないのなら、遮断 機のない踏切や信号機のない交差点と同じことで、安全を確認する 義務は横断者にあります。安全確認を怠った歩行者が、それでなく とも強風で乱れていた列車ダイヤを混乱させた事件だったんです。 JR東海は、「故障表示中でも渡るな」という看板を設置しつつあり ます。他のJR各社は表示そのものをなくし、異常なのか異常でない のかも判らなくしています。どっちがマシなのかは民度に依存。
お礼
しばらく置いて考えると、自己責任の部分が大きいと考え直しました。どうもありがとうございました。
補足
>安全確認を怠った歩行者が、それでなく とも強風で乱れていた列車ダイヤを混乱させた事件だったんです 最近(10年かそれ以上)、都市と近郊を結ぶ路線は郊外の人口の増加のせいか、開かずの踏切が23区内でも多いようです。そのせいか、出勤途中の人は、自分で開けて渡っていますね。自分でも必要になればそうすると思います。他の方が書かれているとおり、自己責任の部分もあると思います。 ただ、それ以前は、開かずの踏切と言う物は、少なくとも自分の地域ではなく、朝のラッシュでも10分待てば通れたように思いますし、無理に渡る人も今に比べれば大変少なかったでした。 >JR東海は、「故障表示中でも渡るな」という看板を設置しつつあり・・ あまり回転の良くない自分の頭でも、”こしょう”表示は、故障以外でも、何らかの事情で長時間踏切が開かなくても出る、ということはニュースを見てわかりましたが、わからない人も中にはいるのではないか、という気もします。 費用的なことで難しいのかと思いますが、”こしょう”以外の表示も状況に応じて(他の電鉄では、電車が来ます、という表示があったかと思います、それ以外は出ないのかもしれませんが)だせるほうがいいかと思います。 >他のJR各社は表示そのものをなくし、・・ 表示自体はあったほうがいいかと思います。間違われるからなくす、というのはちょっと・・。人命にも関わることなので、将来的には電車にとっても、待たされる人にとっても、もっと良い方法が出てくるのだろう、そのように思います。
- pens
- ベストアンサー率14% (26/180)
こんにちは。 私は事故とJR東海の発言が信じられませんでした。 JR東日本で問題になっときに全国で変更した物と思ってましたから 変更する気が無いという東海の話は酷すぎます。 もともと私は踏み切りと縁が無いのでこの表現を知りませんでしたが 同じ様なことが道路の信号であったら皆さん渡りますよね、車だって進みますよね、ただ道路は来る側も安全確認してますが 電車は踏み切りが閉まっていれば気にもしてないし気を付けても止まれないですね 「こしょう」って誰もが壊れていると思うに決まっています、これをずーーっと放置してきた国鉄&JRがおかし過ぎですよね。 酷いと思います、事故は相当JR東海に責任があるし 変更しない事は許せないです。
お礼
私も最初、JRの責任も大きい、と思いましたが、他の方の回答を読み、しばらく置いて考えると、自己責任の部分も大きいと考え直しました。 ただ、東京辺りでも、朝、踏切がなかなか開かないのは、大変だな、と思っています。 でも、私のように、頭の回転が悪いと、いらいらしていると「こしょう」の表示を見ると、本当に故障していると思ってしまうかな、と感じます。 回答ありがとうございました。
補足
私も最初、回答者様がおっしゃられるような印象をもちました。 ただ、冷静に考えると、他の方がおっしゃられるように、電車のような物体が走ってくるのに良く確認せずに、また音、振動等感じるかと思いますが、よほど気が焦ってしまうのかな、とも思いました(他の歩行者による踏切事故も含めて)。 私も最近はあまり徒歩や自転車での踏切の横断はしないので、うろ覚えですが、近くの踏切(東京23区北部の私鉄です)でも、”こしょう”の表示はともかく、それを表示することも可能と思われる電光掲示板はあったかと思います。
- hallis
- ベストアンサー率27% (331/1213)
JR東海以外のJR東日本、西日本などでは踏切の「こしょう」の表示は変更などの対策を既に進めていたり、変更を決定しています。 私の知りうる限り表示そのものの変更等について否定的なのはJR東海だけです。 JRグループ各社で対応に違いがあるので念のためコメントさせていただきました。
お礼
自分は普段踏切を渡ることが少ないので、実感がなかったのですが、ラッシュ時の踏切が開かないのは、大変だなと思っていました。 そんな中この事件を聞いていたたまれないような気持ちになったのですが、しばらく置いて考えると、皆様おっしゃるとおり、自己責任の部分が大きいと思いました。回答ありがとうございました。
補足
>否定的なのはJR東海だけです この事件がきっかけで、少し変わるかもしれませんね。 報道記事を確認したところ、JR東海の運行している、中央本線だとのことでした。そこまで考えずに投稿してしまいましいた。どうもありがとうございました。その場の状況を良く考えてみれば、その場に居れば、故障ではない、電車が途切れずに来ている、とわかるかと思いますが、冷静じゃなかったり、慌てていたりすると良く状況を見ずに遮断機を上げたくなってしまう、また、とにかく故障だから、と渡ってしまう気もします。 JRの他社では、すでに対策中、又は決定しているとのことで、良かったと思います。
お礼
私も、皆様の回答を見て、しばらく置いて、自己責任の部分が大きい、と考え直しました。回答ありがとうございました。
補足
>本来、故障表示はまだ信号の信頼性が低かった・・ そういうことだったのですね。わかりました。ありがとうございます。 >暗黙的な部分で、安全確認を怠った女性の責任もあるため 確かに、あれだけの物体が走ってくる訳ですから、自分の身を守ることもあり、おかしいな、と思っても確認はする必要がある、と思います。 >これは私見ですが、・・ >ですので、なくなられた方には・・ 六本木の回転事故は、親御様が注意してみていなかった(注意はしていたのかもしれませんが、結果として注意不足だった、子供を抱えてはいる等するなど、または危なそうな物に対応するときは子ども自身で注意する)と、会社側だけのせいではない、と他の人も言っていました。 ただ、ニアミス事故は、管制業務というのは、非常に専門性の高い業務かと思われ、私のような者ではわかりかねますが、操縦士もしくは旅客機自体の要因もあるのかもしれませんが、10Mまで近づいたというのは問題にすべき事柄かと思います。 >なくなられた方には気の毒ですが・・ 私も、通常でしたらそう思うところもあるのですが、身内に高齢なこともあって、同じようなことがあったらもしかしたら・・、ということもあるので、心配にはなります。