>精子・卵の染色体の組み合わせがそれぞれ2^6,2^7
単なる間違いではないでしょうか?
実際に解答を求めてみましょう。
例えば常染色体1がA-B間で乗り換えを起こし、
相同染色体のその位置にa-bがあったとすると
A-B, a-bの他に乗り換えでa-BとA-bが生じます。
その組み合わせはA-B,a-B,A-B,a-bの4通り(=2^2)。
これが基本になります。
(1) メスの場合
メスは常染色体1,2,3と性染色体Xがそれぞれ2本ずつ。
各相同染色体でそれぞれ特定の位置で1回だけ乗り換えが生じた場合
常染色体1,2,3と性染色体X、それぞれが相同染色体をもっているので
それぞれが乗り換えを起こせます。
この現象が性染色体Xを含む4組の染色体で起こるので
その組み合わせは2^(2*4)=2^8=256通り。
(2) オスの場合
オスは常染色体1,2,3がそれぞれ2本ずつ、性染色体XとYがそれぞれ1本ずつ。
ポイント:XとYは相同染色体ではないので乗り換えは起こりません。
(転座が起これば話は別ですが、この問題の趣旨には合いません)
3組の常染色体で乗り換えが起こるので
その組み合わせは2^(2*3)=2^6。
これに乗り換えを起こさないXYの組み合わせ2^1が加わり、
合わせて2^7=128通り。
問題集の解答でも間違いはあるものです。
落ち着いて対処しましょう^-^
***
なお質問者さんには全然関係ない話ですが、常識的な話として
公的研究機関では一般教養の個別指導には対応できません。
対応したい気持ちはあるのですが、業務に支障が出てしまいます(汗)
お問い合わせ先はあくまで業務上のものであることをご留意下さい。