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化学物質の燃焼について
エンジンオイルなどに添加されているZnDTP(ジアルキルジチオリン酸亜鉛)は、燃焼するとどの様な物質に変化するのでしょうか? 触媒にも悪影響があるような話もききますし、どの様な物ができて影響をあたえるのか興味があり、質問させていただきました。 モヤモヤをスッキリさせる為で申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
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燃焼というのは、激しい酸化のことだったと思いますが、ZnDTPが酸化するのかどうかは良く分かりませんでした。 熱が加わるとばらけて(ばらけた物が耐摩耗性などを発揮するようですが)、いわゆるスラッジとなり油を汚す。このスラッジが目詰まりなどを引き起こすので防止剤を入れるが、これが他の汚染物がフィルタにかかるのを阻害する(オイルの汚れがひどくなる)かつ、オイルの酸化を促進する。そのためにオイル交換の間隔を短くする必要がある。 それから、リンは触媒の貴金属を損ねて浄化寿命を縮る。 といったことで、使う量を少なくしようということのようです。 クルマ用のオイルの多くは最新の基準をクリアしているようですが、バイク用はこいつに頼る部分も多いらしく、昔ながらの含有率のものもまだ多いとかなんとか。 ちなみにZnDTPは、あまり良く分かっていないところも多いようです。
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- santana-3
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今、市場にあるエンジンオイルで「ジアルキルジチオりん酸亜鉛」を添加している物はありますか。 ブローバイから触媒を腐食させる弊害があったようですが。 今、 「ジアルキルジチオりん酸亜鉛」を含んでいる物はSTPの青い缶だと思います。 前は「パーカライジング処理」の為に「ジアルキルジチオりん酸亜鉛」を使用していましたが、今はどうなんでしょう。 「りん酸亜鉛」自体は潤滑で利用されてきましたが、環境規格のオイルでは「脱・りん酸亜鉛」の方向ですから、燃焼すると環境に良い事はないのでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございました。 質問の物質が直で悪影響を与えるのか、変化して与えるのかを知りたかったのですが。 とにかく、脱・りん酸亜鉛の方向なのですね。
お礼
エンジンオイルには使用されなくなりつつあるのですね。 なんとなくイメージがつきました。ありがとうございます。