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一般的な建物って縦揺れと横揺れのどちらに強いのでし

一般的な建物って縦揺れと横揺れのどちらに強いのでしょうか?

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noname#221368
noname#221368
回答No.1

 実際に計算した事はないのですが、もしかすると横揺れに強いかもしれません。理由の一つは、通常の地震は横揺れがメインだという考えが支配的で(ほとんどのケースで正しい)、横揺れに対しては歴史的にも色々な対策が考えられてきたからです。  もう一つは前の裏返しで、縦方向の荷重は自重が支配的なので、それに対して過大にも過小にもならないちょうど良い設計をしようとするからです。つまり縦方向地震力が自重と同程度になった場合の結果は、「?」という訳です(^^;)。  上記の代表的例外かも知れないのは、直下型の大規模地震であった阪神淡路大震災です。直下型だったので、縦揺れの地震力が少なくとも発生直後は、横揺れに匹敵するものでなかったのか?、という意見もあるのですが、確認されていません。よって阪神淡路をきっかけとして改訂された耐震設計法も、やはり横揺れを対象としています。  自分はもう一つ縦揺れに関する事例を知っていて、それは10年くらい前の風台風時に起きた事件です。風台風とは、雨を降らせないくせに、やたらと暴風を吹きまくる台風の事で、この頃から異常気象が常気象になりそうだと思っていたのですが、この予感はそんなに外れませんでした。  下からの暴風に吹きまくられて、橋桁(橋の道路部分)が橋脚からすぽっと抜けて、海面にきれいに着水した例があるんです。直後の現場写真は、橋桁が海面に浮かぶ高速道路のようで、妙に綺麗でした(^^;)。  この時何が起こったか、想像してみて下さい。橋脚をバネモデルにおきかえると(ふつうのバネでOK)、橋桁が吹っ飛んだ瞬間に橋脚は、橋桁の重量で縮んでいた分、橋桁載荷前の長さまで当然戻りますが(自然長)、動的に考えるとそれだけでは済まず、縮んでいた分だけ伸びるんです(動的に)。橋脚はたいてい鉄筋コンクリート製ですが、コンクリートが最も苦手とする引張力を受けるという事です。その大きさは、橋脚重量に匹敵する橋桁重量です。  こういう事態を、現行の構造物は考慮していないと思います。そうならないように色々手を打つ訳ですが、風台風は想定外でした・・・。

nazeka2014
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 縦揺れですか・・・

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