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バッテリーの液の減り具合
以前から不思議に思っていたことです。 12Vバッテリーは、6つの電槽に分かれていますが 補水するとき、ほとんどの場合液の減り具合に差が あるのは、なぜですか?
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独立した6個の製品を、1個のパックにしています。 中で液が繋がっているわけではありません。 電気配線だけ繋がっています。 電極それぞれが別の製品ですから、当たり外れもあります。 なので、使用による劣化の具合も製品ごと違います。 なので、抵抗値もそれぞれのセルで変わってきますから、液の蒸発具合も違ってきます。
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- oska
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>12Vバッテリーは、6つの電槽に分かれていますが その通りで、1つの電槽が2V。6つの電槽で12Vと成っています。 >補水するとき、ほとんどの場合液の減り具合に差があるのは、なぜですか? 各電槽(以後セルと称す)は、独立した箱になっています。 振動によって、バッテリー液が隣のセルに移る事はありません。 また、サルフェーション現象の増加でバッテリー液が減る事もありません。 質問者さまもご存知の様に、バッテリー液は硫酸+真水(蒸留水)=希硫酸ですよね。 硫酸は、蒸発する事はありませんからセル内で減少する事はありません。 が、真水は蒸発します。 各セルには、真水の蒸発によるセル内圧力上昇を避ける為に「小さな穴」を開けています。 ※圧力を逃がさないと、セルが最悪爆発。 この小さな穴から、蒸発した真水=水蒸気が出て行きます。 各セルの環境は、同じではありません。 エンジンの熱・外気の熱・空調の熱などの条件で、色々異なっています。 環境が異なるので、バッテリー液の減り具合が異なるのです。 蒸発して減少した真水は、その分だけ真水を補充する必要があるのです。 余談ですが・・・。 バッテリー強化液なる物は、基本的に効果がありません。 ゲルマニュームは、確かに電気の流れを良くする効果はあります。 が、基本のセル内の電極が劣化すれば「バッテリー液内の電気の流れが良くなっても意味がない」。 どうしてもバッテリー強化液を利用したい時は、「サルフェーション現象対応」の商品を選んで下さい。 嘘か真か、説明書には「サルフェーションを除去します」と書いてます。^^; バッテリー内の電極に付着したサルフェーション(硫酸鉛)は、電気を通しません。 ※バッテリー液内の電気の流れが良くなっても、電極に電気が流れないと意味がない。 ※(オルタネータや充電器から)バッテリー充電中は、何もしなくても化学反応で硫酸鉛はバッテリー液に溶けて無くなります。
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詳しいご回答ありがとうございました。
- ueshita123
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揺れで、液が飛び出して隣の液層に入っちゃうからです。
お礼
ありがとうございました。
- tpg0
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こんにちは。 12V電圧の鉛蓄電池(バッテリー)は、ご存知の通り6つのセル(1セル=2V)が直列接続になってることで12Vの電圧になります。 バッテリー液(電解液=希硫酸=H2SO4)が減るのは、過充電状態になると鉛(Pb)電極に化学反応してた硫酸成分の電気分解は終わってますから、希硫酸に含まれる水(H2O)の電気分解になるので電解液の水分が減ります。 バッテリーが新しい間は鉛電極の劣化はないので電解液の減り方に顕著な差はないはずですが、使い込んだバッテリーでは各セルの電極劣化(サルフェーション等)に差が生じますから、各セルの満充電状態になるのも差が生じます。 この、満充電状態後にも充電が続くと過充電になり電解液の水分が電気分解によりなくなりますから、ある程度使い込んでるバッテリーを過充電させると電解液水分の減り方に差が生じることがあっても不思議ではありません。
お礼
詳しいご回答ありがとうございました。
お礼
わかりやすいご回答ありがとうございました。