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イジメ問題対策
ようやく、政府もイジメ問題対策に本腰を入れましたね。 さて、日本人は 因果応報と勧善懲悪でしか考えられない人が多いですが、イジメ問題ではもっと複雑だと思います。例えば 次のケースです。 (1) イジメられっ子が さらに自分より弱い子をいじめた場合。 (2) イジメっ子が イジメられっ子に 万引きや 同級生の女の子への痴漢を強要した場合。 (3) 犯罪者の子供がイジメられた場合。 それらの いじめに関しては子供の問題という決め付けが先行して、実態が見えなくなっているように思います。 いじめというものが重く取られてないから被害者の救済も重要視されていない、表裏一体の問題だと感じます。 まず、いじめたものを厳しく罰することが大前提です。 というかタバコ程度で停学や退学ならいじめをしたら死刑だと思うんですがね。 それから教師にしても教師以外からいじめが発覚した場合は、生徒からの信頼が低く、問題解決能力に乏しいとして減給なりすれば教師も積極的にいじめの情報を集めたり、生徒の動向を細かく見るでしょう。 それから体罰は反対ですが、かといって学校側が権限がないと釣り合いが取れないので問題のある生徒はバンバン退学させればいいと思います。 いじめがなくならないのは解決できる能力がないといじめられている側が思っているからでしょう。 ちゃんと告発すればいじめっ子は退学および接近禁止命令を出されて2度と会うこともないと分かり、教師も積極的に解決してくれると分かれば自分で抱え込むことも少なくなるかと思います。 これで いじめはなくなると思いますか?
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- unknown36
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>これで いじめはなくなると思いますか? 残念ながら、それだけではなくなりません。いじめの厳罰化と言う事自体に関しては全面的に賛成なのですが、これが厄介な事に『いじめを捏造する新たないじめ』を生み出してしまいます。 つまりは、何もしていない無実の人を大勢でよってたかって『いじめをした人』に仕立て上げ、退学に追い込むという事ですね。厳罰を逆用した悪質ないじめと言う訳です。現実社会でさえも冤罪事件であふれてるのに、事実関係を正確に把握する事が学校社会と言う閉鎖的な世界の中では相当困難になるケースも珍しくないでしょう。 まして、教師もいじめに加わるような事もあれば、学校側に与えられた権限ですら、加害者側に利用されてしまう事になるでしょう。無実を訴える生徒を有無を言わさず権限を持って退学にするというふうにね。 そういった意味で、いじめに対する厳罰だけでなく、いじめ問題に関する虚偽申告にも相当の厳罰を課す必要もあると思いますが、事実関係を正確に把握でき公正に裁ける第三者機関の介入でもない限り『どうせ嘘はばれないだろう』とタカをくくって、いじめたり、いじめを捏造するような輩はなくならないでしょうね。これがいじめ厳罰化をする場合の最大の課題だと思います。 最も、子供は大人の背を見て育つと言いますから、学校社会に特化してのいじめ対策に限定せず、増税で国民をいじめたり、公約で嘘ついても何のペナルティーを負わない政治家を見せしめに厳罰を課す方が先かも知れませんが(笑)
- beest002
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ん、結果はわからないけど (1)に該当で、あまりにも情けない奴だから 弱い(てか無関心な私に)更に世の底辺を見せて絶望させて鬱気分にしてくれちゃった奴・・・。 数年後ファミバイト中の私は 奴の変わらないスタンスを見た。 厭な奴の事を 『卑屈なキモさ、なんなの?』 とか言葉にできて かつ告発出来るなら したと思う。 でその家でも親でも、理由がわかれば負の感情もよい方向にシフトしたかもしれない・・。 やっぱりトーク力は授業に組み込むべきなのかもね・・。外国のように。 でもアメリカでもイジメはあるしなぁ・・・
すいません。もう少し詳しく書きます。 「消極的自由」は政治学などででてくる用語です。~からの自由とされ、不干渉的ですね。 「積極的自由」は~への自由とされ、自己実現に関係します。ですので、所得の少ない家庭は自己実現する金銭が不足した場合、不自由になるから政府が介入しようとかにつながります。 結局、いじめや差別などはやはり消極的自由に対しての成熟度がないか、もしくは理論に無理があるから。 ですので、そういった風土がおこります。 同じ集団で援助するのが日本のムラの思想であって、攻撃しあうというのはやはり少しおかしい、異常でしょうね。 ですので、介入はありだと思います。また救済は必要ですよ。実は最近は経済原理が重要なんじゃなくて刑法やそういった概念が重要なんだと思います。救済は被害者学の範囲です。 さらにそれをみれば、どういう概念で罰することが重要か見えてくるかもしれません。
自由の概念が消極的自由と積極的自由にわける考え方があります。 日本って自由の概念が昔は積極的自由だったのが最近、自由=消極的自由になってます。 小沢さんが自民党をとびだしたのも消極的自由を目指してとか。日本人は一種のあこがれを抱くんだと思うんです。 消極的自由は形式的ともいいます。 消極的自由は新しいものではなくて昔のリベラルの概念をそもそも再度という感じのものです。 アメリカではリベラルと共同体主義の論争があったようですが、日本では村から企業へ共同体が移行しましたので、共同体について問題意識なくきたと思います。 集団を維持するにはとかいう問いかけが必要なんでしょうね。 欧米のほうがかえって、組織への満足が高いというアンケートを見かけることもあります。 自由だからいじめもなんでもありというのはおかしいですね。私はそこらへんに問題があると思います。
お礼
回答ありがとうござます。 ちょっと抽象的なので、もっと分かりやすく解説頂ければ助かります。
- tzd78886
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厄介なのは、大人社会と同じで「大ボス」が自分で手を下さずに「舎弟」にいじめをさせていた場合、教師にはまずわからないことです。 「舎弟」は実際には被害者かもしれないのに、見た目はどう見ても加害者ですから退学処分になって、「大ボス」は平然と卒業できる可能性が高いでしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 なかなか鋭いですね。イジメって、単純に加害者・被害者って分けれないと思うんです。 同じ人が状況次第で イジメっ子にもイジメらっ子にもなりうりますから。 例えば、中学校や高校でも1年生の時は2年生にイジメられていた生徒が 今度は自分が2年生になると1年生をイジメることって日常茶飯事ですからね。
お礼
回答ありがとうございます。 >いじめ問題に関する虚偽申告にも相当の厳罰を課す必要もあると思いますが、 厳罰というのは 医療における薬と似ているかもしれません。薬は病気を治す有効な手段ではあっても問題も大きいみたいな。 ですから、皮肉なことに、これすら 『いじめを捏造する新たないじめ』を生み出し、また その対策も 『いじめを捏造する新たないじめ』になる可能性が高いんじゃないですか? 病気を治すために薬を飲み、副作用が出れば それを抑える薬を飲み、そして その薬の副作用を抑えるために また別の薬を飲むというように。そうして、薬漬けになって体が徐々に蝕まれていく。 いじめも同じように 厳罰漬けになって 結局 人の心が荒んでいく・・・・ >最も、子供は大人の背を見て育つと言いますから、学校社会に特化してのいじめ対策に限定せず、増税で国民をいじめたり、公約で嘘ついても何のペナルティーを負わない政治家を見せしめに厳罰を課す方が先かも知れませんが(笑) 結局、こういうのも イジメっ子の思想ですよ。中学校や高校で 1年生をいじめた2年生を 正義を気取って いじめる3年生みたいなものじゃないですか? 結局、私もunknown36さんも イジメ連鎖の一員で何もできないのかもしれません。