中国 防空識別圏運用は何時?

質問

中国が、一方的に自国の防衛識別圏を発表しました。日米はこれに反対ですが、民間機は、各国提出し、これに追従するように、アメリカも民間機には、特に規制はしていません。日本のみ、自衛隊と民間機双方に、中国に、報告、提出する必要もないとの態度で、アメリカも防衛識別圏は良いが、運用はするなとの事だと思うのですが、既に発表時点で、中国は運用を開始したと思って良いのでしょうか?それとも、現段階では運用しておらず、これから先どうするか?と思案中なのでしょうか?今現在、日米に勝てると思っているのは、人民解放軍のみで、共産党幹部内では、相当困っているのでしょうか?

回答No.5

key00001 · ベストアンサー

> アメリカも民間機には、特に規制はしていません。

日本が強硬で、アメリカが柔和と言うのは、ちょっと予想外でした。

アメリカとしては、「キ〇ガイの中国人は、何をするか判らない」と言う判断で、普通なら日本も、「航空会社の個別対応は、政府が口を出すことではない」などと、お茶を濁しそうですが・・。

カッコイイ！とは思いますが、中国もこと日本に対しては、何か仕掛けてくる可能性はあるかも知れず、裏目に出なけりゃ良いですね。

> アメリカも防衛識別圏は良いが、運用はするなとの事だと思うのですが、

識別圏の設定は自由だし、運用も基本的には自由かと思いますよ。
ただ、領空侵犯じゃあるまいし、飛行計画を提出せよだの、実力行使を示唆するだのは、「アホか？」と言ってるのですよ。
即ち、勝手に領空ゴッコをするのは良いけど、「他人に迷惑を掛けるな！」と言うことです。

> それとも、現段階では運用しておらず、これから先どうするか?と思案中なのでしょうか?

コチラでしょうね。

防空識別圏を設定し、日本を刺激してはみたものの、日本どころか、あろうことか属国の韓国を含め、ほぼ世界中から反発を食らい、政府としては困っているでしょう。

中国は対外的には必至で一枚岩を演出していますが、内情は常に足の引っ張り合いであり、対立陣営が人民解放軍を使って揺さぶるのが常套ですが、この人民解放軍が乱れまくっている様です。

人民解放軍は、自衛隊やら米軍などの「普通の軍隊」のイメージで考えられる軍隊ではありませんから。
突撃命令を下したら、自陣に突撃しても不思議じゃない軍隊です。

そんな人民解放軍に、防空識別圏の「運用」を命じたら、第三次世界大戦の引き金になりかねませんので、共産党幹部が頭を悩めていることは、想像に難くありません。

一方で、冒頭に書きました通り、キ〇ガイ軍隊がどの様に暴走するか判らないので・・。
アメリカの柔和な対応が、実情に即した合理的な判断で、日本の強硬姿勢は、ちょっとリスキーと感じます。

お礼

ありがとうございます。ご心配には要りませんよ。ただの中国ですから。

回答No.4

dragon-man

皆さん防空識別圏を誤解されています。防空識別圏は領土や領空とは違います。領空（これはどこの国にもある。領土領海の上空のことです）に接近してきた国籍不明機を、防空のために領空に侵入する手前で補足認識する空域のことです。ですから防空識別圏を設定したと言うことは、その空域に入った不明機を絶えずレーダーなどで補足できなければ意味がありません。日本の場合はそれが可能になっていて、不明機があればただちに自衛隊の戦闘機がスクランブル発進して領空への侵入を防いでいます。日本以外の国ではそれに応じず領空に侵入すればただちに撃墜されます。日本は憲法９条があるから出来ません。

民間航空機は防空識別圏とは無関係に、国際規約に基づいて飛行前に通過する国のＦＩＲ（情報区）に飛行プランを提出していますから、国籍不明機ではありません。中国の場合、それを受け持っているのは上海ＦＩＲです。つまり民間航空機は防空識別圏の対象外なのです。それなのに民間機に飛行プランを出せと言うのは、中国空軍の軍人が国際常識がないのです。そう言う非常識な国なので何をするか分からないと、アメリカ政府も民間航空会社に対して一応の気配りをしています。

中国の場合、防空識別圏を設定したと言うことはその空域をすべて地上レーダーや哨戒機で補足できていなければなりません。補足した航空機が国籍不明機なら、ただちにスクランブルをかけて領空への接近を防止しなければ意味がありません。今までの経過を見ていると、どうもそれが出来ていない。米軍のＢ５２や日米軍の軍用機がたびたび侵入しても何もしていません。おそらく今回の識別圏が地上レーダーではとらえられない遠距離で、かつレーダー監視の出来る哨戒機を２４時間運用できていないからでしょう。つまり、防空識別圏とは名ばかりで、実効など無視した政治的プロパガンダに過ぎないのです。

軍の非常識と世界中から浴びせられた非難の間で共産党政府はさぞ困っていることでしょう。

お礼

ありがとうございます。お粗末な探知能力しか無い事に、米は安堵してるんでしょうね。余裕コク訳です。

回答No.3

gouzig

防空識別圏と領土、領海、領空はまったく別のものです。

領土、領、領空海は自国のものですが、防空識別圏はもっと広く設定しています。ですから他国の航空機が防空識別圏に入ってきたからといってスクランブルしてすぐに撃墜するものではありません。防空識別圏はあくまで識別するだけです。そして領空に近づこうとした場合に警告を出します。

中国は防空識別圏を発表しただけで実質的にはまだ何もしていません。広報活動をして日米の反応をみているのでしょう。いずれにしても発表したメリットは何も出ないでしょう。

お礼

ありがとうございます。だいたいが根本的に判ってない事が問題ですよね。

回答No.2

Epsilon03

報道によると中国は防空識別圏を設定した事で自国の領空とアピールしたかったらしいですが、防空識別圏と領空を
一緒と考えて居たらしいと言う恥ずかしい結果を世界に曝してしまった。
中国が飛行計画の提出を求めたのは、識別能力が無いと言う裏返しでしょう。
民間航空機は識別信号を出していると思いましたが、その信号を解析すれば何が飛んで居るのかは判るはず。
人民解放軍（中国共産党軍）は軍備も新しい最新の物に入れ換えているでしょうから、過信もあるのでしょう。
それに軍部が政治的発言も表だって行ってきていますので、中央の共産党もコントロール出来なくなってきている。
その為に後追いの様に軍部の発言を擁護し、力が逆転しつつあるのを悟られないよう強気発信しているとも思われます。
共産党幹部は実際困っているでしょうね。

お礼

ありがとうございます。なるほど、軍部の勢いに押され加減なんですかね。

回答No.1

noname#187562

日本は自国の防空識別圏内でありその下は自国の領土です。

中国の狙いは、その提出により実効支配とでもいいたいわけですが。。
そのため、日本側が提出することはありえないことは最初から読んでいます。

早い話が、もともと中国の領土じゃないので困る必要はありません。
いやがらせで困っているのは日本のほうです。
加害者＝中国　被害者＝日本　ですから。

お礼

ありがとうございます。