走ると副腎皮質という器官が刺激を受けてアドレナリンというホルモンが分泌されます。
アドレナリンによって身体の筋肉が活性化され、体温上昇します。
同時にそれらの運動を支えるために肝臓に蓄積されているグリコーゲンが血液中に放出され血糖値が上がります。
血糖値が上昇すると空腹中枢からの空腹信号が出なくなります。これで空腹を感じなくなります。これがあなたの質問に対する回答です。
あとはおまけの情報です。
アドレナリンが分泌されると交感神経という自律神経も優位になります。交感神経/副交感神経は体のリズムを司る神経で、交感神経が優位になっていい時間帯があります。
夕飯直前のお腹が空いた時間帯は、その交感神経が優位になっていい時間帯の一つなので、そこで運動をするというのは大変理にかなっています。
ちなみにその時間帯にお腹が空いていたということは、運動する前血糖値が下がっていたということですが、そのような時間帯にはグルカゴンというホルモンが分泌されています。このホルモンは体脂肪に働きかけて脂肪を中性脂肪の形で血液中に遊離せさます。つまり脂肪燃焼しやすい状態でもあります。
ということで、その時間帯に運動するといろいろといいことがあります。ー
お礼
ありがとうございました。