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集団行動は生徒の拘束が目的?
- 学校の集団行動では、「気をつけ」や「休め」の姿勢とかを指導でさせられます。
- 「休め」の姿勢は、号令が掛けられたら、足を開いて均等に体重をかけて、両手を後ろで組んでその姿勢を維持し続けるものです。
- 「休め」の姿勢って、生徒を取り締まる効果もあるんじゃないかなと想像してしまいます。
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考えてみたんですけど、この姿勢にはどういう意味があるんだろうと思いました。 →当たり前と思うこと、みんなが疑問に思わないところに目をつけることは大事です。 次の行動に移る号令があるまでこの姿勢を解くことは許されない訳ですから、実質拘束されてるのと同じじゃないでしょうか? →その通りだと思います。「休め」というのは、「気をつけ」ではないという意味であって、地面に寝そべったりしてはいけません。 まるで軍隊みたいだな、とも思ったりします。 →学校には軍隊から受け継がれただろうことがいろいろあると思います。(戦後生まれですので、偉そうには言えませんが)。 今でこそ少なくなったのですが、選手宣誓というのを、「右手を上に挙げて」ひと時代はあちこちでやっていました。あれは、ナチスの敬礼の仕方ですね。それを疑わずに長い間やっていたわけです。回れ右とか、後向け後とか、そういうのは、まさに軍隊の訓練と同じようなものです。 もしその通りだとしたら、これを考えた学校は、生徒を統率するのに実に上手い方法を考えたなと思います。 →考えたのではなく、明治の頃の軍隊式訓練方が取り入れられてきたと言ってよいのではないかと思います。 私は、アメリカのある中学校で、1時間をとって学年全体集会をやったのを見たときのことを今でも忘れられません。体育館に生徒達が集まったはいいのですが、生徒達がおしゃべりをして全然やみません。先生たちは仕方ないというふうな感じで、別に怒ろうともしません。結局、15分だか20分だかがたってようやく静まってきたので、先生が出て来て、50分だか55分だかの3分の1以上が削れた状態で全体集会をやりました。 日本では考えられないことです。あのようなアメリカのやり方がよいのか、軍隊式の訓練法を取り入れた日本式の方法がいいのか。 あるいは、中国の小学校のようすを映像で見たことがありますが、今はどうなっているか知りませんが、そのビデオでは、英語の時間、生徒は椅子に行儀良く座り、片方の手を背中の後にやって、勉強しているのです。質問には手を上げて答え、実にはきはきとやっていました(そういうお行儀のよいところだけを外国に見せるのも中国のやり方ではありますが)。 どこまで統制していいかということになりますが、日本の会社社会なども統制がありますよね。外国人が、日本人が駅やバス停で整然と列を作って並び、電車では(だいたいは)降りるひとが先に降り、乗るひとは待っている。また、エスカレーターでは、片方は歩くひと、片方は歩かないひとと、誰が言うのでもなく、ちゃんと分かれているーーこれには驚きだというのです。 狭い国土にこれだけの人間がいる社会です。ある程度の統制がないと、逆に電車もバスもまともに乗れなくなるわけです。
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- potatorooms
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手を前で組むのは、これからあなたに手を出しますとの合図、後ろに組むのは、逆に、手を出「せ」ないようにしましたよ、との合図です。 ウェイターさんは、お客さんに関わる商売ですから、前で組みます。 警備員がお客さんが通るところにいるときは後ろに組みます。 後ろに組むことが失礼に当たるかどうかはケースバイケースです。 この辺の意味も知っておくといいかも。
お礼
再度の回答ありがとうございます。 前に組むのは、「これから手を出します」っていう合図なんですね。 後ろに組む場合は、「手を出せないようにする」わけですか。なるほど。 どっちの姿勢が適切かは、ケースバイケースということですね。
- rokometto
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おー 良い線いってますねー でもおしい! 政界は「周りが同じ姿勢をしてるので、自分だけさぼったりだらけたりしづらいから」です。 集団心理をうまく活用してますよね、言われてみれば。 指導というより調教ですよね、だって犬のお座りや伏せと何が違うのって感じですもの。 まあでも社会人としてやっていくには相手に不快な思いをさせないような態度や姿勢というのも確かに必要ですが。 ちなみに中高ではやたらタバコの害を教えるでしょ? でも実際はアルコールの方が人を直接殺してるし、無関係な人をたくさん巻き込んでます。 飲酒運転の事故はもちろん酔っ払いのケンカ、奇行、その辺に吐く、寝込む、からむ。 急性アルコール中毒なんかも毎年大学生なんかが亡くなってます。 なのになぜタバコの害ばかり言うのか? アンサーは「タバコが一番周りからばれやすく、学校が批判されるから」ですよ。 一時期不良の代名詞がタバコで、それに困った学校がいかにもタバコは猛毒だ! みたいな教育を始めたんです。 アルコールは学校で飲むつわものはさすがにそういなかったですしね。 ですからタバコをなくせ! と言ってる方々はその洗脳にしっかり乗せられた大人達とも言えます。 脳科学でいっても人体の防御機能を突破して脳に侵入する遺物は麻薬とアルコールだけですから。 まあ私はタバコもアルコールもやりませんが。 税金が上がるかどうかの時の罵り合いを冷めた目で見てます。 次は自分たちに返ってくるのにねと。
お礼
「周りが同じ姿勢をしてるので、自分だけさぼったりだらけたりしづらいから」 やっぱり、こう思わせるのが一番の理由なんでしょうかね。 穿った見方をすると確かに犬のしつけみたいなものですよね。 結局、「社会に出るにあたって、ちゃんとした姿勢や態度を身に付けられるように指導する。」この意見になるのかもしれません。 そういえば保健の授業なんかじゃ確かにお酒の害よりタバコの害を強調する先生が多い気がしますね。 特に、男子は「トイレに隠れて吸ってないか?」とか、しつこく問い詰められてますし。(笑) よーく考えてみたら、確かにお酒のほうが直接的に社会に害を及ぼしてるケースが多いんですよね。 「一時期不良の代名詞がタバコで、それに困った学校がいかにもタバコは猛毒だ! みたいな教育を始めたんです。」 そうやって教育、指導され続ければ、洗脳されちゃうのかもしれませんね。 3番目の回答者さんのお礼でも書きましたけど、手を後ろに組む姿勢って仕事柄によっては、失礼にあたることもあるらしいです。 学校の指導の影響で、誰かの話を聞くときに、ついその姿勢になってしまうこともあるかもしれませんから、その辺は気をつけないといけないですね。 でも、手を後ろに組む姿勢をずっと続けてるのって、パッと思い付いたものだけですけど、警察官とか警備員くらいでしょうか…。 職業が限定されそうです。 ご回答ありがとうございました。
- potatorooms
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休めの姿勢は、軍隊というよりも、武道からじゃないかな。 剣道部の人で、剣道というか、武道の作法に詳しい友人がいたら聞いてみるとよいですよ。 足の置き方と体重の乗せ方は、攻撃されたときの対処が素早くできる姿勢。手を後ろに組むのは、こちらから攻撃をしない意志表示じゃなかったかな。 昔からある日本人の作法の多くは、武道や茶道から来ています。教室や学校に入る前に礼をしたり、そのお辞儀の角度に付いて区別を教える学校もあります。社会人としての何気ない習慣、姿勢、礼法を若いうちに身につけさせようという配慮が元だったのかなと思っています。今の先生がそれを知っているかは分かりませんが。 海外の国で日本に敬意を払ってくれるところがいくつかあるのですが、先人たちがこの手の礼法や習慣、考え方を身につけていて、その国の人たちの信頼を勝ち取ったところが大きいみたいです。 ケータイなどが登場する前からある習慣なので、その手の話は、新しい理由かもしれません。
お礼
そういえば知り合いに、少林寺拳法をやってる人がいて、少林寺拳法では試合の前に「結手」という作法があると聞いたことがあります。 体の前で、右手で左手の親指を軽く握って立つっていう姿勢らしいですけど、ひょっとしたらそういう意思表示と似たようなものなのかもしれませんね。 2番目の回答者さんの回答でもありましたけど、国によって学校の教師の生徒への接し方もかなり異なるんだということが分かりました。 これも日本独自の文化だと思って馴染んだほうがいいのかもしれませんね。 ただ、一般的に客商売とかの場合、手を後ろに組む姿勢って失礼にあたると言われてるらしいですから、学校で学んだことをそのまま社会で実践するのも考えものなんだなとも思います。 携帯を取り出してメールとかやるのを防ぐためっていうのは、私の勝手な想像なんですけど、「体育座り」では防ぎようがないし、ひょっとしたら…と思いました。 ご回答ありがとうございました。
補足
これからちょっと用事がありますので、お礼をするのにしばらく時間が掛かります。 ご了承ください。
ヤスメはもちろん軍隊の基本動作で、くつろいでくださいと言っているわけではありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9F%BA%E6%9C%AC%E6%95%99%E7%B7%B4 なにしろ日本の中学、高校は男子に陸軍軍服を、女子に水兵服を着せて喜んでいるという変態ですから我が国のコスプレにも歴史があります。 この可否については私はこう考えます。最初はちと特殊な世界のはなしです。 製油所での火器を使った工事の一日はラジオ体操で始まり、そのあと音楽に合わせ前の人の肩たたき、肩もみを行います。号令に合わせて向きを変え、こんどは後ろの人の肩をたたき、肩をもみます。あほらしいことこの上なく、幹部の中にはこれをいやがり、肩たたきが終わってから整列に参加して朝礼を受ける者もあります。 しかし私は毎朝のこの性格検査が、危険な工事では非常に重要だと分かってきました。人間の中には、このような幼稚な集団行動に服せず、俺には俺の考えがあると言う者もあります。そう言う者は信長にでもピカソにでも勝手に成ればよい。しかし製油所の工事現場には要りません。安全帯を使え、溶接では5面養生で水を撒け、火気作業終了30分後に作業場を見廻れ、仮設足場は毎朝点検しろ、こんな規則なんか守らなくても、確率的に事故が起きるはずがない、と知性は答えます。しかしこれらのあほらしい規則は過去の有り得ないような大災害の教訓から生まれているのです。供養塔がある職場です。俺には俺の考えがある、という者を工事現場に入れると大事故を起こしてしまう。その可能性があります。だから現場では、右を向けと言われれば右を向く者、肩をもめと言われたらおとなしく肩をもむ者を求めます。川崎の工事でヘルメットに「指摘してください。私は喜んで聞きます」という意味の(実際の文言は忘れました)標語を貼った若い職人を見たことがあり私はいたく感銘を受けたことがあります。 高校生が将来みなトビや製油所の工事に従事するわけではないでしょう。工事の話を離れます。 社会人の中には仕事をすることが仕事だと勘違いしている者をみかけますが、そういうことが言えるのは信長やピカソのたぐいだけで、大部分の高校生の将来について言うと、仕事とは命令に服することだというのが現実です。作れと言われたら作ることが仕事であり、作るなと言われたら作らないことが仕事、壊せ、戻せ、謝れ、苦しめと言われたらそれを行うことが仕事です。仕事の代価が金である限り、そういうことになるでしょう。ですから高校生に命令に服する訓練を施すことは、信長やピカソにならない大部分の高校生にとってはあたたかい親心ということになります。 畑正憲が言うには、犬をしつけることは犬にとって幸せになる。犬は飼い主と交流したがっておりその方法を与えることだ。しつけのない犬は自由に暴れているように見えて実は幸せになれない。畑氏の飼い犬は畑氏に抱かれて死ぬときにお手をして死んだ、とのことです。畑さんの個人的意見にすぎないかもしれませんがそうだろうなと私も思います。
お礼
まさかと思いましたけど、本当に軍隊の教練とかを取り入れてたんですか。 セーラー服が水兵さんの服装というのは知ってましたけど、男子が着る学ランも元々軍服とは知りませんでした。 製油所ってそういう特殊な体操があるんですか…。 世の中、本当にいろんな世界があるんだなと改めて実感しました。 日本って組織に従順な人のほうが過ごしやすいんですよね。 織田信長やピカソみたいに我が道を行く、という人は異端視されやすいんだなと思います。 犬はしつけをすることで幸せになる。そういう意見も初めて聞きました。 色々と為になるお話をありがとうございます。
お礼
他の皆は、ただ言われた通りにやってるだけみたいですけど、何だか気になっちゃいまして…。 「気をつけ」と「休め」の他にも「体育座り」も気になりました。 私が小学生の時は、先生の話を聞くときは、地べたに座って足を折り曲げて手を膝の上に置く「体育座り」をするように言われてました。 でも、この姿勢は体育館なら良いですけど、グラウンドだと当然お尻が汚れます。 これって保護者やPTAの苦情が多かったんじゃないかなあと思ったりします。 いつの頃からかやらなくなりましたから。 そういう風潮が広まったからなのかどうか分かりませんけど、中学校や高校では集団行動の様式として、ちょっと練習したくらいで、実際に指示されてやることは少ないんです。 先生の話を聞くときは、決まって質問に書いた通りの「休め」の姿勢です。 アメリカに行かれたことがあるんですか。良い体験談をありがとうございます。 アメリカの子どもたちは、そんなに騒がしくても先生は注意も叱りもしないんですか…。 日本では考えられないことですね。 中国のやり方にしても、どれがベストなのかは、私には分かりませんけど、社会の中で統制を取らないと交通機関も利用できなくなりますから、この問題は複雑ですね。 ご回答ありがとうございました。