• 締切済み

目指していた職が自分に向いていない気がします…

私は現在、某大学の法学部三年です。 高校生の時から法曹になろうと現在の大学に入り、勉強を続け、昨年には運が味方したのか司法書士にも合格いたしました。 学内でも法律専門科目の成績は良く、教授からも検察官ないし弁護士に向いているのではと言っていただけてはいるのですが、内心そうでない気がしてなりません。 私は犯罪被害撲滅や犯罪被害者支援の立場から法曹を志し、被害者に寄り添った法律家になりたかったのですが、私自身が被害者の方々に寄り添える程強くない気がするのです。 多くの犯罪被害者の方々の話しを聴き、初めは「力になれれば!」という思いが強かったのですが、一緒に私もつぶれてしまうのではないかと不安です。 私は1つ嫌な事があると他の事全ても嫌になってしまうような人間で、嫌な事一つに思考を全て奪われ、下手すればうつ病になってしまうのではと言うほどメンタルが弱いのです。 被害者の方々の話、本、判例および資料などを読み、顔を背けたり、しかめたり、唇を噛んだり 被害者に感情移入をして思わず涙しそうになります。 検察官、弁護士になれば逆恨みで被害者に回ってしまう可能性だってあるでしょう。 そういう可能性を背負っても尚、むしろ加害者に優しい日本の法制度の中で、被害者に寄り添える法律家になりたかった。 でもこんな私にはやはり向いていない気がするのです。 法務省に入るなどして、法制度そのものに向き合う事も視野に入れたりしているのですが、 そんな逃げ道的な考え、選択では到底、法務省に入れるとも思えませんし… いま私は人生の岐路に立っているのだと思います。 人生の先輩に何かアドバイスを頂けたらと思っております。 よろしくお願いします。

みんなの回答

  • larme001
  • ベストアンサー率44% (271/608)
回答No.5

  例えば、研究者になりたい人が大学院生からコツコツと奨学金で食いつないで毎日毎晩研究をやるわけですよ。「将来は研究者になりたい」とか「難病メカニズムの解明をしたい」とかでしょうか?でも、実際にやってみると実験が下手くそだったり、まったくもって自分のテーマがうまくいかなくて自分は才能がないのかもしれないとか真剣に悩むことだってあるわけですよ。一方で、最近では研究者にもプレゼンテーション能力とか、あるいは研究費を取るための研究計画書なるものをうまく書けるような才能ない=つまり文才とかそういうプレゼン能力がないとかそういうので苦労する人だっているわけですよ。かりにも、研究者として将来独立していくならば、研究費をとってこられなければそれはある意味し「クビ」なわけであってどんなに実験がうまかろうが、勉強ができようが、真面目だろうがそれができないなら才能がないのかもしれませんよね。  また別の例をいうならば、例えば「パイロットになりたい」という人がいたとして、でもそれでも死ぬかもしれないということに非常に敏感で不安だとか。パイロットになりたくても万が一で死ぬ恐怖がぬぐいきれない、でもパイロットの使命感や飛行機というものが好きだという人だっているわけですよ。その場合、彼は才能がないから諦めるしかないのか?  要するに言いたいことは、どんな世界だってよっぽどの「天才」か「大バカ」でない限りその人の得意不得意、あるいはセンスのあるなしという部分は出てくるのです。もちろんそれが場合によっては致命的になることもあるでしょうが、それでもその人にとってその仕事が「天職かもしれない」という場合だってあるんですよ。例えば研究者なんて個性の塊みたいなもんですよね。まあかりにも文才がないとしても研究にとって非常に鋭い視点で物事を考えるのに長けた人だっているんですよ。プレゼンがかなり下手くそな研究者でも、非常に面白い研究をする魅力的な研究者だっているわけですよ。逆に実験は非常に丁寧で、そつなく仕事をこなすようなタイプの研究者もいますけど、第三者からして非常につまらん研究をやってるなあという人だって五万といますよ。 要するにその人の強み弱みってのは多かれ少なかれあるはずで、逆に言えばそれ以外が多少マイナスかもしれないとしても、何か一つ核になる部分で自分がその夢を目指す理由ってのがその分野においてある意味非常にユニークな強みをもつ場合だってあるということなんです。  私に言わせると、「被害者の方々の話、本、判例および資料などを読み、顔を背けたり、しかめたり、唇を噛んだり被害者に感情移入をして思わず涙しそうになります。」ってのだってまあヒトによりけりかもしれないですが十分あなたの個性であって、強みでもあるわけです。所詮頭が良くて才能があって、なんでもこなす弁護士とか法曹関係者なんて五万と言えるかもしれませんが、本気でそういうことを考えてなんとかしいようと思っている(想い続けている)人はすくないかもしれないでしょう?  ただ、もしそこに自分の目指す理由があるというのであればそれ以外のマイナスの部分に目をつぶってはいけません。もし人一倍死ぬということにたいして慎重になれるというならば、その恐怖に打ち勝ってこそ優秀なパイロットになれるはずだということです。研究者として自分が生きることで科学の発展に貢献できる考えを提供できると思えるならば、実験が下手くそだったりプレゼンが下手くそなことを何とかして努力してクリアしていくことに必死になるしかありません。どんなに人格者だってバカだったり、社会で「力」がなければ人を助けたり世の中をかえることができない以上、自分が必死になって頑張ってその「力」を得る努力をするしかありあません。つまり、自分の夢に対する信念を貫くために、多少辛いことや嫌なことにがてなことを克服していかなくては信念を達成させることなど不可能なんですよ、ということです。 > でもこんな私にはやはり向いていない気がするのです。法務省に入るなどして、法制度そのものに向き合う事も視野に入れたりしているのですが、そんな逃げ道的な考え、選択では到底、法務省に入れるとも思えませんし…  法曹関係は非常にエリートの社会かもしれませんし、エリートがなんの苦労も泥臭さもなくステップアップしていったのかもしれません(もちろん現実は違う部分もあるでしょうが)。その中でもし自分の貫くものが今の日本にはないと言うならば、それは貴方がそれを貫くしかありません。あなたの場合ようするにそれだけ、「自分に自信を持つ、人として強くなる」しかありあません。なんにも考えずに簡単にクリアしてしまう人が描く世界と、そういう信念をもって頑張って夢に向かってきた人の目指す世界ってのはどちらも必要でしょう。自分に才能がないかあるかというのは、他人に言われたならともかくとしてどうでも良くて、要は才能がないとおもうなら才能がないなりになんとか出来る手段を模索していくのが、結局のところどんな世界でも夢を追いかけることでしょう。  まあ、頑張ってください。

hotori3333
質問者

お礼

電車の中で読みながら思わず少し涙ぐみました。 どんな天才にだって多かれ少なかれ欠点だってありますよね。 私の心が人より弱いように。 強い信念があるなら、ここで立ち止まっていてはいけない気がしてきました。 弱さを自分の個性と捉え、邁進したいと思います。 勇気づけられました。ありがとうございます。

  • vansancan
  • ベストアンサー率23% (341/1422)
回答No.4

今の段階で無理をしないでください。 犯罪被害者を支える仕事じゃなくても、 培った知識を生かせる仕事はたくさんあります。 どんな仕事に就いたとしても、嫌でも無理が生じることが出てきますから。 司法書の資格があれば、仕事の幅は広がると思います。 犯罪の被害者を助ける仕事から、 交通事故や、 不動産や、 財産管理や、 企業の専属だったり。 ご自分の可能性を信じて、自分の出来そうな分野を探してください。 例えば、 一流のソロコンサートを開催するようなピアニストになりたくて音大に入っても、 結局オーケストラの一員かもしれない。 楽器職人になるかもしれない。 作曲家になるかもしれない。 調律師になるかもしれない。 音楽教師になるかもしれない。 ピアノ教室の先生になるかもしれない。 でも、どれにとっても過去に努力をした結果になれる職業ばかりです。 メンタルが弱いと恥じる事なく、 自分にできそうで、自分の力を発揮できそうな分野を探してください。 法律の知識を必要としている人たちはいろんな分野でたくさんいます。 もしかして10年後には、 犯罪被害者を支えたいと思うほど成長し、経験も積んで精神力が強くなっているかもしれません。 無理はしないで。 今の自分に見合った奉仕の場を見つけるのも正しい道です。

  • skyyks
  • ベストアンサー率34% (123/361)
回答No.3

優秀な大学生なんですね、差し支えなければ、どこの大学の法学部か知りたいですね。 さて、質問の件 主文:弁護士になること。 要旨:あなたのメンタル面が被害者と向き合うことに向いてないと決め付けているが、実はその繊細さがとても 大切で、繊細な人間でないと人の悲しみ、苦しみ、犯罪の悪質性、情状とを汲み取ることが出来ないと思います。 それは、新米弁護士の数年間はそのメンタルで辛いかもしれんが、そのときの辛さは将来の人情家弁護士となる 大きな肥やしです。あなたのような人が弁護士になってくれないと被害者は救われません。 世のため人のために命を落とす覚悟で頑張って下さい。世のため人のため活動して、はじめて、あなたの弱点は克服できるのです。いや武器と言えるでしょう。ファイト!。

hotori3333
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 大学は法学部で有名な私立です。マンモス校なので、私より優秀な生徒もたくさんいます。 司法書士も塾を利用して、二年かけやっとこさっとこでした。 自分の弱さを武器として、がんばっていけたらと少し前向きになれました。 ありがとうございます。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.2

現役で司法書士に合格するとはたいしたものです。 法曹になるかどうか悩んでいるようですが、 それほど心配することも無いと思います。 実際にやれば判りますが、毎日の事務処理を こなすだけです。 被害者にどうのこうのなんてのは、初めの間 だけです。 神経が麻痺してきます。 それになにより、そんなことの出来るほど余裕 がある弁護士なんて、少数ですよ。 儲けている人は、相当に儲けていますが、 年収100万とか200万の弁護士もゴロゴロ しています。 何はともあれ、司法試験合格を目指しましょう。 法曹が嫌なら、官公庁でも、民間の法務部でも いくらでも仕事はあります。 警察だってよいです。 ”そんな逃げ道的な考え、選択では到底、法務省に入れるとも思えませんし…”     ↑ 考えすぎです。 目の前の仕事を、こなすだけですよ。 それにしても繊細な・・女性ですか? 定年後の天下り先を造ってやろう、ぐらいの 図太さが欲しいですね。

hotori3333
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 考え過ぎなのでしょうかね… どうも昔から明確にゴールを設定しないと走り出せないタチでして… そのゴールが揺らいでいるのに不安を感じていました。 今はまず、勉強あるのみですかね…

noname#196134
noname#196134
回答No.1

国会議員しか法律を変えられません。 公務員は法律の執行者です。 >高校生の時から法曹になろうと 正確には法曹界に入るです。 釣りにしては頭が悪すぎ。

hotori3333
質問者

補足

議員立法だけではありません。 内閣および各省庁から法律を作る事ができます。 いまや政治家より内閣提出の立法の方が多い事実もあります。