- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:募金ビジネス)
募金ビジネスについて考えてみる
このQ&Aのポイント
- 日本ユニセフが募金額の25%を活動費にあてて、残りをユニセフに送金しているという話を聞きましたが、これについては賛否が分かれます。
- 例えば、ユニセフの名前を使わずに「東京ユニセフ」や「日本国際募金機構」のような組織を作ることは可能でしょうか?募金額の25%が活動費になり、残りを送金するビジネスモデルはどのように扱われるのでしょうか?
- 法律で禁止されているのか、詳しい方のお知恵を拝借したいです。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
もし募金団体が公益財団法人であれば、事業内容や経理の状況について厳しいチェックがあり、不正や乱脈があれば解散を含む処分があり、残余財産は即座に同種の活動をしている団体に譲渡するか国に没収されることになります。 なぜこれほど厳しいかというと、公益財団法人への寄付金にはほぼ40%分の所得税減免があり、場合によっては所得税を払うより寄付したほうが得になるという税制上の優遇措置があるからです。 ユニセフ日本委員会も、この新しい公益財団法人なので、安心して寄付できるわけです。領収書があるので、確定申告すれば税金が返ってきます。ユニセフ日本委員会への寄付金総額は年間160億円に上りますが、9割近くが個人寄付です。信頼がなければ、これだけの寄付は集まりません。 では、ご質問の個人で団体を作る場合はどうでしょうか。まず、知名度がありません。当然、信頼性にも欠けます。優遇税制も受けられません。黒柳徹子さんのような有名人が寄付をお願いしても年間数千万円、ユネスコ日本委員会の500分の1か、もっと僅かではないかと推察されます。 駅前で空箱を抱えて募金するくらいならともかく、ビジネスにするにはテレビ広告やポスターなど元手もかかるし、銀行を使えば証拠が残る、さらに税務署が追っかけてくるので募金ビジネスが引き合うとは考えにくいですね。もし儲かるなら、オレオレ詐欺の連中が先に手をつけてはずだと思いませんか。