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「弱酸」の本当の意味は・・・?

広告でよく、 「赤ちゃんの肌と同じ弱酸性」 「人の肌に優しい弱酸性」 「弱酸性ビ●●」 (ビ●●=有名な商品名) とありますが、彼ら(販売者)の「弱酸性」はどういう意味ですか? 人の肌と何が関係しているのですか?肌が電離をするのでしょうか? 商品が水素イオン(オキソニウムイオン)を放出している? pHが7よりやや酸性よりなのを「弱酸性」と呼んでいる? 弱酸性というのは強酸に比べて少なめの水素イオン(オキソニウムイオン)を 放出するものと解釈していて、人の肌とは無縁だと思っていますが・・・。

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回答No.2

>とありますが、彼ら(販売者)の「弱酸性」はどういう意味ですか? 台所用・洗濯用・住居用の洗剤は、「液性」という欄に、pHによって次のように表示することが、家庭用品品質表示法で決められています。 pH            液性 3.0未満         酸性 3.0以上 6.0未満   弱酸性 6.0以上 8.0以下   中性 8.0を超えて11.0以下 弱アルカリ性 11.0を超えるもの   アルカリ性 なので、彼ら(販売者)が「弱酸性」と言っているのは「洗剤液のpHが3.0以上 6.0未満です」と言う事実を言っているに過ぎません。 >人の肌と何が関係しているのですか?肌が電離をするのでしょうか? http://www.hassendou.com/suhada-pH.html に 「皮膚のpHとは正確には皮膚表面の皮脂膜のpHをさし、健康な皮膚のpHは4.5~6.0の弱酸性です。」 って書いてあります。 電離するかどうかに関わらず「健康な皮膚のpHは4.5~6.0」なのは「否定できない事実」であり、そして「pHが4.5~6.0の範囲」が「弱酸性」と定義されているのも「否定できない事実」です。 なお、肌が電離するかどうかは「常識的に考えれば判ること」ですね? >弱酸性というのは強酸に比べて少なめの水素イオン(オキソニウムイオン)を放出するものと解釈していて 貴方がどう解釈しようが勝手ですが「健康な皮膚のpHは4.5~6.0の弱酸性」と言う事実は否定できません。 そして、健康な肌のpHに合わせて作られた肌用洗剤のpHが3.0以上 6.0未満なのであれば、家庭用品品質表示法で「弱酸性」と表示するよう定められていると言う事実も否定できません。 >人の肌とは無縁だと思っていますが・・・。 では、貴方は「人の肌のpHを測定しても、pHが無いので測定できない」と主張するのですね?「無縁」とは、そういう意味ですよ?

lookinfor_aaa
質問者

お礼

化学というより家庭科のカテゴリーだったかもしれません。 ご回答ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

因みに。 ・強酸、弱酸とは 水溶液中で、きちんと電離している物を「強酸」「強塩基」と、あまり電離していない物を「弱酸」「弱塩基」と言います。 この「性質」には「水溶液の濃度」は関係ないので、濃度により値が変化する「pH」は、無関係になります。 ・強酸性、弱酸性とは pHが「酸性」になっている液で、pHが3以上6未満のものを「弱酸性」と、pHが3未満を「強酸性」と言います。 pHを決めるのは「溶けている物質の性質」と「水溶液の濃度」です。 強酸が非常に低い濃度で溶けている水溶液は、「弱酸性」になったり「ほぼ中性」になったりします。 弱酸が非常に高い濃度で溶けている水溶液は「強酸性」になったり「弱酸性」になったりします。 と言う訳で「強酸、弱酸」と「強酸性、弱酸性」は「全然違う話」なので、ゴッチャにしないように。 質問者さんは「両方がゴッチャになってる」から、訳が判らなくなっているのです。

  • NiPdPt
  • ベストアンサー率51% (383/745)
回答No.1

弱酸と弱酸性は違います。 前者は酸の性質の話であり、後者は水溶液の水素イオン濃度の話です。 もちろん弱酸の溶液は弱酸性ですが、本質的には別の話です。強酸のきわめて希薄な溶液も弱酸性になるでしょう。また、種々の塩類あるいはその混合物でも弱酸性になるものはあるでしょう。 単純に言えば『pHが7よりやや酸性よりの水溶液を「弱酸性」と呼んでいる』ということになります。 単に弱酸性にしたいのであれば、そうなるように適当に酸や塩類を加えれば良いということになります。 ただし、そのこと自体にどういう意味があるか、彼らが何を根拠にそれが肌に良いと主張しているのかはは知りません。知らないので否定する気はありませんけど、弱酸性であれば何でも良いという訳ではないことは明らかです。