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黒体について
『物体が熱せられることにより、物体を構成する粒子が励起され、光を放出し、それを再び吸収するというサイクルが繰り返され、熱平衡状態に達するためである。放射する全ての波長の光を完全に再吸収するぶったいを黒体という』とありますが、光を再吸収するのになぜ光るのですか? 光を出してるってことはエネルギーを出してることですよね?どこから供給してるのですか?
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再吸収と光る ・着目している黒体の温度が、周辺のものより高ければ、 黒体から放出する光>周辺から黒体に入る光 となって、黒体は光っているように見えます。 ・逆に、黒体の方が温度が低ければ、 黒体の放出する光<周辺から入る(吸収される)光 となって、黒体が光を吸収しているように見えます。 ・放出と吸収がバランスしたところが熱平衡です。 エネルギ-の供給 ・(周辺温度が低くて)黒体がエネルギ-を放出して光ると、その分エネルギ-が減って温度が下がります。で、温度が下がらず一定に保っていると言うことならば、(某かの)エネルギ-源からエネルギ-が供給されているとの仮定(もしくは前提)が入っています。実際にないが供給源になっているかは、この場合明示していませんが。 ・熱平衡になっていれば、放出エネルギ-=吸収エネルギ-となって、正味のエネルギ-放出/吸収が無くなるので、エネルギ-量の変化は有りません。 てなところでしょうか。
お礼
ありがとうございます。 なんとなく分かりました。