• 締切済み

「教師の評価」について

「教師のレベル低下」が深刻な問題となり、我が国の将来に暗い影を落としているのはご存じのとおりだと思います。  この大きな原因の一つが「教師が密室の中で子どもたちの上位者として君臨しており、第三者の目に晒されていない」であることは明白でしょう。 この点を改善すべく次の提案を考えています。 「全ての授業及び授業外の時間を、保護者に事前連絡不要で随時参観可能とし、毎期末に各家庭から(親子相談の上)評価項目毎に10段階(何段階でもいいのですが)評価書を提出してもらい、これを各教師の査定に際しての最重要要素とする。」 おそらく楽を続けたい教師たちからは、次のような反応が来るのでしょう。 ●教師の評価は数値化できない。→ 一般企業でも数値化が容易にできるのは営業だけ。企画・人事・研修・管理・総務など企業の大半の業務は数値化困難な職務であり、これらの数値化ノウハウを導入すればよいだけ。 ●教師は聖職であり評価の対象とはなりえない。→ この考え自体が教育の低下を招いたきたのは明白。密室の可視化は今の時代、当然でしょう。 ●随時参観可能などは物理的に無理。 → そんなものはどうにでも対応可能。世間知らずの教師ならではの愚問。 ●人気取り教師が高い評価を受ける。 → 一般企業でも上司のご機嫌取りだけの社員が高い評価を受けないよう、評価者の数を可能な限り増やすことで解決しています。そうすることで被評価者の実像が浮かび上がってくるのは我々の経験上も明らかです。多数の家庭からの評価によって、ただの人気取り教師は「ただウケのいい話をするだけ」という軽薄な人物像が浮かび上がってくるものです。 さて、いかがお考えになられますか? 教師・教師以外の方双方からの本音の率直なご意見・改善点を頂戴できればありがたいです。

みんなの回答

回答No.11

そもそも「教師のレベル低下」って事実なのでしょうか? 昔の教師がそんなにレベルが高かったかといえば、甚だ疑問です。 当方、50歳手前なので学校に行っていたのは30~40年前のことですが、当時の教師って今の基準に当てはめれば、問題教師ばかりでしたよ。 小学校などであれば、「ケンカが納得するまでやらせる。ただし、素手で顔面への攻撃は禁止」とか中学や高校では平手打ちや軽く拳で叩くような体罰は当たり前だったと思います。 中には、文化祭などの打ち上げのコンパ(アルコールあり)にカンパをしてくれる教師もいました。 これらの教師は今なら間違いなく即刻処分の対象でしょう。 でも、さしたる問題にもならずそういう教師こそ後々教え子に慕われてたりもします。 私もそのような教師に感謝をしています。 決して、「金八先生」や「GTO」のような、生徒の家庭のプライベートにまで全て関与する教師が素晴らしいとは言いませんし、間違いなく害もあると思います。 が、少なくとも評価をするということは、「理想の教師像」を先に決めなくてはなんの意味も無いでしょう。 そのようなものを決めずにただ単に評価するって何の意味があるのでしょうか? はっきりいえば、「子供の学力が落ちたのは教師のせいだ!」っていう短絡的な決め付けで、教師を諸悪の根源にするという、まるで虐めと同じ発想が恐ろしいです。

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  • sirousagi1
  • ベストアンサー率35% (730/2067)
回答No.10

この提案には、どうか と思わざるを得ません。 評価の基準が、「我が子にとって」としたことが優先になったり、子供の理解力としたような能力差が個々によるものである事が明白なだけに、そのクラスや担当科目での試験成績の平均点と同じ結果が評価点になる気がします。 「教師レベルの低下」を主にどこを指すのかでも論点に違いがあると考えます。 例えば、私学なのか公立かということにもよると思います。 私の住む近辺の公立小中学校で、 教育においての指導方針や生徒への成績評価の方法が、自治体では統一されておらず、教師に任されているフシがあります。 同じ市内の公立中学校であっても中間試験は5教科で、学期末試験は9教科の学校もあれば5教科しか行わないところなどバラバラです。 新聞記事を取り上げる授業が、新聞紙上で記事になると教科書よりもそちらに熱心で、試験の前日には試験勉強よりもそうした課題を行わせ、あげくの果てに学期末までにはカリキュラムが終わらず、補習授業を繰り返します。生徒にとっては、こうした災難な教師は実在するのが残念です。 また、生徒の競争心から向上心を削ぐように学年テスト順位を作らない姿勢には疑問も感じます。 おかげで、この中学校は、市内で最も学力低下が著しいと有名です。 こうした事になってしまったのは、1980年以降の学習指導要綱に問題があると考えます。 これにより、教師が「しなくてもよくなった」要件が多くあるんだと思います。 保護者がどんなに評価と叫んでみても、文科省のお告げというお墨付きが逃げ口実なんでしょう。 本来、生徒の進路を面倒みるべく、より高みへ送り出してやれる指導こそが教師の役目と考えるのは、行き過ぎた妄想ですかね。

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  • azumi055
  • ベストアンサー率20% (8/40)
回答No.9

自分の勤務地の県では、目標と評価の数値化はすでに数年行われています。 今の勤務校では、あらかじめ配付した保護者票をつけていただければ、 常に校内に入ることができます。 廊下を歩いていただくも、教室を覗いていただくも、自由です。 滅多にいらっしゃいませんが、たまに、お寄りいただくことがあります。 ただ、テストをしているときには、ご遠慮いただきたいものだと思います。 そもそも、学校評価は、 学校当事者、保護者、学校評議委員(第三者)それぞれ行うことが、 確かすでに義務化されています。

koboken7
質問者

お礼

たいへんありがとうございました。

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  • mijinco
  • ベストアンサー率25% (87/346)
回答No.8

回答でなくて質問になってしまうのですが、 どのようなお立場から、どこにむかって「提案を考えている」のですか。

koboken7
質問者

お礼

こういう匿名サイトでご意見を拝聴している程度ですから、特筆すべき立場等々はございません。 お時間を取らせ恐縮しております。

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回答No.7

※本音の率直なご意見・改善点を… 議論の場ではないので、回答分からは毒を抜きました。 >数値化ノウハウを導入すればよいだけ 報道されたことを覚えていますが、数値化が導入されて何年も経過しています。バブル期の頃、民間で職能級が採用された時期がありましたが、今ではその反動で終身雇用制度を復活する動きが出ています。今後は公務員の方に職能給が広く定着するようになるかも知れません。随分と先のことになるでしょうが…。 >密室の可視化は今の時代、当然でしょう。 校内のどこが密室なのですか?給与査定のことなら、民間のどこに個人の所得を公開する企業がありますか?補足してください。 そんなものはどうにでも対応可能 随時公開していますよ。保護者をシャットアウトする学校がどこにありますか?補足してください。私も先頭を切って批判に回ります。 >評価者の数を可能な限り増やす この点には賛成です。ただ学校では部下の職務を査定できる立場の人間は、校長と教頭だけです。(副校長や教頭が二名いる学校が少数ありますが…。)評価者を増やすというのは、それだけ生徒と直接接しない者が増えるということになり、コストもかかり効率が悪くなります。管理職の質を高めることで解決するしかなさそうです。 民間企業でも職務能力ではなく、人脈と世渡りで出世する人がいます。公務員の社会も例外ではないと思われます。部下の評価を正しく下せる管理職が求められます。

koboken7
質問者

お礼

●数値化ノウハウ 当方の理解力不足だと思われますが、 ・貴見中の「数値化」と、「職能給」「終身雇用制度の復活」の関係、及び ・当該箇所に係る貴ご主旨、 を今一度ご説明願えれば幸甚です。 ●密室の可視化 当方の説明力不足だと思われますが、当該箇所では給与査定云々(給与の公開等々)を論じているわけではなく、「教師と子どもたちだけが存する密室」(要は教師が適切な教職を実践しているかの監視の眼が全くない状況)を指しています。 ●公開化 それでは、例えば私が愚息の来週月曜日の2時限目開始直前に学校を訪れ、2時限目の参観を申し入れた場合、当然の如くそれは認められるわけですね? そうであれば既に当該体制は確立されているということで結構なことであり、本件提案連携者及び愚息のクラス保護者各位宛てに、事前連絡なしの個別参観可能である旨の吉報をお届けさせていただきたいと存じますが。 ●評価者数 これについても当方の説明力不足だとは思いますが、ご賛成頂けるのは光栄ですが、評価者たる管理者数をいくら増やそうが、管理職の質(評価ノウハウ)をいくら高めようが、評価対象者(教師)の主たる職務場所(教室内)に於ける職務実態を(稀にしか、若しくは、全く)見ていない者が評価しても何も意味をなさないのではないでしょうか。 多数の保護者及び生徒が(そういった観点から、管理者を除外するという趣旨ではありません)様々な違った眼で、可能な限り高い頻度で、当該評価対象者の職務実態を見た上で評価・査定することが肝要、と考えています。

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  • kque
  • ベストアンサー率17% (27/154)
回答No.6

「教師のレベル低下」 何のレベルがどう低下したのですか?具体的に教えてください。 中学・高校の話をします。 自分の考えでは、学校は勉強をするところです。 したがって学問的に低レベルな親に評価されても意味はないと思います。 僕個人の考えでは、数学など理系分野のレベル、そして考える力は低下していると思います。 教師・生徒ともにクイズの答えを暗記することにいそしんでいるからです。 つまり、センター試験を廃止して、何か別の入試方式を導入することが、第一段階だと思います。

koboken7
質問者

お礼

所謂「進学校」若しくは「進学塾」においては、その通りで結構かと思料します。

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回答No.5

参観は、基本的に賛成だね。 でも、偏った評価はやはり公平ではない。 参観来る人は学校や教師に対して不満や信頼がない人は積極的に来るだろう。 しかし、特に不満がない保護者からの評価も必要で、貴方の提案ではそれらの保護者からは 何も回答が出ないと思うな。 陥れるような評価は何人でもやってはならないこと。

koboken7
質問者

お礼

ご指摘の問題点は確かに懸念されるところです。 これについては、飽く迄「保護者・生徒の評価・査定」は最大とはいえ「一つの」要素ですから、これら批判の内容・程度から総合的に最終評価者(校長)が判断し、最終評価に反映するしかないと考えています。 (よって、可能な限り、校長が保護者・生徒の評価・査定を反映しているかの検証者が必要、としているのです。)

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noname#204885
noname#204885
回答No.4

>「教師が密室の中で子どもたちの上位者として君臨しており、第三者の目に晒されていない」  →この認識には賛成です。 >毎期末に各家庭から(親子相談の上)評価項目毎に10段階(何段階でもいいのですが)評価書を提出してもらい、これを各教師の査定に際しての最重要要素とする。  →前半の評価書提出には賛成ですが、「査定に際しての最重要要素とする」ことには反対です。 なぜなら、教師を評価するのは保護者ではなく校長だからです。校長に権限と責任を与えて、校長が自らの責任で教師を評価すればよろしい。保護者の参加はもちろん重要ですが、保護者自身は別に学校の運営に対して責任を持っている訳ではないので、保護者の言うことを全て受け入れる必要はありません。どの程度まで受け入れてどれを拒絶するかは、最後は校長の裁量です。 そうなると校長の資質が問題になりますが、そこはある程度試行錯誤でやっていかざるを得ない。厳しく管理する校長や大らかに教師に任せる校長などいろいろ出てくると思いますが、それで良いのです。学校によって状況はそれぞれ異なるから、絶対的に正しいオールマイティの管理など存在しません。ただ、その結果がどうであったかをきちんと検証する仕組みは必要なので、学校自体の情報はできるだけ公開するべきでしょう。 さらに言うと、そうやって、いろんな学校がいろいろやって失敗も成功もする中で、体験を共有してレベルアップさせる仕組みを作ることが、これまた重要だと思います。日本が産業競争力で世界トップレベルにまで登りつめることができたのは、失敗を宝とし、失敗から学ぶことをしてきたから。失敗を忌避して「失敗したら即解任」みたいなことをやっていたら、全体の実力は却って低下していきます。 繰り返しになりますが、私の考えは以下のとおりです。 1)教師や学校のやっていることは透明化して、原則全て公開にする。 2)教師や学校に対する一切の責任と一切の権限は校長に与える。保護者には全てを知らせるが、保護者の意見を学校に反映させるかどうかは校長が決める。 3)教師や学校の失敗は即査定や評価につなげるのではなく、改善策を考えていくための資料として使う。その活動の中で改善の進捗を見ながら査定や評価をする。

koboken7
質問者

お礼

貴重なご意見、誠にありがとうございます。 ご意見に反論することとなり誠に僭越ではございますが、 企業の不祥事等々に際して内部委員会での調査では所詮限界があり、第三者委員会によってやっと何とか病巣(の一部)が解明される、という事例に接しておりますと、所詮「同じ穴のムジナ」(品性のない表現お許し下さい)である校長に全権委任することは決して問題解決に繋がらないと考えております。 (それだけ現在の教育界の現状が喫緊の対応を要するほど腐食されているということです。) では民間校長を導入しようとなったわけですが、自殺者・懲戒対象者が続出し、問題解決の何ら糸口となっていないことは周知の通り。 結局は、校長がどうのこうのという「人」で解決する問題ではなく、「教師の評価・査定」という「システム」での解決が、現状では最も効果を発するものだと考えております。(勿論それで全ての問題が片付くなどとは考えておりません。少なくとも現状の選択肢の中では相対的に最も効果的であるということでありす。) 一方で、組織である以上、最上位者を要することは当然であり、それは校長以外の何者でもないことは当然でありましょう。 よって貴見最終段にある3点に関してコメントさせていただければ、 1)教師・学校の透明化・可視化については全く同意。   (その一例が授業・授業外時間の常時参観可能制導入。) 2)一切の責任と権限は校長に帰属するが、部下教師の評価・査定にあたっては、保護者・生徒の評価・査定を最大要素とすることを義務づける。(可能であれば、保護者・生徒の評価・査定が最大要素として適正に盛り込まれたかを検証する第三者を措く。) 3)教師の腐敗・劣化の深刻さを勘案し(「失敗」を即評価・査定上の大きなマイナスポイントとして懲罰的に用いるという評価手法は兎も角として)之が査定・評価制度は早急に導入すべし。 と考えております。 ご意見誠に持ってありがとうございました。

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noname#193792
noname#193792
回答No.3

というような事を言う、モンスターが多いのが問題なのです。 その対応に追われて満足に授業ができないのです。

koboken7
質問者

お礼

・・・ということを「モンスター」と言って怠慢の言い訳にする、このご回答こそが現状の病巣を顕著に表しています。 世の中で、ここに記述したことを異常とする業界は、甘い甘い教師屋業界だけですよ。 どんな職業・業界でも、当然欠陥商品を販売した以上は(欠陥商品でなくとも多少他社製品に劣っている・接客が悪いというだけで)顧客からのクレーム・意見・要望が入るのが通常であり、その対応を理由に通常業務を行えない!などという言い訳は通用しないわけです。(モンスターのクレームは本当にとんでもないのですよ!という声がいつも教師屋から来るのですが、そんなクレームは一般民間業界では当然なのです。) 文句を言われないことが当たり前(=評価・査定の対象ではない。教師様というだけで敬意を受けるべし。教師に注文をつけることなど、もってであり、そういったヤツらはも「モンスター」なのだ。)という趣旨の(でなければご反論下さい)このご回答こそが、まさに世間知らず・常識はずれの教師屋の正直な本音なのでしょうね。 そして、我々は大切な自分たちの子どもなり孫なりを、このような人々と密室の中で共にさせることに、とんでもなく暗然とした心持ちになり、延いてはこの国の将来を危惧しているのです。

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  • rokometto
  • ベストアンサー率14% (853/5988)
回答No.2

最近多いですよね、フレンドリーな教師。 でもあれはダメです。 教師は教育者と同時に指導者です。 一線を引いて一歩上でなければ指導はできません。 それに評価体制はありますから。 残念! 斬り! このギャグより前にね。

koboken7
質問者

お礼

基本的には同感です。 但し、当該教師が人として総合的に「一歩上」であることが大前提であるはずです。 そして、その最重要部分を実態的には「誰も評価・査定しない、誰にも評価・査定されない」が問題なのではないでしょうか。

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