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中小企業診断士について

表記に関して教えてください。 私の知人に中小企業診断士の資格を目指して勉強している人がいます。 現在サラリーマンで真面目な人なのですが、その資格をとった後の仕事はどうなんでしょうか。 現在では、弁護士しかり、公認会計士しかりと資格がとれてもそれで生きていくのは厳しい時代ですね。 私も心配です。どうぞ教えてください。

みんなの回答

  • 1LIGHT
  • ベストアンサー率0% (0/2)
回答No.3

現役の独立中小企業診断士です。 資格だけでは食えません。 取得者は、多くが企業内、一部が独立という流れになります。 最近では、税理士や電機メーカー勤務者の取得も目立ちます。 世相を反映していますね。 ■企業内の中小企業診断士として勤務し続ける場合 多くの診断士取得者(8~9割)が、企業内に留まり、そのスキルを活かして企画系やマーケティング系の部門で活躍しています。 学んだことは必ず生きます。私の場合は、取得後、社内で意見を求められる機会や社内で発表したりといった機会が増えました。 企業の風土にもよりますが、取得後、社内でアピールすることもキャリアアップには大切でしょう。 ■独立する場合 独立してからも、前の会社のご縁で仕事を頂けたり、当時の人脈やスキル、業界知識が生きてくることがあるので、円満退社は必須条件です。 また、いきなり独立するのではなく、今いる会社で身につけられるスキルを全て身につけるぐらいの勢いで精一杯最後のご奉公をしてから辞めるべきです。 私の場合は2年間最後のご奉公をし、今でも当時の上司には可愛がって頂いています。 実際の業務ですが、公の業務で企業の支援をしたり、経営相談窓口で相談に対応したり、起業支援施設でインキュベーションマネージャーを務めたり、セミナーで講演をしたりといったものが多いです。 民間の業務では、直接契約でコンサルを行ったり、企業などで各種の研修をやったり、執筆をやったりと多岐に渡ります。 最近は弁護士さんや税理士、社労士など他の士業とコラボして仕事にあたることも増えています。複雑な案件が多いからです。 アレができない、コレができないと我がまま言わずに、最初は来た仕事を何でも貪欲にやってスキルを付けた上で、徐々に得意分野を確立し、仕事を選んでいくパターンが多いと思います。 本人の対人スキルにもよりますが、診断士取得自体は無駄にならないので、取得後は、診断士の勉強会や集まりにはどんどん顔を出し、ネットワークを広げた上で、独立するかどうかを決めればいいかと思います。 取得まで、私生活を犠牲にする部分も多々ありますが、めげずに頑張るようにお伝え下さい。

noname#186407
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 私のミス(Gooシステム)で返答が遅れました。申し訳ございません。 さて、1LIGHTさんのご指摘にある”企業内で勤務し続ける場合”と”独立する場合”の詳しいご説明はとてもよく分かりました。 とくに独立をめざす人には、”円満退職は必須”という意味が重要ですね。 ありがとうございました。 お礼申し上げます。

  • E-1077
  • ベストアンサー率25% (3258/12620)
回答No.2

 資格があるからと安心は出来ませんね。  弁護士だって人気商売ですもの・・・・・・。クライアントの依頼通りにならない場合は悪評が立ちますし、弁護士会でも鼻つまみになります。  公認会計士は法人に雇われてなんぼですから、一社だけという人はかなり難しいでしょうね。大抵数社抱えていますよ。    大手の会計事務所に属するとか。  中小企業診断士は取ったからと言ってもすぐに仕事に結びつくものではないのですが、経営の何たるかを知るには良いものでしょう。彼もそれで一生の仕事にしようとかではなく、今の仕事をもっとやりやすくするために頑張っているのではないのかなと思いました。  これから一人で看板揚げるというのはないと思いますよ。  私の知人にもとにかく資格を取るのが好きで~いろいろ持っている人がいますが、転職はしませんね。    私も色々取ってますが、それで今後何かするのか・・・ってないです。自己投資的な意味合いですね。  よって、心配することはないと思いますよ。

noname#186407
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり中小企業診断士という資格で仕事をしていこうとするのは厳しいのですね。 知人は、第二の人生を中小企業診断士、できれば「事務所として」と考えているようです。 それは現実難しいということですね。 お礼を申し上げます。

  • key00001
  • ベストアンサー率34% (2878/8340)
回答No.1

> その資格をとった後の仕事はどうなんでしょうか。 「経営コンサル」あたりを名乗って旗揚げするのが一般的ですが。 ただ、「経営コンサル」そのものは資格は不要です。 中小企業診断士でも、会計士や税理士でも、大学の博士号,修士号,MBAなどでも良いし、無資格で名乗ることも可能です。 その「箔付け」としての資格の一つが、ご質問の中小企業診断士ですが、それほどレベルが高いワケでは無く、企業から注文(コンサル業務の付託)が受けられるか?は、厳しいところかと思います。 そうなると、名のあるコンサル会社などへ就職なども考慮されますが、それこそサラリーマン会計士などが増えている中、中小企業診断士くらいでは、それほど尊重されません。 極論しますと昨今は、中小企業でも「弁護士資格を持っているだけ」程度の人物は、そこそこの給料で雇用することが出来る様な時代です。 社内に中小企業診断士やら社労士くらいの資格を持ってる人間が居ることは、全く普通です。 そう言う意味では、一般企業への就職時、「同等の能力があれば、資格を持ってる方が有利」なんてコトは言えますが、資格を持っているのが当たり前の専門企業では、中小企業診断士は、普通と言うより、残念ながら普通よりちょい下くらいでしょうか・・。 一方では、経営者が税理士や中小企業診断士なのに、何名もの会計士などを使役している様な事務所もありますので要は「才能次第」ですが。 コチラはクライアントを見つけるまでが大変で、経営コンサルの場合、税理士などと違い、リピート性がありません。 即ち、コンサル業務が成功したら、感謝はされますが、そこでお払い箱になってしまうと言う、皮肉な仕事でもあり、次から次へとクライアントを見つけ続けるのが、最も難しいです。 一~二流大学の経済,経営学部あたりを出た経営者など、ゴロゴロしており、税理士やら中小企業診断士くらいなら、その気になって一念発起すりゃ、自分でも取れる資格ですから。 おまけに自分達は、経営実務をやってるワケで、後は流行の経営本でもを何冊か読めば、「コンサルくらいの仕事は出来る!」と言う自負を持っていたり。 もっと失礼な言い方になってしまいますが、「実際の経営もやったコトが無いお利口ちゃんに、何ほどのことが出来る?」と、バカにしている様なところもあります。 従い最近では、「成功報酬」を売りにする様なコンサルも出てきて、即ち、企業側はリスクは無く、コンサル会社がリスクを負う様な形態まで出てきてますよ。(トラブルも多いそうですが。) 資格を取るまでは、素晴らしいことですが、「その資格で飯を食う」までは、ひと工夫,ふた工夫しないと、ちょっと厳しいのでは?と言うのが、正直なところではあります。 「経営コンサルが倒産・廃業」などと言う、笑い話の様な事態も少なくないですから。 コンサルよりも、専門性を活かしたコーディネーターなどを目指す方が、活路があるとは思いますよ。 最近は、社名も「〇〇会計事務所」「××コンサルティング」などでは無く、「△△パートナーズ」みたいな名称が増えてきており、資格職業務を一括で請け負ったり、それを海外でやったりしています。

noname#186407
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 いろいろな事例を挙げてご説明いただき、勉強になりました。 どんな資格であろうと「要は才能次第ですが」というコメントの通りなのでしょうね。 私の親戚に、監査法人にいる公認会計士がいるのですが、まだ40代にもかかわらずリストラの危機だそうです。ひと昔なら考えられないことです。 ご回答は、その厳しい社会を具体的に説明していただきました。 御礼申し上げます。

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