こんにちは。
広告系のプロカメラマンです。
4年生大学卒業後、写真の専門学校に入り、その後スタジオ勤務をへて独立しました。
卒業したのは10年ほど前なので状況が少し違ってる可能性もありますが、現在でも写真業界に多くの人材を排出しているのは日本大学芸術学部写真学科だと思います。
ただ誤解しないでいただきたいのは、数が多いというだけであって、割合が高いというわけではない点です。
写真業界ではビッグネームである日芸といえど、写真の世界で生き残っていける方はごく一部です。
ただ、希望されているのはあくまで写真関係とのことで、必ずしも撮影業務(要するにカメラマン)ではないということでしょうか?
であれば、仕事によってはわざわざ大学など出なくても充分通用する分野もあります。
具体的に写真関係の何をしたいのかあるのであれば、そちらをうかがった方が確実な回答が可能です。
仮にカメラマン志望という前提で申しますと、例えば結婚式の撮影業務などは比較的求人が多いです。ただしアルバム編集などその他の雑務・事務もかなりあります。
タレントやミュージシャン、芸能人など、一般の方が街やメディアで目にするような写真を撮るようなカメラマンになろうと思うのであれば、恐ろしく狭き門だということを覚悟されるべきです。
私自身は並の専門学校を出ましたが、同期で今でもカメラマンをやっているのは100人に1人もいません。日芸はそもそも人材の質が高いと思いますが、それでもカメラマンとして長くやっていけるのはごくごく一握りのはずです。