• ベストアンサー

岡倉天心の愛猫への手紙

岡倉天心が愛猫・孤雲にあてた手紙の原文は英語だそうですが、その原文はどういう本を捜せば、載っているでしょうか。 その手紙の翻訳文の中に「大洋を渡る白鳥が君の在所の知らせを運んで来た」と書いてあるのですが、原文ではこの「白鳥」は、ハクチョウ・swanなのでしょうか、それとも単に白い鳥という意味でしょうか。 また、「孤雲」の名前は「こうん」と読むのでいいでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.1

次のURLに原文が添えられていますね。 "Swans sailing acrossed the ocean have brought tidings of your whereabouts and I am glad that Fate has dealt kindly with you." 「岡倉天心が送った『猫への手紙』」 http://kyoto.wabisuke.jp//tensingaokuttaneko.html 呼び掛けは"Dear Kochan"となっていますが、このカードナー夫人から送られた純白のアンゴラ種の子猫の名は"Kowun"と綴るようです。 余談ですが、彫刻家高村光雲はの英名は"Takamura Koun"ですが、こちらこそ「コウン」で、天心の子猫の方こそ「コウウン」と読めそうな気がします。ローマ字の訓令式やヘボン式などの違いにもよるのでしょうが、天心の心中に高村光雲への思いがあってあえて「Kowun(光雲→孤雲)」ともじったのではないか─とは余りに勘ぐり過ぎでしょうか。

hujinoyukari
質問者

お礼

ありがとうございます。原文が読めてうれしいです。 翻訳文の白鳥だけでは、スワンなのか、白い鳥なのか、分からず、迷っていました。ハクチョウなら南北に飛ぶ、太平洋を東西に飛んできたのなら別の鳥かと、勝手に思ったせいです。疑問が解決出来ました。 孤雲の由来も分かってよかったです。