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狼と香辛料2の読解について
- 狼と香辛料2の読解について、向きを逆にしての意味やこのシーンの科学の正しさについて質問があります。
- 狼と香辛料2の読解について、向きを逆にしての意味やこのシーンの科学の正しさについて教えてください。
- 狼と香辛料2の読解について、向きを逆にしての意味やこのシーンの科学の正しさについてお答えください。
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質問者が選んだベストアンサー
>本件は、それが、読み返してみても向きを変えている描写その他は全くないのです。 小説というのは何からなにまで全て説明してくれるわけじゃありません。 一部の情報のみ与えて、読者に考えさせたり想像させるというのは当たり前の手法です 描写されてないからといって、それが起こっていないという事にはなりません そして、狼と香辛料は基本的にロレンスの視点で描かれる小説ですので 描写がないこと自体はむしろ自然なことです ロレンスは最初イカサマに気づいていなかったものが、ホロの行動で全てを理解した訳ですから ロレンスが気づいていなかった事を描写するのは蛇足になってしまいます で、先ほどの回答も、実際のところ私の推測でしかありません 店側が天秤の向きを変えるという行動は描写されていませんが、 天秤が吊り合う事の確認 → 天秤の向きを変える → 計量 という事が起こっていたと考えるのが、最も辻褄が合うかと (昔読んだうろ覚えの記憶と、質問文中の引用からの回答ですから若干の不安があります ホロが暴いたって書いちゃったし・・・ ロレンスだとしたらさっきの回答の4.までは考えてない気がする。 ロレンスも頭は切れるけど、とっさにそこまで考えて行動できるかとなると怪しい) 私の回答よりもしっくりする答えがあれば、そっちが正しいのかもしれません 質問者さんも「描写されていない」という事にこだわらずに、もう一度考えてみては? >余談として私は第一巻読んでいません。何巻まであるのか知りませんが面白いですか。わっちはラベノ的なキャラ作りが苦手でありんす。 とりあえず私は全巻読みました こういうキャラの掛け合いが好きなので面白かったです
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>(1)「向きを逆にして」の意味が分かりません。 軸がへの字の下皿天秤、あるいは上皿天秤が傾いていても、正しく調整すれば正しく計量できます。そのための調節機構が天秤には備わるのが通例です。左右の天秤皿を空、もしくは確実に同じ重量と分かっているものを左右の皿に載せて調節します。 ただし、天秤を調節せずに逆向きに置く、つまり傾きを逆にすれば正しく計量できません。傾いた天秤が正しく計量できるよう調整されているとして、天秤皿を空にしたまま、逆に置く、即ち傾きを逆にすれば、天秤の計量針は釣合の位置を指さず、左右の重さが違うと 出ます。 空の天秤が傾いていることが明らかで、しかし左右の重さが等しいとなっているとき、その天秤を逆に置く、つまり傾きを逆にしても左右の重さが等しいと出る天秤なら、何らかの不具合があり、正しく計量できる天秤ではありません。 >(2)このシーンの科学は正しいですか。 そのように描写したことが、作者が正しい理解をしているという保証にはなりませんが、正しい考察からそのような描写を導き出すことは可能です。つまり、何も断定できません。 従って、その描写を以て、間違いがあり作者が誤解をしているとか、圧力がとか言いだすことは誤りです。小説の描写として、登場人物がトリックがあると了解していることが描ければよいのであり、トリック全てを明らかにすることは必ずしも必要ではありません。トリックが肝である推理小説でも、完璧な証明をされずとも犯人が自白に至ることはよくあります。
- qzec
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>物語では吊り合いの確認は小まめにしないといけないという文脈でしたが。頻発に向きを変えていたということになりますよ。 それは「小まめに」の解釈の問題ですよ 小まめっていう日本語は何を基準にするかで頻度は全く変わる曖昧な表現なわけですが、 ここでは、取引前に一度確認すればいいという程度の頻度を言っているのでしょう 一度の取引内で何度も確認する必要があるって意味ではないでしょう >全巻読まれたんだ。私には意外と筋が追いづらいです。 主因は1巻を読んでないからだと思うよ 商会の仕組みとか、商取引について基本的なことが第1巻で説明されてるし、 ホロとロレンスの関係もそこから始まったわけだから 2巻から読み始めても理解し難いでしょう ビジネスキャリアカテゴリで質問してる方も、1巻読めば分かるようになると思いますよ (なお、手元に小説がなくて証書のやりとりの細部を説明できないので私はそっちの質問には回答できません)
お礼
ご親切に有り難うございます。 本題としては、細工の内容は具体的に絞らないのでしょうか。つまり種明かしです。種明かしなしの指摘に店の主人は降参したことになります。机と平行に斜めだけではなんとも。計量を誤魔化した種明かしの検討がつくならばご提案して頂きたいです。 余談として全巻読書後はブックオフですか。第一巻は近日中に読むつもりです。わっちの主因は掛け合いだと思うのではありんすが。
- qzec
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(1) 天秤が正確だと思わせる時と、イカサマをする時とで 向きを変えて使っているという事ですよ そのシーンの前に、天秤が正確だと確認するシーンがありませんでしたっけ? 私も狼と香辛料は読んだんですけど、今は手元にないのでうろ覚えなんですけど まあとにかく、水平になっている天秤を見せる事で、 客はこの天秤は正確だと思い込みます で、実際に計量する際にイカサマする時は、向きを逆にするのです そうすると吊り合っていた天秤が吊り合わなくなり、 その状態で計量したら実際よりも重く(軽く)みせることが出来ます で、ホロがそのシーンで天秤の向きを逆にしているのは、より明確に不正を暴くため 1.テーブルが傾いている事 2.天秤が偏っている事 3.天秤が正確だと確認した時と、実際に計量する時とで向きが変わっている事 4.取引の最中にテーブルや天秤が傾いた訳ではないこと ホロはこれらを暴いたことになります 3.と4.は天秤の向きを逆にしないと確認できません (説明は省略しますが、理解できないなら補足します) ただ傾いている事を暴いただけならを店側も気づかなかった。悪気はなかったと言い訳するかもしれませんが ホロは見せ側に言い訳できないほどにはっきりと不正を暴いたわけですね (2) 正しいです
お礼
ありがとうございます。
補足
どうも有り難うございます。既読者の方がおられましたか。ビジネスキャリアカテゴリでも質問しているのですがそれこそ既読者さんがいたら話が早いです。 本件は、それが、読み返してみても向きを変えている描写その他は全くないのです。ですから引用文だけの議論になると思います。 よくわかりませんが、向きを変えなければ釣り合わないならそれのが分かりやすいのでは。 その傾いたテーブルで釣り合ったの確認して計量したという流れですよね。 不正の証明は正しいんですかね。 本題には関係しないと思いますが物語の捕捉としては、計量も引用文も主人公ロレンスが行っています。体調が悪いふりをして水をこぼしたのはホロです。ホロはテーブルの傾きを匂わしただけです。 いずれにして一番の見せ場に思います。私も当初はおっと思ったのですが考え出すと疑問符になりました。向きを逆にしてに関して第一読目から終始、何の事やら分かりません。 余談として私は第一巻読んでいません。何巻まであるのか知りませんが面白いですか。わっちはラベノ的なキャラ作りが苦手でありんす。
- CC_T
- ベストアンサー率47% (1038/2202)
原書読んでいないので、こちらに書かれた部分からだけの判断ですが。 (1)(受け皿の)上下を逆さにして。 (2)正しいです 天秤が多少傾いていようとも目盛が中央値を指すような細工がされていたってことでしょうね。だから傾いた机に置いても中央値を指して静止した、と。 知力がどうのとまで言わしめるような論拠は感じられませんが?
お礼
ありがとうございます。 原作者にはもう少し謎解きしてもらいたかったです。
補足
画像作成と添付までしてくださり有り難うございます。 質問文内の引用文のささいな誤植ですが正確には「もしも天秤が正確なら」です。 (1)上下逆さ?は意外でした。そうする意味は? 全く勘繰りをすると、初版は知らないのですが、挿入されたんじゃないのかなとか。このシーンはシリーズ第二巻の48ページにあり、この巻で一番の見せ場だと思うのです。なぜ逆にして?なのかなどと文章がしっくりこないのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 吊り合いの確認後に向きを変えたと読者が足して考えるのですか~。「導かれる結論」内の文章に明記して欲しいですね。 物語では吊り合いの確認は小まめにしないといけないという文脈でしたが。頻発に向きを変えていたということになりますよ。 全巻読まれたんだ。私には意外と筋が追いづらいです。掛け合いに耐えられないのが主因だと思いました(笑) 金の密輸もどこで金を仕入れたのかよくわかりませんでした。
補足
回答4までありがとうございます。 本題ではありませんが一巻を猫舌まで速読して本を閉じました。ラノベは一巻に限るの法則でした。主因はさておき一巻は読めます。まだ証書は話題になっていませんがご助言ありがとうございました。 なんでか、このシリーズはルビの日本語がところどころおかしいように思います。