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狼と香辛料で金の密輸を行い、利益は誰にどれだけ?
- 狼と香辛料で羊飼いの少女ノーラは金の密輸を行い、利益はレメリオ商会とローエン組合にもたらされます。
- ノーラは金の密輸を通じてレメリオ商会に1000リュミオーネの利益をもたらし、ロレンスは60リュミオーネの利益を得ます。
- ローエン組合は500リュミオーネの借金証書を130リュミオーネで購入し、370リュミオーネの利益を得ます。
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ロレンスの考えでは密輸したのはレメリオ商会が用意した100リュミオーネ分の金でしかないという話。 これをレメリオ商会がうまくさばければ十倍の1000リュミオーネになります。 元手の100リュミオーネを引けば900リュミオーネの利益になります。 レメリオ商会の裏切りで殺されそうになったロレンスはそれを切り抜け、逆に金の密輸が成功する前にレメリオ商会に、この金を10年の分割払いの500リュミオーネの証書の形で売る事に成功します。ただこの証書の支払い方式は最初の年は10リュミオーネで年々返済額を増やしていく方式で最終的には550リュミオーネ支払われます。 レメリオ商会としては、この後、密輸した金をうまくさばく事ができれば、元手とロレンスの証書の分を引いて350リュミオーネの利益になるでしょう。 ロレンスは証書をローエン商業組合に130リュミオーネで売却します。 これによりローエン商業組合は、レメリオ商会より10年の分割払いで550リュミオーネを得られる事になり、利益としては420リュミオーネを得られる事になりますが、この時点では、本当に全額を得られるどうかはまだわかりません。もし、10年の間にレメリオ商会が、また商売に失敗し破産したりしたらお金を得られなくなる可能性もあり、そういう面でリスクを負う事になりました。証書を安く売る事について本文376ページに・・・ 「借用証書の額面よりもかなり安いが、再起したレメリオ商会が10年経つ前につぶれる可能性も高い。妥当な値段といえた」とあります。 またロレンスが証書をローエン商業組合に売る理由については371ページから372ページに書いてあります。 要約すると、ロレンス個人だと、レメリオ商会が復讐に出たり、証書の借金を踏み倒す危険があるけれど、ローエン商業組合に証書を売る事で、その危険を避ける事ができ、すぐに現金も手に入るし、レメリオ商会と縁を切る事もできます。要はリスク回避です。 ロレンスは130リュミオーネを手にしました。 そこから今回の騒ぎでローエン商業組合に迷惑をかけ、看板に泥を塗った事に対しての迷惑料として20リュミオーネ支払います。 強引な借金をした他の商会への謝罪と返済として30リュミオーネ支払います。 ノーラへの報酬として20リュミオーネ支払います。 密輸に使った羊を解体するため肉屋に10リュミオーネ支払います。 残りは50リュミオーネです。 武具の債務については触れられていません。 ロレンスがレメリオ商会に書かせた証書に武具の分が含まれていたのなら50リュミオーネの利益でしょう。含まれていないのなら殆ど利益は無かった事になるでしょう。どちらにしろ、武具の債務は無くなります。
お礼
>ロレンスが町の住人からした借金やレメリオが >純金を買う為に行った最初の出資は省きします。 と書いやはずですが詳しくありがとうございます。 自分はアニメ版と漫画版しか見てないで 細かい金額まではわかりませんでした。