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エコウィル・エネファームの低周波騒音問題

ちょくちょくそういったブログがあって、読んでいると人によっては深刻な状態に陥っている人もいるようです。ところでこれって設置したお宅の隣家の人が被害を訴えているケースがほとんどです。そこまで低周波騒音が大きいのなら、設置した家でまず被害が起きる筈だと思うのですが、実際にはどうなのでしょうか? それとも機材によってよほど特定の音や振動の放射方向があるのでしょうか?

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回答No.4

質問者様自らの専門的な説明をありがたく拝見いたしました。 当方は一被害者で実務的な知識を持つ者ではまったくありませんが、一言。 回答No.1にありますように、 「さらにまた隣家同士の関係があまり良くないような場合、エコウィル・エネファームは無言の贅沢のひけらかしに思えて、癪に障ること。」 被害を認めたくない事業者は所有者対被害者にしたいのか、事業者(特にハウスメーカー)はこのような解釈をすることが多く、所有者も「妬まれている」という認識になってしまい、そのため、被害が被害ととらえらず、トラブルが泥沼化する傾向があります。 当方は低周波音が周囲にほぼ均等に放射されていると思われるデータを持っています。事故情報データバンクでも所有者による苦情の申し出(エコキュート)もありますが、このように所有者側で問題が生じる場合、業者は口外しない代わりになんらかの対応、例えば代替品の提供などをしていることが推測され、速やかに解決がなされるために、所有者側の被害が表面化することがないのではないかと思います。 また、No.1のお礼にありました「エネファームを我が家に向けて設置しないでください」というのは、「我が家」との境界面に置かないでくださいという意味なのではないでしょうか。 一つ、質問者様にお尋ねしたいのですが、なぜ「エコウィル・エネファームの低周波騒音問題」の中に、エコキュートが含まれていないのでしょうか。それは、質問者様がエコウィルかエネファームの購入を検討なさっているからでしょうか。

subarist00
質問者

お礼

騒音・振動は優れて専門的な分野なので、明らかに問題があっても専門外の人には自分の主張を裏付ける決め手を得るのがなかなか大変で、しかもこれが医者や法律家のように高度な専門分野だという認知度も低いので専門家を探すのもなかなか難しくていろいろ苦労があると思います。 仲良くやれるはずの隣人とケンカをすることや、家族を病気等から守りきれないのは人生最大レベルの損失なので、この議論を深めることで一つでも役に立つ理解が得られるならば幸いです。 >「無言の贅沢のひけらかしに思えて、癪に障る」 これはケンカを売っているのと同義ですね。少なくとも振動・騒音問題がなければこういう事にはならないのだから。ただ問題解決のためにはこういう知識も必要です。というのは問題ではないレベルの振動でも問題視する敏感な人もいて、そういう場合に相乗効果を生んでいると思います。 ここで「問題ないレベルの振動」というのが問題で、実は環境基本法の振動規制法では敷地境界で60dB(震度1と0の境目くらい)とかありますが、法令の規制値は甘いか辛いかは別にして十分人間が認知できるレベルです。そしてそれは問題がないかどうかよりも”現実に守れるかどうか”という立場から決まったようなものです。それ以上厳しいと、交通振動が違法になります。鉄道事業者や道路設置者は自治体や国ですから彼らを合法にするためでしょう。 だからこのレベルは場合によっては問題になります。というのは60dbの振動そのままなら問題にはならないと思いますが、建物によっては振動を増幅しやすい間取り(間口が狭くて横方向に弱いとか)もあるし、建物の中でも振動が大きい位置や振動を増幅しやすいベッドに寝ていて振動で体調崩すなど、複合的な事象で問題が起きます。また道路に面した敷地の振動は小さいのに2,3区画離れた敷地の振動が大きいことがあります。土管などが埋まっていて遠くに振動を伝えるケースです。 つまり”法的に問題ないレベルの振動”で現実に振動問題(物理的な問題)・振動トラブル(物理的な問題とは別のご近所の争い)が起こることはあるという事で、残念ながら若干の我慢は必要なケースがあり得るという事です。「狭い日本」の限界かもしれません。 で、設置側は本気で問題ないと思っているし、被害側は本当に問題になっているし、このすれ違い議論のイライラが”癪に障る”の原因でしょう。相手が自分の言ったことに真正面から答えている分にはこんなことにはならず「一緒に考えましょう」となるものです。つまり、お互いの認識が根本から異なっていることって現実には結構あるのですが、双方がその可能性を見落としている場合にこういう問題になりがちですね。 >当方は低周波音が周囲にほぼ均等に放射されていると思われるデータを持っています。 貴重な知見ありがとうございます。関東50Hz、関西60Hzはインバータの振動なので、回路の振動がそのまま機械全体を揺らして発生しているものと思います。ただ構造物の振動は完全に線形ではないのでその波形のゆがみから1/2、1/4の周波数の成分が検出されることがあります。これは振動解析でフーリエ変換を使うからと言うだけの理由であって、現象的には少し崩れた50Hzのサイン波が出ているだけです。 それ以外で機器を覆うカバーの面の共振周波数が原因でその面の方向だけに放射される騒音もあり得ますが、被害を訴える人のwebサイトの測定データ(スペクトル)を見る限り、インバータの50Hzとそのサブハーモニクスと思われる12Hzだったので、それは周囲に均等に放散されるはずだと思いました。 実は12Hzって2次か3次の建物の固有振動数に近いし、あと地盤の固有振動数って1~10Hz位まで様々ですが、場合によっては結構近かったりします。 電気回路って振動するんですよね。テレビでも液晶ディスプレイでもファンもないのに振動します。面白いところでは電子を光速まで加速する加速器(コイルのチューブ)の振動対策をしたことがありますが、コイルに通電するだけで発振してブーンとうなります。まあ結構な大電流なんで。 >事故情報データバンクでも所有者による苦情の申し出(エコキュート)もありますが、このように所有者側で問題が生じる場合、業者は口外しない代わりになんらかの対応、例えば代替品の提供などをしていることが推測され、速やかに解決がなされるために、所有者側の被害が表面化することがないのではないかと思います。 それ自体は十分にあり得る話ですが、原因がインバータの発振による問題だったならば原理的な問題なので代替品での改善効果は得られないと思います。せいぜい設置をし直すくらいしか対応の取りようはないのではないでしょうか。 >「エネファームを我が家に向けて設置しないでください」というのは、「我が家」との境界面に置かないでくださいという意味なのではないでしょうか。 Webで読んだ限りなので書いてあった通りです。でも境界におけばそれこそ自宅と隣家の両方に低周波騒音が伝わりそうだし、しかも自宅と隣家の壁の間で定在波を形成して増幅されそうで、どうなるか想像もつきません。でも境界面におけば、問題が起こるならやはり両家に起こると思います。 >なぜ「エコウィル・エネファームの低周波騒音問題」の中に、エコキュートが含まれていないのでしょうか。それは、質問者様がエコウィルかエネファームの購入を検討なさっているからでしょうか。 ご想像の通りです。原発事故以来、機会があれば発電所の電気をなるべく使わない(特にピークカット)体制に興味を持って、発電するものをいろいろ考えていたからです。シェールガスやメタンハイドレートも有望なのでガスにシフトを考えているのに給湯まで電気というのは逆になっちゃいます。 でもエコキュートは単純にエアコンですからコンプレッサとインバータの両方が振動源としてあり得ますね。しかも設置が屋外だから騒音はエアコンよりは甘めに作っているかも。似たところでエコジョーズなんかは騒音問題も聞かないので電気が絡むと問題になりますね。 結論としてはエコウィル・エネファームも単独でというよりは、振動や騒音がこもったり増幅されたりする環境において問題になるのだろうというのが私の理解です。道路面に向けて設置できれば(つまり北側や西側道路の敷地でそちらに風呂が来る間取りですね)いいんでしょうが、最近はエアコンの室外機ですら盗難に遭う時代です。プラチナを使用するエネファームが盗難に遭わないのか心配になっちゃいますね。

その他の回答 (4)

  • onyk13
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.5

返事頂きありがとうございました。 私と連れ合いは低周波音、低周波振動で昨年は7万キロも逃げ回り つくづく日本はうるさいと思いました。 専門家の方と知り質問させてください。 6600ボルトの電柱の高圧電線、高圧鉄塔の高圧線からは低周波音は出ますか? 工場も民家もない山中の何処に行っても唸りがしています。 なんキロも離れた所を高圧鉄塔は通っています。 川や風の無い山中でもです。 どうでしょうか? それと、真空の話ですが、私達の居場所確保に使えないかと考えています。 アルミ素材と厚紙でできたパネルか、スペーシアガラスで寝るスペースを作れないかと思いますが 難しいでしょうか、当方大工で設計士です。 木造建築で遮音するのは至難の話だと考えていますが、可能であれば苦しんでいる方の助けになるのではと思っています。 もう一点、低周波音対応のノイズキャンセルは作成出来ないものでしょうか、ヘルメット型の物で、真空素材なら出来そうな気がしますが… よろしくお願いします。

subarist00
質問者

お礼

すみませんがさすがに高圧線までは仕事でも経験がありません。 >6600ボルトの電柱の高圧電線、高圧鉄塔の高圧線からは低周波音は出ますか? 6600ボルトは街中の大通りの中央分離帯を走るような高圧送電線だと思いますが、結構10m程度の高さで直下で数mG出ているので電磁波を気にする人がいますね。 風切音や鉄塔との共振くらいは聞いたことがありますが、もっと高い周波数(はっきり言って可聴域)です。低周波騒音については経験はありません。 >それと、真空の話ですが、私達の居場所確保に使えないかと考えています。 難しいと思います。真空の遮蔽壁を固体伝搬してしまうと思います。遮断・減衰というのがパッシブ方式ですがいずれも難しいと思います。もちろん減りますが、そんなに大きく減るわけではないと思います。 >もう一点、低周波音対応のノイズキャンセルは作成出来ないものでしょうか、 今度はアクティブ方式ですね。そもそも人体の専門ではないのでわかりませんが、低周波音って耳だけではなく全身に浴びて問題になっていると思いますので耳だけ対策しても意味ないのではないでしょうか。 そもそも内臓の共振が8Hz、眼球の共振が13Hz、声帯が30Hzです。低周波騒音は体内のいろんな場所を揺らします。三半規管が共振したらとおもうと恐ろしいですが、その共振周波数は知りません。 騒音という限り鼓膜の振動を問題にしているわけですが、個人的には低周波騒音って耳で聞いた音だけが問題になっているのかどうかそもそも疑問に思っています。

  • onyk13
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.3

初めまして、低周波音被害者です。 12Hz位だと対策は無理とおっしゃいましたが、 真空素材で覆い、遮音するのは不可能ですか?

subarist00
質問者

お礼

もちろん音は真空中を伝わりませんが、素材を伝わります。低周波は距離減衰が小さいために遠くまで伝わりやすいです。厚さや重さでしか減らせないので厄介です。

  • usanyan
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.2

低周波音は空気振動です。 低周波音域の空気振動が伝わって、共振を起こすと低周波振動を感じます。 機械の振動数が50Hz以下の低周波振動を出していたとしても、その機械の排気(熱交換構造があるとまず、排気があるはずです)は、どちらに向かいますか? 必ず、設置家屋と逆ですね。 つまり、設置機械の排する空気振動は隣家が受けます。 そして、一般的木造家屋の固有振動数(共振しやすい振動数)は25Hz付近です。 更に、高気密になっている最近の住宅では、低周波空気振動を受けて共振した家屋内の空気が逃げ場を失い、 家の中で共振を続けます。。。機械が動いている限り、昼も夜も寝ていても熱があっても・・・拷問です。 そして発生源の家では、排気による空気振動は受けませんから、あらぬ文句を言われたと思うでしょう。 低周波振動音の感知には個人差がありますが、1度気づいてしまったら止むことはありません。 感知してしまった人ならば、発生源のどの方向に立つと強く感じるか、わかります。 体の奥、脳の中で、ガイガーカウンターが反応するかのように。 家の中に入ると訳もわからず具合が悪くなる~こんな表現をされたら、低周波音かもしれません。 情報の乏しい高齢者や、表現力のない子供たちに注意です。ウツや発達障害になるでしょう。 そして、行政は・・・まず認めません。 高気密不燃性の住宅を薦めていますから、2重ガラスや石膏ボードが共振を加速させるとは、認めるわけにいかないのです。 不幸にもそんな状況になってしまったら、『防音』と言ってサイジング等で家を囲うのは逆効果です。 行政は、逆効果・被害増大の指導ばかりしています。ご注意を。

subarist00
質問者

お礼

お付き合いありがとうございます。実は私は振動・構造に関してはそこそこ専門家です。 >低周波音は空気振動です。 音は気体伝搬と固体伝搬があります。自動車のNVHの解析をしていると常識ですが低周波成分は固体伝搬の方がエネルギーが大きいのです。境目は数百Hzです。 12Hzなんて絶対固体伝搬だと思いますよ。 >そして、一般的木造家屋の固有振動数(共振しやすい振動数)は25Hz付近です。 少なからず測定・解析を経験していますが、おっしゃる意味がわかりません。 グローバル共振という意味では木造住宅では1次共振が6Hzあたり、3次モードでも15Hz程度です。並進もねじりも大体その辺です。木造は3階建てまでですから3次モードより上はあり得ません。 次にローカル共振ですが床は30Hz以上です。壁面は経験がありません。 そういえばサッシはサイズやガラス厚によって様々ですが15Hz以上にたくさんの共振があるでしょうね。 >高気密になっている最近の住宅では、 言われてみればペアガラスって要注意ですね。分厚いシングルガラスならもっと共振は高いだろうに、わざわざ薄いガラス2枚にして共振周波数を下げてしまった。 でも20mmのシングルガラスでも50Hzよりは低いと思います。ペアガラスについては・・・仕事上知りえたこともあるのでコメントは差し控えます。 >排気(熱交換構造があるとまず、排気があるはずです)は、どちらに向かいますか? 車の排気ならエンジン回転数に比例する周波数の音がマフラーから出るのはわかりますが、エネファームなんかはそれは考えられません。それに周波数的に12Hzは多分50Hzのサブハーモニクスだと思いますが、つまりインバータの振動が発する音だと思いますよ。それが機械全体を揺らして出ている音だと思うので、四方八方に放散されるはずですよ。 No.1さんのおっしゃる通り、複数の要因があるのをわかってない素人が議論しているからかみ合わないというのが真相だといわれるのは納得できますが、それだけでは解決しないのでエコウィル・エネファームについて実務的に知識を持つ人がこれをどう思っているかが知りたいです。

  • kaxuma119
  • ベストアンサー率29% (108/363)
回答No.1

いくつかの要因が絡む話です。 ひとつは業者がいい加減な設置を行い、機器の振動が何かと共振を起こし、実際に騒音基準を上回る騒音を発している場合ですが、これは設置した家でもわかるでしょう。 実際、問題となるケースはエコウィル・エネファームを設置するような家は、新築もしくは大規模なリフォームをの際に行うので、設置した家は騒音対策が十分にされていて、戸外の音が気になるようなことは少ないということ。またエコウィル・エネファームは風呂場や台所近辺の戸外に置かれるので設置した家の寝室やリビングからは遠いということ。 これとは対照的に隣家が十分な騒音対策がなされていない、あるいは季節がいい時には窓を開け放つ習慣があるような場合、新たな騒音源が気になること。隣家の寝室やリビングがエコウィル・エネファームに近い場合があるということ。エアコンの室外機とは別の馴染みのない音がして気になること。、 さらにまた隣家同士の関係があまり良くないような場合、エコウィル・エネファームは無言の贅沢のひけらかしに思えて、癪に障ること。 実際的な「音」もあれば心理上の「音」もあるわけです。騒音計を持ち出して計測して基準値以下だなんてことを言っても解決になりません。設置した業者と施主が「誠意をもって」対応するしかない話でしょう。

subarist00
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。いろいろだから決着がつかないのですね。よくわかりました。 >実際、問題となるケースはエコウィル・エネファームを設置するような家は、新築もしくは大規模なリフォームをの際に行うので、設置した家は騒音対策が十分にされていて、戸外の音が気になるようなことは少ないということ。 ただ、これは無いとおもいますね。いろんなサイトを見ていてエネファームかエコウィルかわかりませんが、測定データを見ると12Hzと50Hzに大きな成分がありました。12Hzというと交通振動(自動車のサスペンション)の周波数に等しいのですが、ここまで低いと対策そのものが無理です。専門に対策しても無理なのに新築だから性能が高くてOKという事は無いと思います。 どこかのサイトで「エネファームを我が家に向けて設置しないでください」と書いていましたが、正直あの四角い形状で特定の方向に放射されるとも思えません。ある程度周囲に均等に放射されていると思います。

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