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1個あたりの原価計算

ある数種類の製造品のそれぞれの1個あたりの原価を計算したいと思っています。 それぞれの製品に使う材料は数種類あり、 その中には針金のような1個にどれだけ使うかわからない商品もあります。 また、数種類の材料は1個の製品だけに使うものもあれば、 3個の製品に使うものもあります。 材料の仕入れは不定期で(1ヶ月ごとであったり6ヶ月のものも有ります) 1ヶ月に1,2度ある発注に対して、 足りなくなったらそれぞれ別にまとめて仕入れるという状態です。 このような場合の原価計算は私のような素人でもできるものでしょうか? どのように計算していいのかわからず質問させていただきました。 なにぶん右も左も分からないもので足りない情報があるかと思いますが、 補足の方はさせていただきます。 宜しくお願い致します。

みんなの回答

回答No.2

原価計算の基本から抑えるのであれば、↓ページでは本格的な原価計算の基礎が学べます。 http://www.sk-genka.com/kanri/kan01_what.html これは昭和三十七年という古い基準ですが、いわゆるどんぶり勘定の時代から、企業会計へみんなで転換していった時代の熱気が伝わってきます。 http://abc.shudo-u.ac.jp/genkakizyun.pdf これをHTMLでわかりやすくレイアウトしたものがあります。 http://gaap.edisc.jp/docs/01/13/ これらを見ると、原価を算出するということは、経営コストそのものを算出することにほかなりません。実際、原価計算システムのソリューションは1式で数百万円以上もする高価なものです。 しかし、質問者様のやりたいことは、原価そのものがいくらなのかというより、材料費がいくらかかっているかということですね。 原価計算基準の材料費の項目を参考にすると、算出すべき価格、数量は下記のようになっています。厳密に考えれば考えるほど在庫やら為替やら本物の原価計算に近くなってきますが、ざっくり計算するのであれば、針金程度の金額は後回しにして直接材料費から考えましょう。 1 直接材料費 2 材料の消費量 3 材料の消費価格(=購入原価) 4 間接材料費 直接材料費は製品に含まれているもの、間接材料費は消費してしまったり他の製造過程で共用で使用しているものです。 どんどん簡略化することはできますが、他の部門で検証したりできるよう、どのような基準で計算したのかというルールを定め、いろんな人に見てもらうことが大事だと思います。 がんばってください。 ※原価計算基準では材料費の項目は下記のようになっています。 (一)直接材料費、補助材料費等であって、出入記録を行なう材料に関する原価は、各種の材料につき原価計算期間における実際の消費量に、その消費価格を乗じて計算する。 (二)材料の実際の消費量は、原則として継続記録法によって計算する。ただし、材料であって、その消費量を継続記録法によって計算することが困難なもの又はその必要のないものについては、たな卸計算法を適用することができる。 (三)材料の消費価格は、原則として購入原価をもって計算する。  同種材料の購入原価が異なる場合、その消費価格の計算は、次のような方法による。  1 先入先出法  2 移動平均法  3 総平均法  4 後入先出法  5 個別法  材料の消費価格は、必要ある場合には、予定価格等をもって計算することができる。 (四)材料の購入原価は、原則として実際の購入原価とし、次のいずれかの金額によって計算する。 1 購入代価に買入手数料、引取運賃、荷役費、保険料、関税等材料買入に要した引取費用を加算した金額 2 購入代価に引取費用ならびに購入事務、検収、整理、選別、手入、保管等に要した費用(引取費用とあわせて以下これを「材料副費」という。)を加算した金額。ただし、必要ある場合には、引取費用以外の材料副費の一部を購入代価に加算しないことができる。  購入代価に加算する材料副費の一部又は全部は、これを予定配賦率によって計算することができる。予定配賦率は、一定期間の材料副費の予定総額を、その期間における材料の予定購入代価又は予定購入数量の総額をもって除して算定する。ただし、購入事務費、検収費、整理費、選別費、手入費、保管費等については、それぞれに適当な予定配賦率を設定することができる。  材料副費の一部を材料の購入原価に算入しない場合には、これを間接経費に属する項目とし又は材料費に配賦する。  購入した材料に対して値引又は割戻等を受けたときは、これを材料の購入原価から控除する。ただし、値引又は割戻等が材料消費後に判明した場合には、これを同種材料の購入原価から控除し、値引又は割戻等を受けた材料が判明しない場合には、これを当期の材料副費等から控除し、又はその他適当な方法によって処理することができる。  材料の購入原価は、必要ある場合には、予定価格等をもって計算することができる。  他工場からの振替製品の受入価格は、必要ある場合には、正常市価によることができる。 (五) 間接材料費であって、工場消耗品、消耗工具器具備品等継続記録法又はたな卸計算法による出入記録を行なわないものの原価は、原則として当該原価計算期間における買入額をもって計算する。

soulnight
質問者

お礼

大変遅くなりました。 教えていただいたサイトを参考にさせていただきます。 ありがとうございます。

回答No.1

もし、その製品が数年に1個しか作られないのであれば、正確な値を出すのは難しいかもしれません。 しかし、ある程度の量が作られるのであれば、だんだん確からしい値になってきます。 まず、言葉の定義と、使用する数量をきちんと抑えます。 「原価」には光熱水費、労務費や保険料、本社経費、営業経費などは除いた単純な材料費とするのか?これを確実にしてください。 数量については、実際に使用されている数量を計ります。一つあたりを計測するよりも、まとまった個数で調べたほうが良いと思います。廃棄される数量もかならず計測します。 製造過程で消えてしまう材料も計測するのかどうかも決めないといけません。これには、経費がまざっていたりするので、何を含めて何を含めなかったのかを明らかにしてください。 例えば、うなぎを焼くときに使う串を製品になる時に抜いて捨ててしまう場合、これは原価に含むのか?などです。 仕入れ値については、変動する要素がありますから、デフレータを用意します。業界ごとに材料の物価指数がまとめられていると思いますので、たいていはこれを利用します。例えば、建設資材でしたら建設物価調査会が出版している資料があります。 輸入品などの場合は為替レートの中期的な予測も必要になってきます。資源ごみの再利用や先物取引を利用したりする場合や、借りた倉庫で保管する場合などはかなり複雑に計算し、かつ予測を含みますので、その変数も用意しましょう。 だんだん要素が多くなってくると思いますが、とことん細部まで調べた上で、もういちど費目を整理し、原価に含むか含まないかレビューすることも必要です。 何の製品なのかわからないのでこのくらいしか答えられないのですが、頑張ってください。

soulnight
質問者

補足

早々のご回答ありがとうございます。 自分なりに頭の中を整理していて返答の方遅れてしまいました。 補足といくつか質問させていただきます。 >しかし、ある程度の量が作られるのであれば、だんだん確からしい値になってきます。 発注があった個数を発注の度作り出荷しています。 発注がない月もあれば、ひと月に二度ある場合もあります。 個数もまちまちで、一回の発注が200から500という個数です。 製品は三種類あります。 >「原価」には光熱水費、労務費や保険料、本社経費、営業経費などは除いた単純な材料費とするのか? 今回は単純な材料費を計算したいと思っています。 >数量については、実際に使用されている数量を計ります。一つあたりを計測するよりも、まとまった個数で調べたほうが良いと思います。廃棄される数量もかならず計測します。 数量について悩んでいました。 例えば私の場合針金やビニールテープなどを使用しています。 いくつもの製品にどれだけ使用してたかわからないこれらの材料をどう計算していいのかわかりませんでした。 ただおっしゃる通り、他の材料に関してはまとまった個数はある程度出ると思います。 >製造過程で消えてしまう材料も計測するのかどうかも決めないといけません。これには、経費がまざっていたりするので、何を含めて何を含めなかったのかを明らかにしてください。 今回は製造過程で消えてしまうような材料は含めないつもりです。 このような補足なのですが、 特殊な製造品の為詳しく説明できず申し訳ありません。 単純な材料費(原価?)を出す計算式のようなものはあるのでしょうか? それぞれの材料の数量を1ヶ月なり3ヶ月なりでまとめて総仕入れ値を出し、 出荷個数で割るだけでいいと思ってたのですが合ってますでしょうか? 前述でも書いたとおり針金やテープなどはどのように算出したら良いのでしょうか? 的はずれな補足と質問でしたら申し訳ございません。 今一度助言をいただければと思います。 宜しくお願い致します。

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