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普通預金の利息の計算方法について
ある銀行では普通預金の利息の計算は次のようにすると書いてあります。 「普通預金の金利は毎日の最終残高について、毎年3月31日と9月30日の年2回、毎日の利率によって日々計算の上組み入れます。」 例えば金利は1%で一定とし、9月1日に1000万円預金したまま出し入れせず、9月30日になったとします。 単純に9月末の残高に対し、0.5%の金利で利息が付く(つまり5万円)のかと思ったら、もっと複雑なようです。計算式を教えていただけたらと思います。どなたかよろしくお願いします。
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もと銀行員です。私の現役時代(40年くらい前)は、手作業で利息計算していました。今はコンピューターでしょうが、内容は同じでしょう。1000万円は大きいので、説明し易く、1000円としましょう。以下、その日の最終残とします。例では、4/5に200円引き出したことで、その日には800円になりました。 3/31 ・・・ 1000円 ・・・ 5日間で ・・・ 5000 4/5 ・・・ 800円 ・・・ 20日間で ・・・ 16000 4/25 ・・・ 900円 ・・・ 28日間で ・・・ 25200 5/23 ・・・ 1200円 ・・・ 9日間で ・・・ 10800 6/1 ・・・ 700円 ・・・ 60日間で ・・・ 42000 7/31 ・・・ 500円 ・・・ 1日間で ・・・ 500 8/1 ・・・ 1500円 ・・・ 50日間で ・・・ 75000 9/20 ・・・ 1600円 ・・・ 9日間で ・・・ 14400 9/29 ・・・ 1000円 ・・・ 1日間で ・・・ 1000 9/30 決算 これで、183日間の累計が189900となります。仮に年利1%としますと、1日の利率は365分の1で、約0.00274%ですので、189900x0.0000274が利息金額となります。正確には 189900x(年利率)1%÷365(日)で、5円20銭余り(5.2027397・・・円)から税金を差し引いた金額が、9月30日に通帳に記入されます。
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- notnot
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銀行の文章をそのまま読むと、「毎日の残高について、1%/365 の利息が付いてそれが3/31と9/30に預金に組み入れられる」ということなので、30日間ずっと残高が1000万円なのだったら、 10,000,000x0.01/365x30の利息が付くんじゃないんですか? 0.5%ってどこから出てきた数字ですか? もしかして預金開始日が4/1の書き誤り?それだと、 10,000,000x0.01/365x(30+31+30+31+31+30) となるので、0.5%より少し多いと思います。
お礼
0.5%というのは半年に1回利息が付くという仮定だからです。
- stosh666
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まず、金利の考え方ですが、「1年間でつく利息」の利率と考えてください。 つまり、質問の中の例を使うと、年利1%とあれば、1年間1回も金利が変わらないとして、 09/01~翌年09/01までの1年間1000万円預金したまま出し入れせず、初めて10万円つくことになります。 年利が1%で1ヶ月だけ預けるとすると、実日数/365の分だけしか利息がつきませんので、 10000000 * (1 + 0.01[1%] * (29 / 365)) ということで、10007945.21、つまり7945円だけ利息が つくことになります。 でないと、期間を短く預金すればするほどトクという、銀行としては損な 制度になってしまいます。 また、毎日の利率によって日々計算の上組み入れる、とありますので、 実際は利息積数というものを毎日計算して(つまり先程の例を1日分ずつやってると考えてください)、 半年に1回元金に組み入れる、という事をやってると思えば いいと思います。
お礼
大変有り難うございました。 普通預金の金利計算方法について、こういう実際的で分かりやすい解説を書いた本は、本屋でも図書館でも見つかりませんでした。大変参考になりました。
お礼
大変明快でよくわかりました。 昔は普通預金は日歩で計算したとうろ憶えで聞いていたのですが、こういうやり方だったのですね。 有り難うございました。