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ジャンパイア

現在でも「審判の判定は巨人寄り」との声を時々耳にしますが、 1990年代、80年代と時代が遡れば遡るほど、 「巨人寄り」の判定が露骨だったと年輩の方々から聞きました。 それは単に、強い巨人への、 他の5球団(パも含めると11球団)のファンの妬みだったのでしょうか? それとも「巨人寄り」と疑われるような事実が多々あったのでしょうか? 当時の世論は、どうだったのでしょうか? ちなみに私は、現在の審判団の方々は、 非常にフラットな判定をしていると感じます。

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  • maxlimit
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回答No.13

No.12です。 今まで特に意識したことは無かったのですが、「ジャンパイア」は アウト,セーフ、ホームラン,ファール等、際どいプレイだけど スローで見ると、判定が間違っていた(当然巨人に有利)だと 漠然とですが思っていました。 No.4で書かれている回答も含まれると思うのですが、これは コントロールが良い投手に限られます。 ただ、江川投手の全盛期に西本投手がいたそうです。 この二人が毎年交互に開幕投手を含めていた時代も有りますが 正直なところ、リアルタイムで知っているわけでは有りません。 この様なコントロールが良い投手は、キャンプで審判が付いている時 ボールを少しずつ(1/4~1/3)ずらして、ストライクゾーンを広げたそうです。 この様なものを見ると、シーズンで絶対にストライクが欲しい場面で 「絶対にストライクを投げてくるだろう」と審判が想像することが 有るかもしれません。 その結果、多少ボール気味でも「ストライク」とコールする事が有り得るかもしれませんが これはかなり特殊な事です。 また、キャッチングでも審判が騙される事も有りますので、キャッチャーも 重要ですね。(これは、古田捕手が上手かったと聞いています) 巨人の対戦相手の投球が際どい時「ボール」の判定が多いのなら ある程度納得できますが、ファボールでなければそれ程意味がない気がします。 そういった意味では、1961年の日本シリーズ(野村さんがキャッチャー)の時 次の投球をサヨナラヒットにする事や ガルベス投手が際どい投球を「ボール」とコールされ、その次の投球を ホームランを打つ等は、大げさに言えば奇跡的です。 (凡打でも不思議が無いですからね) アウト,セーフなどは、スローで見ればある程度分かる事が多いですが ストライク,ボールは基本的に分かりませんので、巨人寄りの判定をしても 証明が出来ませんが、通常試合に大きな影響は少ない場合が多いと思います。 個人的には、アウト,セーフが基本で、ストライク,ボールも時々有るくらいの 印象でした。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

1961年の日本シリーズや、 巨人・ガルベス投手の例は、 極端な例かも知れませんね。 つまり、巨人に試合で負ける事によって、 こういう不満分子が爆発する訳で、 結局の所、勝てば全て丸く収まる訳ですから。 なるほど「ボール、ストライク」の判定で試合を大きく左右される事は、あまり無いですね。 一方で「アウト、セーフ」や「ホームランorエンタイトルツーベースorアウト」の判定は、大きく試合の流れを左右しますね。 大変、参考になりました! 再度の御回答、ありがとうございました!

その他の回答 (11)

  • maxlimit
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回答No.12

No.10です。 まず、「ホームランのときの守備妨害」は、判定というより判断ですし 今回の質問とは直接関係ないので、広げるのが間違いでした。 ガルベスがボールを投げつけたのは記憶に残っています。 あの時は、2ストライク後の投球をボールと判定され 次の投球をホームランされましたね。 あの年は、審判とガルベス投手の相性が悪かった年だった記憶も 有ります。 (今年は阪神のマートン選手が相性が悪かったですね) ストライク,ボールに関しては、極端な物以外テレビでは判断できませんが 微妙な投球は、ある程度仕方が無いのかもしれません。 (審判のクセも有りますしね) No.11のお礼に書かれている動画ですが、後に野村さんが言っていたのは 「ストライク(三振)なので、腰を浮かすのが早かった」と言っていました。 かのカメラアングルでは、多少低い気もしますが、捕球した後コールが有るまで 捕球体制を保っていれば、ストライクのコールが有ったかもしれないです。 この様な判定が多かったのなら別ですが、この一回だけで「巨人寄り」とは 言いにくい気もします。 また余談ですが、1978年の日本シリーズでの大杉選手の「疑惑のホームラン」は 後に「世紀の大ファール」と大杉選手が言っていたそうです。 動画サイトを調べてみると、誤審のシーンは多く有ります。 当然、巨人戦以外の物も多いですし、巨人が不利なものも多いので 「ジャンパイア」は、巨人ファン以外の人たちが思い込んでいる言葉なのでしょうね。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

ピッチャーと審判の相性って、本当にあると思います。 たまたま見る機会が多かっただけかも知れませんけど、 今年は巨人・沢村投手が、ことごとくボール・ストライクの判定に泣かされていたように思えます。 皆さんの御回答を読んでいますと、「ジャンパイア」と言われるのは、概ねボール・ストライクの判定が多いような気がします。 そういう意味では、No4様の御回答は、非常に説得力がありますね。 >「ストライク(三振)なので、腰を浮かすのが早かった」 >後に「世紀の大ファール」と大杉選手が言っていたそうです。 試合の流れを変えたあのプレー。 シリーズの流れを変えたあのプレー 後年になって、当事者の裏話を聞くのは、本当に面白いですね! こうして見ますと、誤審や疑惑の判定は、後に「名勝負」と言われるための、審判の演出なのかも知れませんね。 もちろん好まざる演出である事は、言うまでもありませんけど。 再度の御回答、ありがとうございました!

  • jyunkyuu
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回答No.11

またまたno.9です。 no.10さんが御指摘する阪神新庄の事例は、フェンスが数mあるハマスタですので、 バッターアウトとするのは無理がありました。審判が2塁打としたのは妥当な判定でした TVKで見ていましたのではっきり覚えています。 中日井上の例はまさにとろうとした瞬間でしたからねえ・・・ 阪急岡村の事例もTVで見てました(年がわかりますね)。当時岡村のブロックは球界一と定評がありました。その瞬間はだれがどう見ても土井が無謀な走塁をしたが岡村のブロックにはね飛ばされた としか見えませんでした。阪急サイドが激昂したのも無理なかったですよ。 翌日になって写真が土井の足がベールタッチしているのを証明しましたが、試合を中継していた日テレ のアナウンサーも「あんなのセーフにしちゃまずいよ・・・また巨人びいきの判定といわれちゃうよ・・・」 と、このプレーの後は奥歯にものの挟まったような気まずい中継に代わりまたねえ(笑) ジャンパイアとは異なりますが、その後、読売は汚ねえなあ・・・・と思ったのは、この一件を「巨人の星」のネタにして放送したことですね。阪急を日米親善試合の大リーグに置き換えていましたが、「こうやって子供を洗脳するのか・・・・・」つくづく読売のやり方に閉口したものです。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

阪神・新庄の打球は、角度的にもオーバーフェンスにならなかった感じがしますので、エンタイトルツーペース扱いは、極めて妥当な判定だったと思います。 話は変わりますけど、 阪急という球団は、日本シリーズにおいては、阪急側から見て、不利な判定を喰らっていますね。 色々調べた中でも、1978年の日本シリーズ。 相手は巨人ではありませんけど、ヤクルト・大杉選手の「疑惑のホームラン」は、象徴的な判定ですね。 巨人絡みの日本シリーズでは、 こんな事もあったんですね。     ↓ http://www.youtube.com/watch?v=PvC5PzepAjA ・・・で、その結果がこれですか?     ↓ http://www.youtube.com/watch?v=OQaYsYY6X-s 巨人寄りの判定? う~ん・・ ノーコメントでお願いします 笑 再度の御回答、ありがとうございました!

  • maxlimit
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回答No.10

No.7です。 あのキャッチャーは2塁走者が進塁するのを防ぐため冷静にボールを渡し、 審判にも説明していましたので暴力行為などは無いと思っていました。 キャッチャーも、走者があんなに上手くベースを踏んだとは思わなかったのは 分かりますので、確信が有ったのでしょうね。 翌日、新聞の写真を見て、納得した・・・ですね。 (そして、審判は良く見ているのも分かった) 所で http://www.youtube.com/watch?v=w7SynSAQbcw の様な試合が有りました。 最後の誤審は別にして、この試合も騒がれたと思いますが、中日が巨人だったとしたら 大騒ぎだったでしょうね。(それこそ「ジャンパイア」の大合唱です。) No.9の回答を見てhttp://www.youtube.com/watch?v=Jt8fc3Ena-s を思い出しました。(少し違いますが) これは、旗に当たっていなければホームランの可能性も有りましたが 個人ではなく、私設応援団が行ったのも問題ですが、審判が「お客さんの旗の妨害」と 言っていますけど、アウトではなく2塁打になりました。 ルールでは、お客さんの守備妨害でアウトになることも有りますが、審判が ホームランと判定してしまったのなら、それを覆すのは難しいです。 仮に、巨人が守備側で同じ事が起きたとしても、ホームランだった可能性も 有りますね。 それより、突貫工事で同じことが起きないようにした方が立派です。 最近では、ナゴヤドームのポールを長くするなどが有りましたが 再発防止が大切ですね。 Siori_Kasiwagiさんも書かれているように、この質問には明確な回答は 無いかもしれません。 前にも書いたように、巨人に有利,不利な誤審が有るのは確かです。 その中で巨人に有利な判定には、他の球団のファンが過敏に反応し 「ジャンパイア」と言う言葉が出来たのかもしれません。 (巨人戦以外でも誤審は有りますけど) その要因の一つには、巨人が強いので「妬みだ」は表現が強いかもしれませんが それに近い感情も有るのかもしれませんね。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

御紹介頂いた、動画を2つ拝見しました! 最初の動画は、明らかに3つのプレー全部、誤審ですね。 しかも優勝争いの真っ只中のゲームでの立て続けの誤審は、いただけないですね。 橘高さんはねぇ・・ 誤審が多・・・ 私が遥か子供の頃に見たシーンで、 外国人の投手(巨人のガルベス?)が判定を不服として、審判にボールを投げ付けたシーンを覚えてます。 その時の球審が、のちに橘高さんだと分かりました。 新庄選手の幻のホームランには笑いました! ああいうのを「贔屓の引き倒し」って言うんですかね 笑 しかも3塁打だったのに、2塁にまで戻されて(爆) 楽しい動画をありがとうございました! 再度の御回答、ありがとうございました!

  • jyunkyuu
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回答No.9

続投すみません。no.2です。 当時も、さすがにあからさまに露骨な判定は少なかったです。しかし、ちょっと小首をかしげたくなるような判定はそれこそ毎試合のようにありましたね。それが圧倒的に多い読売びいきの観客に流されて表面化しなかったということも言えます。 一例をあげるなら、1976年のGWの後楽園球場での読売対中日戦。レフトの井上弘昭がフェンスに手をかけジャンプして飛球を捕ろうとしたところ、あろうことか読売ファンの観客が井上のグラブを押しのけてホームランにしてしまいました。さすがに井上も怒り、与那嶺監督が猛抗議。当然守備妨害でバッターアウトとすべきところなのに、観客に対して注意を促す場内放送を行うだけで本塁打として試合は再開されてしまいました。 GWで超満員、まして当事者は子供ということもあり、これ以上話を大きくしても仕方ないと中日が大人の対応でその場を収めたといったところでした。審判が毅然と守備妨害と判定すればそれで済んだだけのことなのですが・・・・・  さすがに読売側もこれはまずいと思ったのでしょう。何とその日のうちに突貫工事で外野のフェンス際に網を張るとともに監視員を配置してフェンス際に観客が来れないような措置をしました。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

>ジャンプして飛球を捕ろうとしたところ、あろうことか読売ファンの観客が井上のグラブを押しのけてホームランにしてしまいました。        ↑ このような場合、公認野球規則では、バッターアウトを宣告されると記憶しておりますが・・・ 与那嶺監督の猛抗議も当然ですね。 >観客に対して注意を促す場内放送を行うだけで本塁打として試合は再開されてしまいました これは相当、極端な判定なのでしょうけど、 あまりにも酷いジャッジですね。 色々、プロ野球の動画を見てますけど、 以前は、外野フェンスが低いスタジアムが結構多かったんですね。 フェンスを乗り越えて、グランドに乱入するお客さんも居たみたいですね。 当時は勇気のある?お客さんが多かったんですね 笑 再度の御回答、ありがとうございました!

  • maxlimit
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回答No.7

土井選手のホームスチールの写真は、ある意味奇跡と言っても良いくらい バッチリとした写真ですよね。 今の技術であれば、テレビのスロー再生で足が先に入っているのが分かったかも しれませんが、1969年頃では、あれが限界だったのかもしれません。 また、カメラも少なく、キャッチャーが2塁に送球,3塁ランナーが走っているのを見て バックホームも1台のカメラで追っていますので、ホームを踏んだ瞬間は 写っていないかもしれないです。 巨人は、抗議をしても判定が覆ることは無いので、基本的に抗議は しなかったと聞いています。(確認程度は有ったと思います。) この様なことも、「巨人寄りの判定が多い」と言われる理由かもしれません。 書くと長くなるので省略しますが、ストライク,ボールに関しても、色々な事が 有ります。 巨人が勝利目前で、ストライクと思える投球をボールと判定され 次の投球をホームランを打たれ、負けた試合も有りました。 (動画が有れば話が早いのですが、見つかりませんでした) このような質問は色々な意見が出ると思いましたが、やはり二つに分かれましたね。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

こんばんは^^ 本当に土井選手のホームスチールのプレーは、 カメラマンも、そして何より球審が良く見てましたね! No3様の回答を読んで、色々調べましたけど、 動画には映ってませんけど、あの後、キャッチャーが猛抗議をして退場になったみたいです。 無理ないと思います。 キャッチャーは完全にブロックしていたと思ったでしょうから。 >このような質問は色々な意見が出ると思いましたが、やはり二つに分かれましたね。 予想通り、真っ二つに分かれましたね 笑 ある意味、正解の無い質問ですので、 私見が入った御回答も大歓迎です! ご回答頂き、ありがとうございました!

Siori_Kasiwagi
質問者

補足

これより、御回答される皆さんへ 質問者の都合上、「お礼」は、明日の朝以降になってしまいますが、 それでも宜しかったら、沢山の御回答をお待ちしております♪ よろしくお願いいたします!

回答No.6

1つ聞いたことがあるのは「長嶋ジャッジ」というもの 長嶋がサードの守備についてサードゴロをさばいて1塁がきわどいときはすべてアウトにするという暗黙のルールがあった 最近も見ていても「この審判絶対ここのチームのファンだろ」みたいな判定をする時もあります 相手チームの投手が投げた投球はボールなのに こちらのチームが投げたボールは同じコースでストライク取りまくったりとか… ただ当時セ・リーグには平光さんという審判が居ました 彼は公平だったと思いますよ 今はジャンパイアよりもハムパイアが目立つ気がするんですが…

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

こんにちは^^ >長嶋がサードの守備についてサードゴロをさばいて1塁がきわどいときはすべてアウトにするという暗黙のルールがあった すごい暗黙のルールですね! 相手チームにとっては、堪ったものじゃありませんね 笑 確かに、アマチュアの審判は元より、プロの審判でも、好守備やキレのいい球を投げると、勢いで「アウト! ストライク!」と言っている場合を多々見掛けますね。 平光さんの画像を拝見しました。 ロマンスグレーの素敵な「オジ様」ですね♪ >今はジャンパイアよりもハムパイアが目立つ気がするんですが… ハムパイアが存在するにも関わらず最下位w 情けない~~~ 笑 ご回答頂き、ありがとうございました!

  • mackid
  • ベストアンサー率33% (2688/8094)
回答No.5

>それとも「巨人寄り」と疑われるような事実が多々あったのでしょうか? いいえ、そうではなくて「そう見えた」のでしょう。 当時は巨人戦しか中継がありませんでしたから、両チームに1度ずつ有利な誤審があったとしても、一年間見ていると巨人に130回有利な誤審を見せられ、他球団が有利な誤審は各球団26回しか見ていないわけで、圧倒的に巨人が有利なように錯覚するのです。 要するに審判が「下手」なのです。巨人だけ大きく報道されたりアンチ巨人が騒いだりするだけで、他球団の試合でも疑問に思える判定が毎日たくさんありますよ。それは今も昔も変わりません。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

こんにちは^^ 1980年代当時は、1カード26回戦制なので、130試合。 なるほど、当時のテレビ中継は、ほとんどが巨人戦中心だったのですね! なので、「巨人有利」の判定をより多く目にする。 対して、巨人の相手が有利な判定は巨人戦でしか見られない。 錯覚だったという事ですね。 当然、巨人が絡まない対戦カードでも、誤審が生じていた訳ですけど、 テレビで放映されていないので、あまり話題・問題にはならない。 何となく納得しました! ご回答頂き、ありがとうございました!

  • uniquepro
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回答No.4

間違いなく巨大球団寄りの裁定はあったと思います。後述する審判団の練習のための各球団春のキャンプ帯同も、巨人キャンプへの参加者数が一番多かった(これは、気候のいいグアムキャンプをしていた時代ですが。ということで理由は分かるでしょう)時期もありました。 むしろ現在の審判団は、組織上日本プロ野球機構の中で”球団”や”選手(選手会)”と同格の別組織、という構成なので、特定球団の干渉の余地が少なくなっているのも事実です。 昔の審判は、元プロ野球選手の転身が多いため、その分だけ古巣との関係性が疑われるケースが多かったわけですが、現在はまさに”職業審判員”として、当初から審判として採用される人材の方が増えてきたため、かなり厳格なジャッジメントが出来ています。 ただ、審判の裁定能力を鍛えるのはどこかと言われれば、今も昔も”プロ球団の練習・キャンプ”なわけで。現在の各審判の判定のブレ(特に統一し切れていないストライクゾーン)は、帯同する各球団春のキャンプでの、それぞれの投手陣の技量にも原因があると見ます。 コントロールに優れた投手を見慣れた審判は、かなりストライクゾーンを正確にジャッジメント出来ますが、例えば外角寄りのボールを得意にする投手のジャッジばかりをしていると、自然と外角に甘いジャッジをシーズン中もしてしまう。 実はこれ、投手側から審判を上手く”誘導”する手段だと、かつてテレビ番組で”日本の精密機械”こと、元ロッテ・小宮山悟投手が語っていましたね。いかに自分が投げる(ストライク・ボールがギリの俗に”クサい”投球)ボールを審判にストライクと採ってもらうか。キャンプ初日から徐々に外寄りに外し気味の投球を繰り返して、審判にいちいちストライク・ボールを聞くことで、結果的に自分の得意球種のストライク率を上げていく、と。 当然、多くの審判を帯同させた球団からは、その球団の投手陣に合うジャッジメントを”無意識に”仕込まれ、結果的にそちらに有利なジャッジをする、というのはあります。 特定球団寄りというより、むしろ特定の投手に有利・不利なジャッジメントが出てしまう1つの原因でもあります。それをもって不公平だ何だと批判するのは愚の骨頂。そもそも審判の判定は絶対です。たとえ打者の背中を通すクソボールでも、球審がストライクと言えばストライク。本来はこのくらい当然なのですが、チーム・選手側が観客以上に判定に不満・ケチをつけ始めたものだから、すっかり審判は腕がない、という評価に落ち着いてしまった。今でこそ5分の制限時間付きの抗議ですが、判定への抗議を受けたら即退場、これでいいのです。審判はそのくらいの強権を持ってしかるべき。試合の最終的な裁定者は、グラウンドにいる4~6名の審判ですから。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

こんにちは^^ 斬新な切り口での御回答、大変参考になりました! そうですね。 審判の裁定能力を鍛えるのは、”プロ球団の練習・キャンプ”ですので、 審判の参加者数の一番多かった巨人の投手に合わせたストライクゾーンをシーズン中に採用する審判が必然的に多くなるという構図ですね。 小宮山投手の「投手側から審判を上手く”誘導”する手段」という話も大変、興味があります! 仰る通り、野球に限らず、他のスポーツ競技でも、 審判の判定は絶対ですので、あまり私達、外野(ファン)が、とやかく言うのは良くないと分かっていても、 「う~ん 納得いかない・・」という試合も多々あるのは事実です。 笑 ご回答頂き、ありがとうございました!

  • maxlimit
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回答No.3

以前、審判に関してテレビ見た話です。 誤審は、今も昔も有るのは事実ですが、巨人に有利な誤審が 大きく取り上げられる傾向があるようです。 特に、1990年代(それ以前)は、テレビの中継は巨人戦だけでした。 実際には、巨人に不利な誤審も有りますがそれはそれ程騒がれず 巨人に有利な誤審が騒がれる感じです。 また、スポーツニュースなどで巨人戦以外のダイジェストが放送されますが 時々誤審も含まれています。 しかし、この様な誤審は全くと言っていいほど話題になりません。 理由の一つとして、巨人は誤審に関しての抗議が少ないのも要因だそうです。 例えば、2008年の日本シリーズでは http://www.youtube.com/watch?v=OW2-brHq9Fs が有名(?)てすが、抗議はしていません。 (他の球団なら、監督が飛び出して来るのが普通かも・・・) また、1969年の日本シリーズで、ホームスチールの判定で揉めた事が有りました。 http://www.youtube.com/watch?v=bOaodawhft0 これは、リプレイ映像で見てもアウトに見えたらしいですが 次の日の新聞に http://image.space.rakuten.co.jp/lg01/02/0000153302/06/imgf6db24cdzikczj.jpeg が載り、判定が正しかった事が証明されました。 偶然撮られた写真ですが、この写真が無ければ「誤審」と言われていたと思います。 No.2で書かれている「王ボール」に関しても、当時のピッチャーが話していましたが 「王さんが見逃すのならボールかも」と納得していたそうです。 当然ですが、際どいボールが全てボールになった訳ではなく、ボール気味に見えるボールを ストライクとコールされる事も有った様です。 (当時のピッチャーが言っているので、間違いないでしょう) 余談ですが、展覧試合の長嶋選手のサヨナラホームランは、当時のフィルムを 今の技術で修復して、完全にホームランだった事が確認されています。 巨人に有利な誤審が有るのは事実ですが、巨人に不利な誤審も有ります。 しかし、審判が巨人寄りになっている訳ではない様ですね。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

こんにちは^^ 2件動画を拝見しましたが、 2つ目の土井さんのホームスチールは、完全にアウトに見えましたが、 3つ目に貼って頂いた画像を見ると、完全に足が入ってますね。 これは、ある意味、カメラマンの大ファインプレーですね! そう言えば、巨人の首脳陣が強硬に判定に対して抗議しているのを、あまり見た事がありません。 なるほど! 強硬に抗議しないから話題に上がらない。 問題にもならない。 なんとなく納得しました。 ご回答頂き、ありがとうございました!

Siori_Kasiwagi
質問者

補足

御意見が賛否、真っ二つに分かれていますので、 お礼のコメントも慎重に言葉を選んで書かなくてはなりません。 なので、今回の「お礼」は、少し遅れ気味になります。 御容赦下さいませ。

  • jyunkyuu
  • ベストアンサー率40% (54/133)
回答No.2

読売V9、ON全盛期というセリーグ暗黒時代を小学生時代に経験している中年のオヤジです。 読売寄りの判定?そりゃひどいもんでしたよ。 典型的な例が王ボールと長島ボール、この2人が臭いコースを見逃すと必ず判定は「ボール」 ONほどの打者がストライクを見逃すはずはない。と審判がすでに萎縮しちゃってるんですね。 この時代、セリーグでも対読売戦以外は1試合平均8千人というところ(私の記憶の中だけにすぎませんが、1973年10月、阪神がマジック1となった時の中日戦(中日球場)で、初めて読売からみのカード以外で球場が満員(35,000人)となるのをみました。GWでも満員ということはなかったですね)。一方、後楽園はいつも満員。とにかくセリーグは完全に読売中心に回っていました(今でもそうですけどね)。 審判含めてリーグ関係者全員が「なに、読売が勝ってりゃそれでいいのよ、その方がお客さんが入るでしょ」 と考えていましたから。 展覧試合の長嶋のホームランも本当はファールだったという話があります。(それ以前に、天皇陛下には当時プロ野球の最高の試合を見せるべきであり、間違いなくそれは西鉄対南海戦でした。読売が自社の宣伝にまんまと皇室を利用しただけのお話です)。 新しいところでも平成2年の開幕戦の篠塚の疑惑のホームランが有名ですね。 ということで、読売よりの判定がセリーグの「お約束」となっていたわけです。ひどい時代でした。 まあ、1950年から1979年までの25年間で読売以外が優勝したのはわずか5回でしたからね。

Siori_Kasiwagi
質問者

お礼

こんにちは^^ >典型的な例が王ボールと長島ボール、この2人が臭いコースを見逃すと必ず判定は「ボール」 ONほどの打者がストライクを見逃すはずはない。と審判がすでに萎縮しちゃってるんですね。 「王ボール」、「長嶋ボール」の話は、 年輩の方から聞いた事があります。 試合をコントロールするべき審判が、 いくらスター選手と言えども、選手に貫禄負けしてしまうとは情けない話ですね。 巨人V9以前のプロ野球界の雰囲気は、書物などを読み漁って、巨人中心に回っていたのは、何となくですが読み取れます。 だからと言って、巨人有利の判定をしてもいいと言う理屈は有り得ませんね。 あくまでも審判は中立・公平であって欲しいと思います。 夜分遅くに御回答頂き、ありがとうございました!

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